2009/10/31

うぐいすロール

なかなか復習できずにいたうぐいすロールを、ようやく家で作ることができました。そんなに手間入りなメニューではないのですが、鹿の子うぐいす餡を手に入れなければならず、これに思わぬ時間が掛かってしまいました。一回復習すれば満足ですから、次からはフィリングに他の物を入れて焼いてもよいかも、なんて考えています。普通の餡でももちろん良いのですが、チラッとフィリングが見えるあたりがこの成型のかわいいところ、何かこれを活かすような中身を探し中です。グラタンやシチュー、なんかでも良いのかもしれませんし、林檎を甘く煮たものを入れてアップル・パイならぬアップル・パンでも良いかもしれませんね。

黒いスイス

この本はとても面白かったです。スイスを偏愛する私だから、そういう感想を持ったのかもしれませんが、スイスイと読み進むことができました。スイスというと永世中立国で、アルプスや湖が美しく、チーズにチョコレートが美味しい国、というイメージを持たれる方が多いようですが、この本にはそれらを覆るような意外なスイスの一面が書かれていました。このblogにもよく来てくれているスイスで供に過ごした仲間であれば、ここに書いてあるスイスの「黒い」部分を既知のこととして捉えることができるのではないでしょうか。私に限って言うと、新たな知識も取り入れることができ、非常に有意義な読書となりました。

コンフィズリーとパーネフェラーゼ

ホームメイド協会では普段の講習の他に単発講座といって、コースにはないメニューが習える仕組みがあります。今回はそれに参加して作ったパンのご紹介。コンフィズリーという甘いパンと、パーネフェラーゼという食事パンを焼きました。コンフィズリーとは砂糖菓子の総称をいうらしく、その名の通りたっぷりのアイシングをしたパンに仕上がりました。パンというよりはむしろお菓子、ham君の入れたカフェ・オレと一緒にいただきましたが、とっても相性がよく美味でした。もう一つのパーネフェラーゼは、イタリアのフラーラー地方のお祭りの時に焼かれるパンなのだそうです。硬いパンですが、噛み締めるほどに味わい深い、そんな一品。これは習ってきた日の夜ご飯をパスタにして、イタリア気分でいただきました。まだ二つとも復習はしていませんが、近いうちにしたいと思っています。しかし、困っているのはコンフィズリーの方。型が必要なのですが、なんと一つ5000円ほどするのです。欲しいからといって直ぐに購入できないのが悲しいところ。なんとか他の物で代用ができないかと、頭を捻らせているところです。

*写真はコンフィズリー


2009/10/30

まっかシリーズ その1

「○○人のまっかなホント」というシリーズ本があるのをご存知でしたか?私はたまたま図書館の書棚の間をウロウロしていて見つけたのですが、それまでは知りませんでした。

どれから読もうか迷ってしまいましたが、先ずはスイス人から。これを書いているのは英国人でスイスに住んでいる方でした。スイス人について面白おかしく皮肉った内容が書かれていました。「あー!あるある!」とクスリと笑える内容でした。

お次はどこの国のまっかなホントを読みましょうか。日本、フランス、イタリア、ドイツ、イギリス、韓国…。楽しみがまた一つ増えました。

フランスパン

10月4日(日)の講習で習いました。フランスパンの作り方は今までご紹介してきたパンとは少し違って、中種法という方法(パンチなし)を使います(因みに今までご紹介してきたパンは全てストレート法のパンチなしのやり方です)。中種法というのは予め作っておいた発酵種を使う方法です。発酵種とは前もって粉、水、塩、イーストを捏ねて発酵させておく生地のことです。講習では先生が作っておいて下さった発酵種を元にフランスパンを焼きました。今回は中種を使う以外にも、今までとは異なることがありました。それはオーヴンで焼成の際、余熱の段階から石を敷き詰めた天版に水をジューッとかけて蒸気を出すというものです。フランスパンのクラム(皮の部分)をパリパリにし、艶を出します。叉、パンにボリュームを持たせ、クープ(割れ目)の出も良くします。

今回、習ったフランスパンの成型は三つ。よく目にするタイプのもの以外に、エピとシャンピニオンを作りました。自宅にてham君と食したところ、ham君はシャンピニオンが一番美味しかったそうです。同じ配合の記事を使っているのに、形が違うと味が変わってくるのです。不思議です。自宅ではまだ復習をしていないこのパン、早く天版に敷き詰める石を手に入れて復習したいです!

2009/10/29

今回の愛媛 10月10日(土)~12日(月)

今回と言っても時は遡り10月の三連休のこと。最近、blogの更新が後手後手になっています。それじゃあ、すっ飛ばして今のことを書けば良いのに…とも思いま すが、でも記しておきたいのです。困ったことに。

そいうこうとで”今回”の愛媛、台風が過ぎ去ったあとの三連休、天候に恵まれた日々でした。右の写真はし まなみ海道にて撮ったもの。ここを渡るのはもう何度目になるのでしょう、最初には感動していたのですが、今となっては見慣れた風景、贅沢な話です。そんな に何回も行き来しているのに、今回初体験だったのは「みかんソフト」だったのかな?名前は失念しましたが、みかん味のソフトクリームです。「塩ソフト」は 何度か食したことがあります。ham君の「みかんは微妙だと思うよ、まっ、好きにしたらよいけれど…」とのオコトバを聞き流し、食べてみる。うーむ。乳製 品と柑橘系のコラボレーションは難しいのではないかと思います。

今 回、愛媛の実家では二泊しました。一日目の夜はBBQ、そして二日目の夜は七輪でサンマを焼いて貰ったほか、ピチピチのお魚のお刺身を頂きました。この上 ない贅沢な夕食を二日も続けて…。しかもお義父さん、お義母さん、義弟のY君、義妹のCちゃんと一緒に食卓を囲めるのは貴重で幸せな時間です。

私 たちが愛媛を訪れている間、実家がある辺り一帯では秋のお祭りが模様されていました。丁度、私たちが愛媛を発つ日には、お神輿の巡行が行われる日で、実家 にもお神輿が来ました。ham君が代表で神主さんに「かしこみ、かしこみ~」として貰いました。お神輿と一緒に練り歩いている人たちは、派手な柄の浴衣み たいなはっぴ(!?)を着ていました。海をテーマにした絵柄が多かったのが印象的でした。海の近くにある地域ならではで、山育ちの私にはとても珍しかった です。

楽しい日々は早く過ぎてしまうのが常で、今回の愛媛での時間もあっと言う間でした。今回はお義母さんに洋服地のショッピングに付き合ってもらったり、お義父さんと駐車場の屋根の修理をしたりしました。普段は出歩くことが多く、なかなか実家にて過ごす時間の少ない私たちですが、この三日間はほんわか過ごさせてもらいました。

2009/10/26

山中温泉

秋晴れのある日、実家の両親と真ん中の妹、そして私たち夫婦で山中温泉に行って来ました。私たちが住む場所から3時間弱、実家があるところからだと2時間ちょっと、我が家のvitzに大人5人が乗って一路温泉を目指しました。高速道路が1000円だからか、今までならば貸しきり状態だった北陸自動車道にも多くの車が走っていました。私たちも高速代が安いという理由で遠出を計画しましたから、まずまず1000円の効果はあるのではないかと思いました。vitzに大人5人は流石に厳しく、途中、SAに寄って小休止。この際に「越前塩ソフト」を食べました。塩ソフトは瀬戸内海だけのものかと思っていましたが、ここにもあったのですね。ソフトクリーム大好きな華香ママを筆頭に、真ん中の妹、私と3人ともご満悦。私のソフトクリーム好きは、華香ママ譲りだったのですね。

山中温泉街に到着し、先ず向かったのは「花つばき」という温泉旅館。日帰り入浴も可能だと言うことで、ここのお湯に浸かりました。「花つばき」には内風呂が一つ、男女にそれぞれ露天風呂があるほか、混浴の野天風呂が一つありました。この混浴の露天風呂は「野天風呂 湯畑」と言い、川岸に畑様に幾つものお風呂が誂えてありました。川のせせらぎと蝉の鳴き声を聞きつつ半身浴をしていると、本当にいつまででも入っていられるような、そんなお風呂でした。普段はカラスの行水の私も、ここではのんびりと過ごしました。

お風呂に入った後はお食事を楽しみました。温泉街をぶらぶら歩きながら行き着いたのは「味処すずめ」。大通りから少し入ったところにある静かな佇まいのお店でした。私たち5人の他にお客の顔は見えず、正直、全く期待していませんでした。ですが出てきたお料理をいただくと美味しい!アタリでした。

期待を遥かに上回るお昼ご飯を食べた後、暫しの散策と相成りました。「味処すずめ」の大将もオススメ、「あやとりはし」に行きました。写真を見ていただいてもおわかりのように、この橋には橋桁がありません。子供の頃に遊んだあやとりの橋のような風貌から、この名前がつけられたとのことでした。渡っていると若干の揺れと感じましたが、然程怖い思いもせずに渡りきることができました。ところが、橋の下から見上げてみると「ああ怖い」、今し方歩いて渡って来たことが信じられないくらいにスリリングな橋が目の前にありました。今、写真を見ても慄いてしまうくらいです。思い出し笑いならぬ、思い出し恐怖、これも良い思い出!?ですね。

こんな楽しい秋の一日、また、こんな日がくることを願いつつ。

2009/10/25

オニオンブレッド

6月に習ったオニオンブレッド、先日ようやく作りました。ham君が「あまり好きな部類ではないね」と言っていたので、ついつい復習を後回しにしていました。やっぱり「おいしい!」と喜んで食べてくれるものが良いですものね。

このオニオンブレッド、生地がとっても緩いのです。本当はその緩い生地を搾り袋に入れて、カップに搾り出して焼くのですが、何分手間がかかります。そこで今回は、ドーンとパイ皿に入れて焼いてみました。予想通り、焼き時間をかなり延長することになりました。でも簡単で良いです。きっと四角形の大きめのパイ皿で焼くと、切り分けたときにも可愛く仕上がるのだろうと思います。欲しい道具が一杯だ!

おハサミ様

先週の洋裁教室でのお話。

私が仕付け糸を通した針を無くしてしまって途方に暮れていると、いつもよくして下さる生徒さんTさんがこう言いました。「ハサミをどこかに立てかけて、お 願いしますと祈ってみてごらん。そうしたら出てくるよ」と。私は、(またまたTさん!そのおまじない今、作ったでしょ!)と心の中で思いつつ、「えー、本 当ですか?」と返しました。するとTさん、「本当に本当!すごいんだから!…」と、おハサミ様エピソードをご披露されます。その真剣なことったら!流石に そこまで真剣に勧められて、「ハイ、そうですか」と何もしないのも気が引けて、取り合えずやってみることに。

先ず一回目、ハサミを立てかけられる場所を探すのが億劫で、手に持ったまま念じてみました。そうしてから辺りを見回しました。が、針はやっぱり出てきません。出てこなかった旨をTさんに報告すると、「ちゃんと立てかけた?立てかけないとダメ!出てこないよ」と力説。やれやれ…。

(まあ、どのみち出てこないだろうし、騙されたと思って)と再度挑戦。今度はハサミを立てかけて念じてみました。「針が出てきますように…」今度は声に出して言ってみました。おまじない完了。と、丁度そのとき、私の視線の向こうにいたMMちゃんと目が会いました。 私:「まさかね、出てくるわけないよね」MMちゃん:「そうですよね」、「そこに糸はおちてますけどね」とMMちゃん。「え!?どこどこ?」と探してみると!なんと!無くしていた針が落ちていました!早すぎます、おハサミ様!もう見つかってしまいました!「*‘+>(&%”>‘!!!」MMと私は驚きのあまり言葉を失いました。そして暫しの後、「怖いくらいだね…」と二人でおハサミ様の力を若干バカにしていたことを反省しきり。

みなさん、試してみてください!おハサミ様の力は偉大です!

そうそう、私たちがひっくり返るくらいビックリしているのを見て、「ほらね!」とTさんが得意気だったのは書くまでもない、ですよね!?

2009/10/20

フランスについての本、2冊

最近、ヨーロッパ圏の文化や生活様式についてのエッセイを読み漁っています。読むのが楽しくて、ついつい感想をupするのを後回しにしていたら、印象が薄れつつあります。そういうわけで、ようやく重い腰を上げて思い出しつつキーを叩いています。

右の写真(図書館に返しに行く前に急いで撮ったらヘンテコになってしまいました)の『私のパリノート』、当時運輸省官僚だった夫の転勤に伴いN.Y.とパリでの料理学校に通った経歴を持っておられます。現在は政治(自由民主党)、エッセイスト、料理研究家として幅広く活躍されているご様子。本書ではN.Y.とパリの比較もされており、個人のエッセイとしては面白かったです。

『おしゃべりな台所』は期待を遥かに上回るものでした。この本を手に取ったときは、ぱらぱらと写真を見ながら、インテリアのヒントになれば…という軽い気持ちだったのですが、思いがけず読む箇所がいっぱい!パリでの日常生活のアレコレが書かれており、遠い海の向こうの街に思いを馳せてしまいました。それぞれの家にそれぞれのキッチンがあり、それは使い手を物語っていて…。まさに『おしゃべりな台所』なんですよね。台所好きの私にはたまらない一冊でした。

夕べのごはん

夕べは久々にpizzaを焼きました。今までは生地を作って直ぐにトッピングをし、焼いて食べていましたが、昨日は午前中に生地を作り、一先ずは白焼きをしておきました。そして、夕方にトッピングをして焼成しました。それが功を奏したのかカリッカリッの台に仕上がり、大満足!やっぱり一旦白焼きしておくのが良いのですね。一つ賢くなりました。ちなみに夕べのトッピングは、冷蔵庫の中をゴソゴソ探して出てきたものたちで。たまたまシメジがあったので、これも乗っけて「ミックスピザ~森のきこり風~」ということにしました。秋ですしね!ham君も喜んで食べてくれました!

2009/10/19

プルマン -おまけ-

こちらは先日焼いたプルマンです。粉はカメリアを使用しました。そのもう一つ前に焼いたプルマンには、キタノカオリ100(穂香)を使いました。

右の写真のプルマンを食べるham君に、「この間のプルマンとどっちが美味しい?」と聞いたところ、同時に食べてみないとわからないと言われたため、今日の実験と相成ったのです。今日のプルマンは不細工でしたが、右の写真のものは上手に焼けたと自画自賛しています。

プルマン カメリアvsキタノカオリ100(穂香)

最近、粉の味比べに凝っています。今日はプルマン1.5斤をカメリア半分、キタノカオリ100(穂香)半分で生地を作って焼きました。二種類のパンをham君にも協力してもらって試食したところ、キタノカオリ100(穂香)の方がしっとりしていて甘みがありました。あえて優劣つけるならば、カメリアよりもキタノカオリ100(穂香)の方が美味しいという結果になりました。しかし味の差は非常に小さく、このようにして比べない限りはわからないのではないかと思います。カメリア2.5kg=798円、キタノカオリ100(穂香)=746円ですから、食パンなど用には今後はキタノカオリ100(穂香)を買っても良いのかもしれません。

写真のプルマンが今日、焼いたものです。良い写真が取れずにちょっぴり残念です。今日のプルマンは味比べとしては申し分ありませんでしたが、見た目を言うと難ありです。フードプロセッサーで捏ねたキタノカオリ100(穂香)の方が発酵が思わしくなかったこと、生地の伸展性が今一つだったことがあり、カメリアで作った方よりも心なしか小さくなってしまいました。粉が持つ特性が原因なのか、発酵が原因なのかわかりませんでした。

今回、初の試みで一つの食パン型で二種類の粉を使ってパンを焼きました。成型、焼成は特に問題なかったのですが、第一次発酵までの工程がとても忙しく、たいへんでした。どのようにしたのかと言うと、材料を予め半単位ずつ用意しておき、一つはホームベーカリーで、もう一つは時間を見計らってフードプロセッサーで捏ねました。2つの機会を同時に使うことは今までなかったのでわからなかったのですが、ホームベーカリーとフードプロセッサーのパン粉ね機能では、捏ね上がりの生地が全然違いますね。断然ホームベーカリーで捏ねた方が良い生地に捏ね上がっています。流石はパン焼き専用機です。今、我が家で使っているフードプロセッサーは一度に半単位しか捏ねることができないため、もう一回り大きなマシンが欲しいと思っていましたが、今日の経験より、パン粉ね機としてのフードプロセッサーの必要性をあまり感じなくなりました。ホームベーカリーで生地を捏ねることに対して迷いがあったのですが、今回の実験でこれはすっかりと消え去りました。これからもホームベーカリーを大事に使っていこうと思います。

サンシャイン牧場

サンシャイン牧場(mixiのアプリケーションで、牧場で作物を育てるオンラインゲーム)の存在を知ったのは、ホームメイド協会でお知り合いになったaya*pipiさんからお誘いをいただいたときでした。せっかくいただいたお誘いだったのですが、面倒臭がり屋の私は牧場へ一歩踏出すことはありませんでした。aya*pipiさん、その節はせっかくのお誘いを放置してしまい申し訳ありませんでした。aya*pipiさんからのお誘いがあって暫く後、sotamannから同じくサンシャイン牧場のお誘いがありました。mixi上だけではなく、skypeのチャット上でも誘ってくるではありませんか!ですがまあ、これは罪悪感を感じずにシラッとスルー。そうこうしていると真ん中の妹からもお誘いが!しかし、やっぱり面倒臭がり屋の私は悪いな…と思いつつ放置していました。そうしたら今度は真ん中の妹から電話でのお誘いが!なんでも真ん中の妹の紹介で牧場を始めると、妹にちょうちょを飼える得点が付いてくると言うのです。なるほど…。面倒臭いには違いありませんが、大切な妹に誘われて、しかもちょうちょが欲しいらしいのに無視するわけにもいかず、ついに牧場を始めてしまいました。で、結構はまっています。無視してしまった方々にも虫を差し上げに参りますが、あしからず…。

2009/10/17

トライアングル

トライアングルという名前のパンを焼きました。ホームメイド協会が主婦と生活社から出している、『おいしいパンの教科書』に載っていたレシピを使いました。この本、たまたま図書館で発見して手にとってパラパラと見たところ、どうしても欲しくなって買ってしまった一冊です。ホームメイド協会で習ったパン、習ったパンの応用編などが載っていて、講習と平行して読むととてもためになります。今回焼いたトライアングルはロールパンの応用編になるのでしょうか?あまりにも形が可愛らしくて挑戦しました。葉っぱのような木のような、なんとなく秋、それも秋深まる頃を髣髴させて私は好きです。

2009/10/15

戦利品

ちょっとした思い付きからラジオのプレゼントに応募したら、あらま!早速のご当選!「紅芋タルト」が送られて来ました。サクッとしたタルト生地の上に、どっしりクリーミーな紅芋のスイートポテトが乗ってました。甘すぎない素朴なお味でした。

いきなりの当選に気をよくした私、同じラジオ放送局の映画の試写会招待券にも応募したところ、これまたあっさりご当選!現在上映中の「火天の城」の試写会招待券が送られて来ました(残念ながら私たちが北海道旅行中の試写会だった為、華香ママにお譲りしました)。

ラジオのプレゼントってこんなに簡単に当たるのね!?と調子に乗り、手当たり次第に応募したところ、ヒガシマル淡口醤油とレシピ本(この本がすごい!かなり充実しています!)、新京極映画祭の招待券、ステッカーが当たりました。ham君は「akou以外にリスナーがいないんじゃない?」と言っています。

揚げパン

9月13日(日)の講習は揚げパンでした。いわゆるドーナツです。ドーナッツには、イースト菌の力を借りて膨らませるイーストドーナッツと、ベーキングパウダーの力で膨らませるケーキドーナッツの二種類があります。この日の講習では両方のドーナッツを作りました。両者を試食した結果、イーストドーナッツの方があっさりしていて美味しかったです。実際、ケーキドーナッツの方が吸油が多く、また甘みも強いですから、恐ろしく高カロリー!食べるならばイーストドーナッツです。しかし、買って食べるものはケーキドーナッツの方が多いのではないでしょうか。知らぬが仏…の内容までしってしまったドーナッツ講習でした。

2009/10/14

EYES WIDE SHUT

Stanley Kubrick監督の遺作となった「EYES WIDE SHUT」、遺作という以外にも当時、私生活でも夫婦だったTom CruiseとNicole Kidmanが主演した映画としても話題となったものです。なんとなく観る機会を逃していましたが、Gyaoで配信されていたのをチャンスとばかりに鑑賞。結果から言うと、1999年の上映時に観ずに今観て良かったなと思いました。もしも当時観ていたとして、安定した結婚生活と馴れ合いの日々の中で、お互いが唯一の存在であることを再確認していく過程を理解できたでしょうか。出来なかったと思います。一見、麻薬と性を主題とした映画にも見えますが、その実、ありがちな夫婦関係が誇張して描かれているのではないかと思いました。非常に興味深い作品でした。

2009/10/13

食パン応用

9月29日(火)にパンコースはパートⅣの①の講習を受けてきました。この日は食パンを三種類焼きました。ブレックファーストブレッド、ピーナッツバターブレッド、ミルクブレッドの三種です。ブレックファーストブレッドではバターとショートニング、ピーナッツバターブレッドではピーナッツバターとショートニングというように、油脂を二種類入れます。違う種類の油脂を少しずつ入れることで、互いに互いの良さを引き出し合い風味とコクが増し美味しくなるということでした。ミルクブレッドは名前そのままで、仕込水が牛乳のパンです。牛乳を仕込水として使う場合には、脂肪分の量が生地の硬さに影響しますから、これを考えて仕込水の量を決めなくてはいけないことを習いました。このようなふうに、パートⅣからはレシピ通りに焼くだけではなく、より理論的に講習が進んでいきます。これがとても私向き、楽しんでいます。

2009/10/09

クロワッサン

9月8日(火)に待望のクロワッサンを習いました。クロワッサンはシートバターという板状のバターを使って作ります。シートバターを挟んだ生地を何層にも折り重ねていくのです。ですから、サックサクッの幾層にも重なった風合いのパンができるわけです。リッチな生地にシートバター、美味しいはずですよね。香ばしいサクサクのクロワッサン、早く我が家でも作りたいですが、もう少し気温が下がり、バターが溶け出さないようになってからにします。

2009/10/06

北海道旅行の想い出

気が付けば旅行から既に一ヶ月が過ぎていました。光陰矢の如しです。blogに記事を掲載するペースが少しゆっくり過ぎたようですね。少し前から気候もぐんと秋めいて、今日などは、台風の日の釧路のような感じです。既にあの旅行が懐かしむものとなった今、改めて気に入って買って帰って来たお土産を見て感慨に耽っています。

約一週間の旅行の間、天候が悪かったのは最初と最後の二日のみ、まずまず天候には恵まれた方だったと思います。旅程は欲を言えば、阿寒湖周辺にもう少し滞在して、のんびり散策をしたりカヌーをしたり、自然のなかで遊びたかったな。それは次回のお楽しみということでしょうか。

2009/10/05

北海道旅行 六日目 旭山動物園

朝起きて窓の外を見ると、しとしと雨が降っていました。朝ご飯を前の晩に仕入れておいたパンとヨーグルトで軽く済ませ、駅前のバス停に向かいました。バスの時刻には余裕を持って行きましたが、バス停には既に列が出来ていました。私たちが乗ったのは開園前に着くバスだったのですが、乗った時点で既に満員でした。

旭山動物園に着くと、まだ開いていないゲートの前に長蛇の列。さらには観光バスに乗った団体さんも!さすがに人気の動物園です。私たちは帰りの飛行機の関係で、早めの時間から動物園に行く計画を立てたのですが、開園前に来ておいて本当に良かった、正解でした。

開園して直ぐに人気のあざらし館、ほっきょくぐま館、ぺんぎん館などを見て回りました。ご存知の方もおられると思いますが、旭山動物園では動物たちの自然での様子がよくわかるように、動物達の行動特性をよく考えた展示がしてあります。この展示の仕方は流石!動物たちが活き活きと活動していました。旭山動物園では動物たちを観るだけでなく、体験型の展示もありました。例えば、おおかみの森(狼の展示エリア)では外から観る場に加え、狼が歩き回っている地面からポコリと地上に向けてドーム型の窓が開いており、ここからユキウサギの気持ちになって狼を観察するようになっています。この非常に珍しいスタイルの展示、私は残念ながら!?狼と遭遇しませんでしたが、自然界をちょっぴり体験した気分になり、とても興味深かったです。

人気の展示エリアでは、夏休み明けの土曜日だったのに関わらず込み合っており、列ができていました。この日が悪天候だったこと、早朝だったこともあり時間がそう掛かることなく観ることが出来ましたが、これが夏休み中だったらと思うと、やはり次期を外してきて良かったと思いました。人気のエリアを見終わり、旭山動物園に併設されているレストラン、モグモグテラスに行きました。ここで食事をすると、その収益の何パーセントかが動物園に寄付されるという仕組みになっています。

美味しくランチをいただいた後、再び動物園に戻り、まだ観ていないエリアを堪能しました。天候がもっと良かったならば、一日のんびりとしていられるとてもステキな動物園でした。このように教育機関として、また研究機関としても熱心な動物園が全国各地に増えると良いなと思います。

北海道旅行 五日目 sotamann

私たちが旭川に着いた日、sotamannも仕事で旭川に来ていました。sotamannはその日の午前2時から仕事というハードスケジュールだったのに時間を作ってくれて、少しだけれども会おうということになりました。お互いに夕食を済ませていたので手近にあったマクドナルドに入り、コーヒーを飲みながら海外ドラマの話で暫し盛り上がりました。睡眠時間を削ってまで時間を取ってくれたsotmannに感謝。sotamannとは一年振りに出会ったにもかかわらず、昨日も会っていたような、そして明日もまた会うような感じがしました。不思議な人です、sotmaannは。本人がこれを読んだら、「それが俺の魅力」とでも言うのでしょうか。否、それは神出鬼没というのでしょう、きっと。そう言えば…その夜は一晩中結構な雨でしたが、仕事は無事に終わったのでしょうか。

2009/10/04

北海道旅行 五日目 夕食

旭川に着き、三日間お世話になったレンタカーに別れを告げ、今回の旅行、最後のホテルにチェックイン。釧路のビジネスホテルに始まり、阿寒湖では「山側ですが安さで勝負します」という売り込みの部屋、そして旭川もビジネスホテル。今回はどこも素泊まりで宿泊にかかる費用を最小限に抑え、美味しいものを食べようという計画で旅をしてきました。旭川のホテルだって当然素泊まり、ホテルに着いて荷物の整頓をすませると、夕食を食べに街に出ました。この日の夜ご飯は旭川ラーメン。何件か調べてきていた話題のお店のうちの一軒目は長蛇の列だったので素通りし、目指すは二件目、梅光軒。少々わかりにくい立地だったからか、行列はない。入っていくと壁に張り巡らされた芸能人の色紙が先ず目に飛び込んで来る。ham君と二人カウンターに通してもらい、私は塩バター&コーン、ham君は塩ラーメンを注文。旭川だけに塩ラーメンと決めてきた私でしたが、幼少時に父親にラーメン屋さんに連れて行ってもらうと決まって塩バターラーメンを注文していたことを思い出し、つい懐かしくなって塩バターにしてしまいました。美味でした。

北海道旅行 五日目 層雲峡

美味しいパンでお腹一杯になった私、自動車に揺られている間についつい眠りに落ちていたようです。層雲峡が目前に迫った辺りで起こしてもらい、パチクリと 目覚めたは良いものの状況理解ができず、どこにいるのかさっぱりわかりません。ham君に説明を受け、そこが既に層雲峡であることを聞く。なんですとぉ! 実は私、層雲峡手前にある大函と流星・銀河の滝を訪れようと、地図をプリントアウトしてナビが出来るように準備万端だったのです。旭川までのロングドライ ブ、暫し外の空気に触れ、綺麗な景色を観てリフレッシュとばかり意気込んでいたのに…なのに…私ったら眠り呆けてしまって…。がっくりでした。気を取り直 して車の外へ出て、ロープウェイの駅目指してぶらり歩く。駅近くに差し掛かると、ブーと発車のブザーが聞えます!これは急げとばかりに切符を買い、駆け込 み乗車。他のお客さんにはご迷惑をおかけしたのですが、少々待っていただいたお陰で黒岳駅に行くことができました。

駅に着くまではそうでもなかったのに、ロープウェイから降りて展望台まで上がると見る見るうちにガスが押し寄せ、視界が遮られてしまいました。天気が下り坂 なのはしっていましたから、展望台は早々に諦め、駅周辺を散策することに。エゾリンドウなど珍しい花を愛でながら歩いていると、山から降りてきた人々の中 に迷彩服の集団を発見!「なんだろう」と、ham君と二人顔を見合わせました。すれ違った迷彩服の人に「どうして迷彩服なのですか」と、好奇心を抑えきれ ない私は聞く。他人のふりをするham君。その迷彩服の団体、山岳救助の訓練をしている方々だったのです。黒岳もその一部ですが、大雪山系で痛ましい遭難 事故があったのは記憶に新しいところ。私たちが出会ったような方々の見えないところでのお力があって、私たちが安心して楽しい山歩きができるのだと思い感謝。

暫しの散策の後、旭川までの道のり長しと、登ってきたロープウェイで山を降りました。いつかまたこの山に、今度は山歩きをしに来たいと思いました。

層雲峡は雲の中