2008/01/29

debut!

念願のIKEAに行きました。1月23日(水)の日の出来事。

この日、ham君は夜間作業がある為、私たちは2人とも朝にホテルをチェックアウト。そのまま私だけホテルに滞在し、ham君の仕事終了を待つという方法もあったのですが、「東京に来るならおいで!」と常日頃、温かい言葉をかけてくれる親戚宅で、お言葉に甘えて、一晩お世話になることにしました(叔父が華香ママの兄)。東京に行く前、自宅から電話にてお願いをしている時から叔父も叔母も歓迎の意を示してくれ、叔母に関しては23日(水)の午後、仕事が終ったら直ぐに私と落ち合って、IKEAでの買い物に付き合ってくれるとのこと。忙しい合間を縫って出てきてくれるなんて、嬉しい限りでした。

私はホテルをチェックアウトして、そのままIKEAに直行。叔母が来るまで少々時間がありましたから、独りお店をぶらぶらした後、読書をしながらランチを取りました。美味しそうなメニューが並ぶ中、サーモン系のディッシュにばかり目を奪われ、大人気のミートボールを食べなかったのは本当に残念でした。しかし、もうじき神戸にも店舗ができるとのことですから、ham君と一緒に行って、今度こそはミートボールにチャレンジしてみたいです。

初めて私がIKEAを知ったのは、一昨年のオーストラリア旅行でのこと。高校時代にお世話になったホストファーザーであるF-Dadが、「akou、知ってるかい?最近、オーストラリアではあちこちにIKEAが出来て、ものすごい人気なんだよ(F-Dadはアイケアと発音していましたので、私は長い間アイケアだと思っていて、同僚に笑われました…)。IKEAはスウェーデンの家具屋さんで、それはそれは広い店なんだ。自分の欲しい家具が見つかったら、そのキットを持って帰って組み立てるんだ。手間はかかるけれど、その分、お値段も手ごろで、お父さんなんかはとても良くできた仕組みだと思っているんだよ。」と話してくれたのを思い出します。そのF-Dadの話にあった通り、ショウルームに並んでいる家具のお値段を見ると絶望的に高いわけではなく、現実的。もっと早くにIKEAの存在をしっていたらな…と何度思ったことでしょう。「あれも良いな…、これも素適」と、心の中でつぶやくことしばしば。現在、我が家では照明器具を探していますので、特に照明のコーナーでは悩ましい葛藤を繰り広げました。非現実的な値段ではなくとも、しかしインテリアとなれば、値段も物理的な大きさも、そして、夫婦の趣味も絡む、大きな買い物です。夫のham君に相談しないわけにはいかず、「ああ、早く神戸にお店ができないかな…」と開店を待つことに決心し、今回は鑑賞のみで我慢を…。

…するはずだったのですが…、小物を何点か購入してしまいました。先ずは、どうしても買わずにはいられなかったこの一品!そして、またしても増えた「ねずみグッズ」です。少々リアルですが(特に尻尾の辺り)、手触りが最高で、なんとも気持ちの良いこと!とても気に入ってしまいました。もちろん!愛する夫!ham君への贈り物です。帰りの新幹線の中で贈呈しました。二日間、不眠不休で働いた後、私からのラブリーな贈り物を手渡されたときのham君、このときの彼のリアクション、彼を良く知る皆さんなら想像つきますよね!?

左の品物はブランケットなのですが、これがすごい!究極に引かれて思わず隣にいた人(←もちろん他人)に「すごいですねぇ…」と話しかけてしまいました。関西のおばちゃん、丸出しです(苦笑)。何がすごいのか、それはブランケットの上部に切り込みがあり、この両端にマジックテープが縫い付けられているのです。すなわち、首からホルターネックの様にかける仕組みになっています。そして足元は袋状になっており、座ってその中に足を入れて暖が取れるように工夫されています。ところが、この品物KIDS用、私の目測が甘く、と言うか、かなりの希望的観測の元で購入した為、私が足を入れると少々厳しいものがあります。そこで残念ではありますが、今後この袋は分解して改良を加えようと思っています。因みに手を出す穴もついていますから、ソファで寛ぐときなどにはまさにもってこいのアイテム。また、邪道な使い道かとは思われますが、眠る時に肩が冷えてしまう私、これを肩から被って寝れば肩は冷えないし、又、毛布代わりにもなります。良い買い物をしたものだと、我ながら満足です。これを見て「へぇ」と気の無い返事をしていたham君、私は知っています。私の知らない間にこっそり使っていることを…。

そんなこんなふうに、小物たちの魅力に惹かれつつお買い物を楽しんでいると、叔母からメールが。広い店舗の中を、むやみやたらに歩き回っていた私、叔母に自分の所在地を伝えるのに一苦労しましたが、何とか見つけてもらい、無事に至福の時、ティータイムを迎えることができました。私はチョコレートとナッツの濃厚なケーキを、叔母はセムラ という、スウェーデンの伝統的なお菓子をそれぞれ堪能。私も一口、叔母のお皿からムサカを頂きましたが、フワフワのパン生地にはさまれたクリームの程よい甘さが印象的で、美味なお菓子でした。

こうして素晴らしく楽しい時間を過ごした私たち2人、叔母の住むアパートに帰ろうと外を見るとまだまだ降り続く雨…。そして傘のない私。叔母の傘に入れてもらうには少々、荷物が多すぎて、傘も一本、購入することになりました。雨降りプライスでお手ごろ値段になっていたのは歓迎すべきことでしたが(ビニール傘と変わらない値段にはビックリ!)、しかし…大きい。この大きさなら濡れる心配は全く無用ですから、私はむしろ欲しかったですが、この巨大傘を見たときのham君の挙動が気に係り…。しかし、傘無しでは帰れませんでしたから購入に至りました。もちろん、この傘をham君が初めて目にしたときの呆れ顔は史上最高のものでしたが、なんと!東京からの帰り、私たちが住む地域では深々と雪が降っており、最寄の駅から私たちが住むアパートまで、巨大傘のお世話になりました。ham君も感謝をせずにはいられなかったようです。

清澄庭園

常宿となりつつある『コンフォートホテル東京清澄白河』 から歩いて数分のところに『清澄庭園』があます。何度も宿泊しているのに一度も行ったことがありません。時間があっても天気が悪かったり、季節がイマイチ だったり、他に行きたい場所があったりと、機会に恵まれませんでした。又、「次回も泊まるだろうから…そのときに行けるだろう」という安易な気持ちも行く 機会を逃していた理由の一つだと思います。この様子だといつまでたっても行けそうにありません。ですから今回の旅では、季節が今一つであることは否めませ んが、思い切って出かけることにしました。

kova ちゃんと、その愛娘のYちゃんと楽しいひと時を表参道で過ごした後、ホテルへ帰る前に立ち寄りました。最初のうちはさほど寒さを感じませんでしたが、徐々 に足が冷え、庭園内のベンチに座ってゆっくりと景色を楽しむという、のんびりとした散策は残念ながらできませんでした。しかし庭園を一周する中、その細や かな美しさは目を楽しませるには充分でした。

エ ントランスで切符を購入し、飛び石を伝って庭園内に歩き入ると、正面に咲き誇る花。寒い中でもグッと首を持ち上げ、誇らしげに咲いている大輪の花が私を出 迎えてくれました。白と淡い桃色の大きな花々。牡丹の一種でしょうか、余りにも綺麗で眺めることに一生懸命で、名前を見てくるのをすっかり忘れてしまいま した。

庭園は大きな池を一周歩いて回れるようにできていました。この様な庭園の造り方を「回遊式築山山水庭園」と呼ぶそうで、江戸時代の大名庭園に用いられたのを皮切りに、明治へと受け継がれ、『清澄庭園』の完成を持ってこの手法も完成をみたとされているようです。

私が『清澄庭園』を訪れたかった理由の一つに、この庭園の土地の一部が、江戸時代の豪商、紀伊國屋文左衛門の屋敷だったという言われがあると知ったからです。 私は紀伊國屋文左衛門について多くの知識を持つわけでも、傾倒しているわけでもなんでもないのですが、TVの時代劇で耳にする名前の人物が、実際に存在した痕跡を訪 ねてみたいという、若干ミーハー的な要素がないとは言い切れない、そんな程度の理由です。それでも歴史の一旦を垣間見たように思い、何となくロマンを感じてしまうのは私だけでしょうか。

も う一つ理由があるのですが、それは松尾芭蕉の歌碑があるから、というもの。これまた、特に私が松尾芭蕉に傾倒しているわけでも、松尾芭蕉についての知識が 豊富であるからでも、私が俳句を詠むからでもありません。昨年末に永遠の旅に出た祖父が、松尾芭蕉の師である北村季吟について、ある理由から非常に勉強を 積んでいましたから、今となっては会えなくなった祖父に近付ける気がして、行ってみたいな、と思ったのです。清澄庭園にあった松尾芭蕉の歌碑はかの有名な 「古池や かはづ飛び込む 水の音」のもの。もともとは隅田川の岸辺にあったものらしいのですが、護岸工事の際に移されていたものだそうです。

「ジャ ブジャブ池」と言うらしいのですが、周遊できる池には競りだす様に建てられた建築物がある他、東屋が設けられていました。又、池周辺に形良く立つ松の木々 には、丁寧に雪避けが施されており、お正月に金沢で訪れた兼六園を思い出させる場面が多々ありました。兼六園も素晴らしいお庭でしたが、全国的に有名な為 でしょう、人の出足が多く、のんびりとお散歩をするといった雰囲気は少なかった印象があります。それに比べると清澄庭園は、独りぶらぶらと心行くまで歩き 回れる、静かで落ち着いた場所だと思いました。

私 が庭園を訪れたのは、雪こそ降ってはいませんでしたが。底冷えのする寒い寒い日でした。足を止めてゆっくり見て回ることはできませんでしたが、その代わ り、あっちのわき道、こっちのわき道と、行き止まりであろうと、道がある限り歩いて見て回りました。そんな折、あるわき道の行き止まりにとても美しいお地 蔵様が。今回の東京訪問で、どこか一カ寺、お寺参りをしたいと思っていましたが、時間が取れずに断念していました。たまたま訪れた庭園の、たまたま入った わき道で、お地蔵様にお出会いした、偶然と言えばそれまでですが、巡り合わせということも言えるのではないでしょうか。お地蔵様の前で手を合わせ、心静か なひと時を頂戴しました。

お参りをして、その後も池の回りをそぞろ歩きつつ、庭園の終焉を目指していると、最後の最後に、素晴らしい橋と、灯篭に出会いました。

そ の橋というのは、右の写真でおわかりいただけるでしょうか、一枚石を二枚組み合わせて作られたものでした。シンプルで繊細な中にも壮大さが滲み出ているよ うに感じました。水に濡れていて、いかにも足を滑らせそうな雰囲気を醸し出していましたから、一歩一歩気を配りながら渡りました。意外に滑ることはなく、 安全のうちに渡り終えることが出来ました。この様な大きな長い一枚の石が二枚もあること自体、自然の偉大さを思わずにはいられませんが、これを橋にしてし まう贅沢さと思考には純粋に驚きました。

さ て次に、灯篭とは…。嗚呼、どうしてでしょうか…。私は、どうしても、この様な形態というか…、形状というのか…、この様な形に、とてつもなく心惹かれて しまいます。自分でも少々おかしいのではないだろうか…、と思う時がある程に心奪われてしまいます。灯篭の一番上に乗っている石、左写真の矢印が示してい るような…、がその形なのですが、なんと形容したら良いのでしょうか…。本来は飛ぶはずもない固く重い物体なのに、ふんわりと、まるでそよ風にたなびくよ うに、そして、流れるかのように尾を引く様、とでも言うのでしょうか。このやわらかく美しい曲線、そして、その曲線が終焉する様子を心の底から美しいと 思ってしまいます。その美にまさか!清澄庭園で出会えるとは!心躍る一瞬でした。

最後に「ねずみグッズ」。
私のお気に入りのうちの一つ。
私がham君に贈った携帯のストラップの一部でした。
ストラップにはねずみ君の他にチーズ等が付いていて
ストラップの役割を果たさなくなった時に
それらの付属品とはサヨナラしたのですが
どうしても、このねずみ君だけは捨てられず
未だに自宅の洗面所に鎮座されています。

読書

私は旅行に出かける際、本は必ず携帯して行きます。あれもこれもと荷造りの最中に書籍を選んでしまい、ham君に「持って行く量を考えてね」と窘められるこ ともしばしば。旅の途中の電車の中や、ホテルの窓辺で、カフェで、じっくりゆっくりと読書したいと思ってしまうのです。とは言うものの、言う程にはその様 な時間は多くはなく、持って行った本を全部読破して帰ってくることなど、今までにあったためしがありません。

今回の旅行も例外ではなく、旅先だった東京でも 読書はしました。旅行バックに忍ばせた本は2冊。「浅見光彦シリーズ」の『蜃気楼』と、随分と以前にirisjentaちゃんに紹介して頂いた、須賀敦子氏の『トリエステの坂道』(『トリエステの坂道』は書店で探していたのですが、「取り寄せ」になる一冊だった為、なかなか手に入れることが出来ませんでした。ところが、念の為と近所の図書館で調べてみると、なんと!あっさり見つかりました)。荷造りの段階で、たぶん1冊だって読みきってしまう時間は取れないだろうな…との予想はあったのですが(何分、私は読むスピードが遅いですから…)、今回はham君の助言も空しく、誘惑に負けて2冊も持って行ってしま いました。鞄の中に本が入っていると、私はなんとはなしに心躍るのですが、皆さんはそんなことありませんか。そして…結果、結局、やはり1冊でさえも読み きることはなく、自宅に辿り着いたのでした。

そんな東京旅行を終えて帰宅してから今日までの間、読みかけだった本を紐解いたのをきっかけに、まるで活字に飢えていたかのように、とっかえひっかえ読書を してしまいました。前述の通り、決して満足行く程とは言えないまでも、東京でも読書はしていましたから、そこまで活字が恋しかったわけではないのですが…。なぜでしょう。春に向けて!?急に本の虫が騒ぎ出したのでしょうか…。

読書の合間に、いとこのAちゃんを訪ねたり、テニスの仲間とのお食事会に参加したりと、多少は社交的な行動をとった日もありましたが、それ以外は文字通り自宅に籠もり、本とニラメッコ。合計、6冊、うち1冊は517ページもある大作を読みきり、図書館で借りて来た本も底がついてしまいました。

いくら本が好きな 私でも、こう次から次へと留まるところを知らずに読んでしまうことは稀で、正直ビックリ!あまりにも本の世界に入り浸ってしまい、現実の時間の流れについていけていない感じがしている現在です。

読んだ本の殆どが、ご覧になってお分かりのように「浅見光彦シリーズ」で、ミステリー小説です。しかし最後に読んだ一冊だけは、少々趣向の異なる本でした。須賀敦子氏の『トリエステの坂道』。 須賀敦子氏、ご自身の過去を紐解いて綴られたエッセイでした。若くしてイタリアに学び、イタリア人男性と結婚、最愛の夫との死別、そして母国日本への帰国。その後も縁が続く亡き夫の家族とのやり取り。かつてご自身の過ごされたイタリアを、そこでの日常を、最愛の夫とその家族との日々、これらが丁寧に、また、選 りすぐられた日本語で語られていました。1ページに収められた文字数も多く、一見で圧倒されてしまいそうな1冊なのですが、読み始めると須加敦子さんの言葉の一つ一つにまるで吸い込まれるようにして、文字通り、あっと言う間に読み終わってしまいました。感想は…と書きたいところですが、あまりにも濃厚で層が厚く、とても言葉にはできない、と言ってしまえば逃げるようですが…、これが正直なところ。読み終えた後、心が空洞になり、分けもなくじんわりと涙が出て来る、そんな本でした。この 様な本に出合えたのは本当に久し振りで、ご紹介頂いたirisjentaちゃんにはとても感謝しています。是非、手元に置いて何度となく読み返したい一冊です。

「ねずみグッズ」。
キーカヴァーとでも言うのでしょうか。
カピバラさんグッズの一つです。
前回?前々回?東京を訪れた際に
コンフォートホテル隣のファミリーマートにあるガチャガチャ
この中にカピバラさんグッズを見つけてしまい
散財する運びとなったのでした。
といっても、大した額ではありませんが…。
しかし、こうやって塵は積もって山となる…。

2008/01/24

ホテル周辺と、ホテルの部屋から

東京に行くと、いつもお世話になるのが『コンフォートホテル東京清澄白河』。ビジネスホテルですから、もちろんラグジュアリーな雰囲気をもとめることはできませんが、非常にシンプルで且つ機能的なお部屋の構造で過ごしやすい他、とても清潔です。又、お値段がリーズナブルな上に、朝食バイキング付きと、我々の懐には非常に有難い限り。加えて従業員の方々は皆さん親切でサービスもヨシ!そんなわけで、我が家の旅行でこのホテルの使用頻度は高く、特に東京ではここが常宿になりつつあります。

ホテルはとても細く、そして高い建物です。今回はその10階での滞在となりました。10階には何度か宿泊したことがありますが、部屋の窓からの眺めは素晴らしく、私のお気に入りです。今回upするものは夕暮れ時の写真ですが、夜景は特に素晴らしく、街全体がイルミネーションのようで、つい時間を忘れて眺めいってしまいます。そして、その灯の一つ一つに生活があるのだな…と思うと見飽きることなく、空想に耽ってしまいます。

清澄白河のコンフォートホテルを利用する度に気になっているのが、ホテルの真向かいにある建物。一階部分にはエントランス、自転車置き場の他、バーがあります。2階より上はどうも居住スペースの様な感じがするのですが、一体、この建物はアパートなのでしょうか。建物自体の色、屋上の広さ、窓枠の感じ、ベランダの格子など、そのどれもが私の目にはとても感じ良く映ります。決して新しい建物ではないと思いますので、アパートだったとしたら、部屋の間取りは現代の生活様式にはマッチしていないかもしれませんが、「こんな建物に住んでみたいなぁ」と毎回思います。

では、「ねずみグッズ」。
前回、ご紹介したカピバラさんを購入する時
一緒に手に入れた一冊。

2008/01/22

オーガニック・レストラン 「広場」

MoMA Design Storeでショッピングを楽しんだ後、一路ランチへ。今回もkovaちゃんにチョイスしてもらいました!いつもありがとう。今日は落合恵子氏が主宰する、まさに女性・ママ・キッズの為のお店『クレヨンハウス』のB1にある『オーガニック・レストラン 「広場」』に行きました。小さい子供を連れていると、どうしても外食は疎遠になりがちかと思いますが、ここは子供が少々ぐずっても気兼ねなくお食事を楽しめるように配慮されています。又、「こども優先」という張り紙がテーブルにあり、子供連れでない人にも、子供が泣いていても微笑んで見ていられるような雰囲気作りがされていました。今日観ていた限りでは、ここに子供連れでお食事に来ているママたちは素晴らしく、子供を”自由”(放ったらかし、と読む)にしておいて、自分だけ楽しむという種の方は見受けられず、子供も自分も楽しむという姿勢が感じ取られ、好感が持てました。そのようなお店のムードだけに留まらず、お料理も逸品揃い。どれもこれも美味しく仕上げられていました。バイキング形式だったのですが、お料理の横には必ず原材料が書かれてあり、アレルギーを持った方への気遣いが見受けられました。この表示を見ていると、どれも格別に難しいレシピというわけではなく、「一度作ってみようかしら」と思える内容で、主婦には有難いものでもありました。とても楽しく、又、美味しいひと時を過ごすことができました。ありがとうkovaちゃん、Yちゃん!

「ねずみグッズ」。
人気の『カピバラさん』。
ご存知の方も多いかと思いますが
今、日本では、色々とグッズも増えて
売り場、所狭しと販売されているキャラクターです。
こう言ったらなんですが、私、かなり初期に買いました。
だって、カピバラって世界最大のねずみなんですもの。

MoMA Design Store

表参道はMoMA Design Storeに行きました。11時にMoMA Design Storeの入っている、表参道『GYRE』の前で、kovaちゃんと、kovaちゃんの愛娘のYちゃんと待ち合わせをして、ほぼ開店と同時に入店!1F、2Fの「ブルガリ」やら、「シャネル」のショップを何故かドキドキしながら通り抜け、目指すは3F、MoMA Design Store。3Fはフ ロア全体が白で統一されており、陳列棚も透明や白色のものが基調で、全体的にとても明るいイメージを抱きました。商品を一つ一つ丁寧に見ていくと、「なる ほどなぁ」と思わず唸り声を上げてしまうものから、「いやはや、さすがはModern Art」というものまで様々。とても楽しめました。そして、そこで私は今まで欲しかったけれど、なかなか「コレ」というものに巡り合えなかった品に遭遇。 左の写真が「ソレ」。『STAPLE FREE STAPLER』。芯の要らないホッチキスです。今まで手にして見てきたどの商品よりも、しっかりと紙を綴じることができますし、上から掌で押せると言う 構造も気に入りました。又、もちろんですが、芯を使わないということによりecoにも貢献できます。それより何より、生活の中にArtがあるっていいです よね!

ついついupし忘れてしまう「ねずみグッズ」。
今回もスタンプ。
これは私が勝手に購入したもの。
だって!こんなに「ねずみグッズ」が売り出されているのって
なんて言っても12年に1度ですから!
財布の紐もついつい緩みます。

今回の待ち合わせは、有楽町マリオンの時計下

またしても昨日より東京に滞在する機会に恵まれ、現在、東京にいます。昨日は、大雪との予報が出ていた為、新幹線の運行状況を気にしつつの出発となりましたが、有難いことに京都駅での遅れはたったの2分、予定通り東京駅に到着することができました。

い つもの如く、ドタバタの東京行き決定だったのですが、sotamannに連絡をしたところ、お食事会をしようとの提案を頂き、Zurich時代の仲間で集 うことができました。突然だったのに、madoka32ちゃん、mihot.ちゃん、M子ちゃん、来てくれてありがとう!M子ちゃんとはスイスから帰国し て以来、17年振りの再会でしたが、本当に不思議なもので、時間の流れを感じずにお話させていただくことができ嬉しかったです。そして、 sotamann!いつも取り仕切ってくれてありがとう!あなたの類まれなる力のお陰で、私たちは、こうやって集うことが出来ていると本当に感謝していま す。

さ て、今回の待ち合わせ場所は、「有楽町マリオンの時計下に19:30」とのことでメールを貰ったのですが、”全く”わかりませんでした。インターネットで 調べてみると、どうやら有楽町マリオンの時計は、カラクリ時計になっている様子。自他共に認める方向音痴の私ですから、集合時間より1時間半も早めにホテ ルを出て、「有楽町マリオンの時計下」に向かいました。直線距離にするとさほど遠くは感じなかった有楽町ですが、地下鉄を乗り継いで行くと、ぐるりと回っ ているのか、思いのほか時間がかかり、集合場所と思われる大きな時計の下に着いたのは集合時間の30分前の19:00。周辺には”この時計”の他には大き な時計はなく、「きっとここが有楽町マリオンの時計下だろう」と思ったのですが、どこをどう見てもカラクリ時計の風貌はなく、普通の大きな時計にしか見え ません。そう思うと、段々と不安が募ってくるもの。寒さを堪えながら「間違いなくカラクリ時計だ」とわかるまで、時計を観察することにしました。この時計 が本当にカラクリ時計ならば、きっと19:00丁度には何かが起こるはず!と待つこと数分。長かった…。

そ して待ちに待った19:00!なんと時計が上に上がっていき、中から何やら出て来ました!カラクリ時計というと時計がパカッと開いて、中から何かが出てく る、というようなものを想像していましたから、予想外の展開に少々吃驚!しかし、「間違いなし!」と確信した喜ばしい瞬間でもありました。前回の有楽町マリオンでの待ち合わせでは、地上1階と地下1階を間違えてしまうという失敗をして、Nちゃんにご迷惑をおかけした前科ありの私ですが、今回は大成功!気分も上々!その後は近くのショップに立ち入り、暖を取りつつ、ウィンドウ・ショッピングをして時間を潰しました。

そして、楽しい夕食会を無事に迎えることが出来たのでした。夕食会での終盤には我が夫、ham君もチラリと参加させてもらうことができました。皆さん、本当にありがとうございました。

*今、思うと、私がham君のお代も支払うべきだったと後悔しています。ごめ  んなさい。前にもこんなことがあったよな…。ね、madoka32ちゃん。どうぞ  皆様、こんな私をお許し下さいませ。

忘れていました「ねずみグッズ」のup。
今年は子年、末年始にかけて
あちこちで販売されていた年賀状グッズ。
皆さんは今年だけかもしれませんが
我が家では永年使用が可能。
そんな年賀状用商品売り場を見ているなか
下のスタンプはham君が気に入って購入したもの。

2008/01/18

あめちゃん

最近、健康志向の私。何かというと直ぐに市販の風邪薬に手を出していたのを改め、エキナセア茶を飲んだりタワシで体を洗ったりと、風邪を未然に防ごうと心がけています。今回、”かむる~ぷす”でのお灸もパーティも、この私の健康志向ブームを大いに擽りましたが、もう一つ私を驚かせたものがあります。それは、帰り際に”かむる~ぷす”のお母さんから頂いたあめちゃん。しょうが飴なのですが、そんじょそこらの飴とは違います。これぞ正しく”しょうが”飴なのです。あまりの衝撃に食べたあとのパッケージを残して帰って来て、何処で売っているのか調べましたとも!

その調査の結果、どうやら『うどんや風一夜薬本舗』というところが販売元の模様。しかし、本社はどうやら大阪にある様で、もっと手近なところで購入できないかと店舗取扱のページをクリックしてみると、なんと!京都は新京極にあるではないですか!今まで、それこそ中学生の頃から何度も何度も行ったり来たりしている新京極、このしょうが飴を売っているお店があったとは、全く気付かずに通り過ぎていたのですね。まあ、正直言うと、中学生、高校生が立ち寄りそうなお店ではないと思いますが…。しかし、今の私は違います。何て言ったって健康志向!次回、言ったときには手に入れます。

では「ねずみグッズ」。
私の真中の妹がくれた玩具。
ねずみがチーズの穴を行ったり来たりします。

感激!

随 分前に特価で買ったクリームチーズが一箱。そして、かむる~ぷすに”かまくら作り”に行く前、これまた特価で買った大量のヨーグルト(←「誰が食べるの」 という冷徹なham君の声が蘇ります)。運悪くヨーグルトに関しては本日がXday。「なんとかせねば!」と思案した結果、ham君も大好きなチーズケーキを焼くことにしました。

決まったら後はレシピを探し、作るだけ!と思いきや、このレシピ探しに難航しました。何故ならば、出来るだけ多くのヨーグルトを消費できるレシピが必要だから。そして、インターネット上をあちこちしつつ見つけたのが、オレンジページのHPの中の書き込みの中。 これを少々アレンジさせていただいて作ったのが左のケーキ。自分で言うのもなんですが、ガスオーブンを使うようになって初めて焼いたチーズケーキにしては 綺麗に焼けたと大感激!ああ、早く味見がしたい!しかし、ham君と夕食後のデザートに頂こうと固く心に誓いました。ですから、お味の程はまだ謎のベール に包まれたまま。普段、コメントを残すことを非常に億劫がるham君ですが、きっと、いや、絶対、今回は感想を書いてくれることと信じています。

さ て、お味の程は不明ですが、私の覚書の為に上記レシピを参考にした、今回のオリジナル・レシピを書き残しておきます。とは言うものの、オリジナルというに は憚られる程のものです。何故ならば、元のレシピには200gのクリームチーズとありますが、我が家にあったのが250g入りのクリームチーズで、50g ぽっちを残したくなかったから。そして、クリームチーズの半量の砂糖とあったのですが、砂糖を量っている時、あまりの多さに怖気づいてしまった為です。要 するに、考えに考えたオリジナルと言うよりは分量を改ざんしただけなのでした。

材料

クリームチーズ 250g
プレーンヨーグルト 2/3カップ
砂糖 100g
卵 2個
薄力粉 大匙3

作り方
①上記の材料を次々にボールに入れ、混ぜ合わせる。
②170度前後で50分焼く。

思い出深い「ねずみグッズ」の一つ。
いつだったか、ham君と買い物に行ったときのこと
何がきっかけだったか、すっかり忘れましたが喧嘩になりました。
たぶん、私が原因の一端を担っていたと思うのですが
私はプイッと独りで行動をすることにしました。
でも、段々と自責の念に駆られてham君にお詫びの品を買うことに。
そして、迷いに迷って買ったのが下のねずみさん。
今、思えばこれ、逆に喧嘩売ってません!?
なのに、ham君は苦笑いしながら受け取ってくれました。

本気のそり遊び 1月13日・14日

かまくら~な大人たちのそり遊び、これもまた、ど真剣です。

初日(1月13日)は、かまくらを作りつつ設置した短めのコースにて、「まずは子供たちから…」と、大人気を見せていたかまくら~な面々。ところが…段々、「私も!」と子供に混じって滑る者が出て来ます(私だったりするのですが…)。それでも最初は遠慮がちに、左の写真のような、無難なそり滑りを繰り広げるように最大限に努力をします。ところが、徐々に味を占め、エスカレートにエスカレートを重ねていくうちに、そり遊びは何故か、一気にスケルトンへと飛躍するのでした。注:沸点は限りなく低いです。

南国生まれには難しいスケルトン ham氏

高速地蔵

高速地蔵の成れの果て

楽しいそり遊びと、お楽しみの夜の首脳会議inかまくらを経て向かえた翌朝。なんだか重い頭を抱えながら起きた私。なかなか開かない両瞼を、懇親の力を込めて開けて目にしたものは、青く澄んだ空でした。そう言えば、夕べ見た空には大きな星たちがキラキラと瞬いていたな…なんて、寝ぼけながら思い出していました。美味しい美味しいかむる~ぷすの朝ご飯を頂いて目を覚まし、エネルギーを蓄えた後は、もちろん!再び、山へ。

この日はそり遊びがメイン!その他、二日酔いのかまくらの様子を見に行く、という大仕事もありましたがね(案の定かまくらは、つい何時間か前まで繰り広げられた首脳会議の様子を色濃く残していました)。二日目のそり遊びは、前日のコースでは飽き足らず、自然の傾斜を利用して、いつしか作られていく長い長いそりコースでの戦い!?となりました。

と言いますのは…

最初は大らかな大人を演じていた私たち(私!?)も、そりコースとそりを子供たちに譲り、補助役を務めるに徹していたのですが、しかし、これも一瞬のこと。「私もやりたい!」という気持ちはムクムクと留まるところを知らず湧き出し、ついに一本目。最初は、真っ直ぐに滑るだけだったのに、どうして、どうして、ここでも当然の如く調子に乗り、スケルトン。なにがそんなに私を駆り立てるのか。全く不明ですが、もうこうなったら楽しくて楽しくて仕方なし!本能の言うがまま、心の赴くがまま、勢いに乗って滑るだけ!

こうやって、次々とかまくら~な大人たちがコースを滑るにつけ、徐々にbumpができ、これが大きく育ち、いつの間にかjump台へと進化していきました。そして誰もが狙う、それはK点越え。どうにかして飛ぼう、飛ぼうとする、その心理。何故?そして、我こそは!とその快挙に挑む私でありましたが、呆気なく夫のham氏にその栄光の座を奪われてしまいました。時の悔しさと言ったらありませんでした。右の写真がその時のものですが、赤い矢印の先に黄色いそりが舞っているのがわかりますか?あまりのjumpに、そりの裏面のみ写真に残り、操縦するham氏はこれに隠れて見えません。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎるもの。「ああ、まだみんなと一緒に遊びたい」、「またね、と言いたくない」、と言う心とは裏腹に時は過ぎ、お別れの時間は容赦なく訪れました。”かまくら作り”から帰って来て4日目を迎えます。こんなにも素晴らしい時間を共有できる、かまくら~な仲間が私にはいる、と思うだけで元気が出て来ます。あ~楽しかった。

さて「ねずみグッズ」
一つ前の記事でご紹介した方と
時を同じくして我が家にやってきたこの方。


2008/01/17

かまくら -拝啓 隊長さま- 1月13日・14日

今年のかまくらは、とても丈夫に出来たと思います。
”師匠”こと”かむる~ぷす”のお父さんの指揮で皆、黙々と労働。
先ずは、かまくらの外壁を作る基礎工事から。
下の写真で青く囲った部分のような
ブロック様に雪を固めたもの、を隙間なく積み上げました。
雪のブロックを作るのは意外と技術がいる様で
巧みの技を持つかまくら~な人から
”あw(*0*)wは式建築”のかさこ地蔵さんまで。
なんだかんだ言いながらも
大の大人がど真剣になって”かまくら作り”に励みました。


外壁工事が進むと、次は中に雪を入れて踏み固めます。
どんどこ、どんどこ高く雪を積み上げて
そして踏み固め、隙間を埋めて…


最後は穴を掘り、中にテーブルと椅子を作って出来上がり。
と、いかにも全作業に携わったかのように書いている私ですが
実は、かまくら作りは積む作業だけしか参加しておらず
穴掘り作業の間は、そりコースを作るのに邁進しておりました。
完成した時には、既に夕刻になっており
かまくらを作った山にも夜の気配が漂ってきていました。
かまくらの中での首脳会議!?を楽しみに
夕食と温泉のために、一先ず下山との運びとなりました。


そして迎えた夕食後。
温泉に浸かり、お腹も一杯になって
なんだか、このままベッドに入ってもいいかも…
なーんて悪魔の囁きがチラッとあったものの
師匠の「9:30出発!」の一声により
やっぱりかまくらでの首脳会議を目指してしまう私たちでした。
4往復目となる登り道はさすがに足が重く
私はかさこ地蔵さんと”しりとり”で気を紛らわせながら登りました。
そして始まった首脳会議。
大吟醸を啜りながら各国のお土産を頂きました。
もちろん”かむる~ぷす”産の生ハムやスモークチーズ
ビーフジャーキーもありました。
他、イカのクチバシ!?だったかな…とか
水蛸の干物!?とか言ってたな…とか
ハタハタの漬けたもの!?でしたよね…など
それはそれは美味なものばかり。
ただ、ワタクシ、おへそさんに注がれるまま
美味しい大吟醸を調子に乗って頂いたためか
どれもこれも味と映像は蘇るのですが
正確な名前が一切思い出されません。
そんなこんなで、かまくら~な私たちは気持ちよくなり
寒さ凌ぎに”おしくらまんじゅう”なんかをしてしまい
かまくらは徐々に大吟醸を飲んでいくのでした。


かまくらで日付変更線をこしましたから
その日の昼間、再度、山に登ったときには
二日酔いのかまくらと再会したことは言うまでもありません。

「ねずみグッズ」のご紹介。
ham君とデパートに買い物に行ったときに
このシリーズのぬいぐるみばかり売る特設会場が設置されており
その中に、下の写真のお方もいらっしゃいました。
これを見つけたham君、「買わない」と断言されましたが
デパートを出るまで、迷っているムードを漂わせておられました。
でも、訪ねると「買わない」と、欲しそうに仰るのでした。
まだ結婚していない時期でしたから
私への遠慮!?見栄!?でもあったのでしょうか。
しかし、もしその日に買わなくても
日を改めて買いに行くのでは…くらいに欲しそうでした。
というわけで、ワタクシがプレゼントさせていただいたワケです。