2008/01/16

マリー・ローランサン美術館 1月12日(土)

かむる~ぷすに向かう途中、諏訪にて高速道路を降り、蓼科にあるマリー・ローランサン美術館に行って来ました。学生の頃より、一度行ってみたいと思っていたところに漸く行くことができ、感激でした。元来、美術館といった類の場所にあまり興味を示さないham君でしたが、今回は(も!?)私の願いを聞いてくれ、付き合ってくれました。ありがとう。

な ぜ、そんなにもマリー・ローランサンだったのか。お恥ずかしながら、私は絵画、美術には明るくないのですが、何かで目にしたローランサンの絵の青色に強く 引かれたのが、彼女の絵をこの目で観たいと思ったきっかけでした。透明感があり、純潔で気品のある青色、とても美しいと思いました。

美術 館では、彼女の生きた軌跡を辿るように、数々の絵が展示されていました。大型の美術館ではなかなか一人の画家の生涯を縦軸で観ることはできませんから、こ の様な展示方法は個人の、しかも専門的な美術館の強みだと思いました。彼女もまた恋に生き、仕事に生きた女性でしたが、そんな日常を戦争に翻弄された一人 でした。その影響が作品にも大きく反映されていました。彼女の作り出す美しい青色、その他、パステル調の黄色などの色の背景には、悲しい恋への思い、どう することも出来ない運命への絶望、苦渋に満ちた体験があったことを初めて知りました。彼女の絵の果敢なさや、一方で気品溢れる凛とした様子、同じ女性とし てマリー・ローランサンという女性の人生に非常に興味を惹かれました。

と ころで、このマリー・ローランサン美術館、場所が非常にわかりにくい!案内には諏訪ICから蓼科湖方面へ約30分とあるのですが、我々の持って行った地図 が不案内だったのか、はたまた私のナヴィがイマイチだったのか、迷いに迷いって漸くたどり着いた、といった感でした。普段、初めての場所に行くにもあまり 苦労をしない優れた方向感覚を持つham君ですが、今回ばかりは子、いや音を上げていました。そんなときに助けられたのが、河童の湯の看板!時間さえあれ ば浸かって行きたかったところでしたが、今回は泣く泣くパス。また行く機会があればいいのに、と思わずにはいられない、そんな魅力を醸し出す看板でした。

さて、「ねずみグッズ」。
2004年冬にスイスに旅行したとき
Zurichのクリスマス市にて私がham君に贈ったもの。
かわいらしいでしょ!
ham君は偏頭痛持ちなので
ピルケースにでもと思い贈ったのですが
現在はネジ入れとして使用されています。

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