2007/11/30

平日デートで買ったものたち

まずは、楽しいお話から。11月15日(木)にUPした記事、『平日デート』の時に買ったものたちについて。

一つ目はスニーカー。

去年の秋頃、気に入って購入したスニーカーの 踵部分が傷んでしまいした。内側の布が破れ、プラスティックが剥き出しになり、歩くたびに踵に当たって痛かったのです。それでも”勿体無い”一心から、ま だ履けると無理に履き続けてきましたが、さすがに足に良くないと買い替えを決心。もし気に入ったのがあればラッキー!くらいの気持ちで、ぶらり靴屋さんに 寄ったのでした。

そこで見つけたのがこの一足。Reebokの真っ白のスニーカーです。小学校の6年生の時に愛用していた、Reebok のブルーでハイカットのスニーカーを懐かしく思い出し、心惹かれたのでした。試しに履かせてもらったら、クッション性に優れており、暫し歩き回っても足の どの部分にも痛みを感じませんでしたので、思い切って購入を決めました。”かつて履いていた一足”の時代からは、デザインがガラリと変わっていましたが、小さく、しか し、しっかりと主張しているイギリスの国旗は同じでした。

その後、今日に至るまで何度かこのスニーカーを履き、歩き回りましたが、足にかかる負担は殆どなく、非常に快適です。良い買い物をしました。

二つ目はBenettonエコバッグ

私がBenettonを好きな理由の一つに、環境問題や人種問題など、社会に対して問題提起をする他、貢献しているということがあります。今回のエコバッグも、又、新しく登場した『MY HASHI』もその一つ。残念ながらMY HASHIはメガストアの店頭では販売されてはいませんが、是非とも手に入れたい一品です。

話 は元に戻って、今回はエコバッグを購入。食料品のお買い物用のエコバッグは既に持っていますが、大きくて嵩張る為、ちょこっとハンドバッグに忍ばせて出か けるには不便でした。その点、今回入手したこのエコバッグは非常にコンパクトで優れもの。ファッション性にも富んでいて、旅行の際にも役立つ一品!実際、 先日のテニス合宿でも(後に報告します)、温泉に行くときや、ちょっと出掛ける際に大活躍し、無駄にプラスティック・バッグを使うことなく、エコに過ごす ことができました。

エコバッグの使い道は、食料品の買出しの時に限ったことではないですよね。雑貨やお洋服などのお買い物の時にも、過大包装や不必要なラッピングを断り、自身のエコバッグに入れて貰えば良いのですものね。今後、更にこのエコバッグを活躍させたいと思います。

エコバッグを畳み、持ち手部分で巻いてコンパクトに収納。

上記写真の矢印部分がマグネットになっており
冷蔵庫にくっ付けておくことも可能。

*ちなみにこのエコバッグ、500円でした。

久々の更新

前回の記事が11月15日(木)とありますから、なんと2週間ちょっと更新をしていなかったのですね。こんなに間があくのは初めてのことのように思います。

11月14日(水)から25日(日)まで、文字通り、目まぐるしい日々を過ごしてきました。出来事が沢山折り重なっただけではなく、精神的にもハードな日々でした。楽しいことも一杯あったのですが、そうでないこともあり、心身共に消耗してしまった11日間でした。

お陰で4日間も寝込んでしまい、今日、漸くPCに向き合っている状態です。これらの日々を自分の記録の為に、少しずつ回想しつつupしていきたいと思います。

2007/11/15

平日デート

昨日は用事があり、夫婦二人して珍しく平日に京都に行って来ました。所用が終了した後は、鴨川沿いをお散歩。ポカポカ陽気の鴨川散策、色付き始めた木々や、水鳥たちが戯れるのを横目に、なかなか楽しかったです。その後、木屋町を通り河原町まで。夜には大いに賑わう木屋町ですが、昼間はひっそりしていて、歴史の痕跡残る風情のある通りです。私は結構好きで、たまに一人、ぶらり歩くこともあります。そんな木屋町でham君が面白い看板を発見!私の住む地域では頻繁に目にするお酒屋さんの看板なのですが、その営業時間、よく見ると16:00-24:00。さすがは繁華街のお店だけあります。でも一体、誰が買いに来るのだろう。お酒を切らしたお店の人とか?というのはありそうにないし。「鴨川の河川敷で一杯飲もうか」とでも言う若者でしょうか。二人して色々と好き好きに想像を膨らませつつ、ランチのお店へ。

昨日は久し振りに二人で『壁の穴』に行きました。私は何年被りにナポリタンを注文。本当に久方振りのナポリタンでした。そこで初めて、ham君がナポリタンが苦手であることを知りました。ケチャップの味が駄目なのだそうです。ナポリタンはナポリに由来する、ナポリ風のスパゲッティではなく、日本で作られるトマトケッチャップ味のものを言うのだそうで(wikipedia参照)、ham君もそのように説明していたのですが、私はナポリ風のパスタを日本風にアレンジしたものかと思い違いをしていました。そういえば、かつてナポリタンは日本の食べ物だと聞いたことがあるような、ないような。久しくナポリタンを食べていなかった為、記憶も定かになるわけです(←これって、負け惜しみ!?笑)

実は私も、鄙びた喫茶店で出てくるような、ケチャップであえたスパゲッティはあまり得意ではありません。しかし、ham君が説明をしてくれたのは、私が注文をした後でしたから、ケチャップ味の微かな記憶が私の脳裏を過ぎった頃には、既に遅し…。しかし、『壁の穴』のものだから美味しいはず!と思い直し食しました。確かに壁の穴の『ナポリタン』は美味しかったです。しかしながら私の結論は、ナポリタンはやっぱり鄙びた喫茶店で出てくるような、ケチャップでこってりとあえられたもの、が良いように思いました。あのjunk food的な味がナポリタンの醍醐味なのでしょうか。

2007/11/12

ココアパン2 再び

夏にも焼いたココアパン2、この時は膨らみ過ぎてしまいました。原因は気温が高かった為、生地が発酵し過ぎたのではないかと思われました。

季節も移ろい、秋になり、…というかむしろ肌寒く、秋を飛び越して冬が来てしまったのでは…と心配する程だった今日、再度ココアパン2に挑戦しました。

丁度良い加減の大きさに焼けました。夏の膨らみすぎは、やはり暑さの為の過発酵によるものだったのでしょう。明日の朝食にいただきます。

この写真、なんだか青みを帯びていて、あまり美味しそうに見えないし、ココアパンの本来の色を表現できていなくて、がっくりです。蛍光灯の下で撮ったからこうなってしまったのか、光が足りないからこんな色になったのか…。写真って難しいですね。

大どんでん返し

犯人が小説の初めの方からわかるような書き方だったこの小説。「こんなに早く犯人像が描けるなんて、おかしいなぁ」と思いつつ、「でも今のところ、この人しか犯人と思しき人はいないし…」と、なんとなく納得できないままに読み進めていました。すると、やはり最後の最後に大どんでん返し!内田康夫氏はご自身で、プロットを考えずに小説を書き進めるタイプの作家だと公言されていますが、そういうタイプの作家さんだからこそ、今回の様な展開が存在し得るのかな、と思いました。内田康夫氏が、小説を書きつつ、嬉々として犯人探しをしておられる姿が目に浮かぶようでした。

2007/11/11

順調

「浅見光彦シリーズ」、順調に読み進めています。このシリーズの一番古いものでは、初版は1982年ですから四半世紀前に始まったシリーズといことになります。私が可能な限り古い順番に作品を読み進めています。そのようなわけで、最初の方の作品の中には図書館の一般の本棚に置いておらず、書庫に保管されているものもあります。そういった本は非常に読み込まれていたり、埃っぽかったりします。今回、ご紹介するうちの『伊香保殺人事件』、『鳥取雛送り殺人事件』もその類でした。図書館の司書さんが「保存状態があまり良くなくて…」と恐縮されていた程でした。


この『歌枕殺人事件』、ストーリーが複線的で、しかも場面の展開が速くテンポが非常に心地よく、読み出したら途中で止めることができない一冊でした。面白かったです。


浅見家のお手伝い、須美ちゃんがクローズアップされて書かれていた作品でした。私は密かに須美ちゃんのファンですから、ちょっぴり嬉しかった一冊。浅見光彦氏との関係がどうなるのか…など、気にしつつ読んだのですが、いつもの通りの「浅見光彦氏」でした。


オカルト色の強い作品でした。恋に破れた神職に就く女性が狂気と化し、最終的に殺人を犯してしまうという内容でした。「殺人」という「悪」の裏に秘められた、人間の悲しみや切なさを感じずにはいられない一冊でした。

ガスのオーブン

先週の木曜日、スイートポテト餡パンを作りました。その名の通り、スイートポテト入りのパンです。その日、お出掛けの帰りに遊びに寄ってくれた、いとこのAちゃんとおチビちゃん二人に食べてもらいました。ham君の金曜日のお弁当にも持って行って貰いました。

ham君はスイートポテトが好きですから、このパンも間違いなく好きだろうと思っていたのですが、「スイートポテトはそのもののままで食べたい」とのこと。ham君は素材同士が混ざる食べ物よりは、その素材の味が生かされたシンプルなものが好きです。そのことを知りつつ、迂闊でした!近いうちにまたスイートポテトを作ろうと思います。

実は今日も、いとこのAちゃん宅に行きました。私もスイートポテト餡パン、好きだったのですが、いとこのAちゃんも美味しいと褒めてくれました。ただ、焼きたては良いけれど、次の日になると少し生っぽさを感じた…と。色々考えた末、たぶんオーブンレンジで焼いているからだ、という結論に。やはり、オーブンレンジではカラッとは焼けないのですね。という話から、やっぱり本格的なオーブンが欲しいね、ということになりました。中でもガスのオーブンがいいね…ということに。「パン作りを頑張ろうと思うなら、やっぱりガスのオーブンやでぇ~」という結論に達したのでした。欲しいな…。

2007/11/07

D.I.Y.

今日、ぼんやりしていたら「ピーン」と、突然、閃きました。それは、だいぶん前に買った雑誌『天然生活』に載っていた、コーヒー・フィルター入れについて。早速、その雑誌を探し、写真を凝視。そう言えば、この雑誌を手に入れた時にも「これいいなー」と思い、方々の雑貨屋さんに類似品が置いていないか探し回ったことがありました。しかし、結局どこにも「コレ」というのは置いておらず、断腸の思いで諦めたのでした。

今 日、改めて雑誌の中のコーヒー・フィルター入れを見て、「こうなったら自分で作るしかないか」と思うに至りました。思ったからには膳は急げ。写真を見てい ると、どうやら素材は針金一本。針金なんて常備していませんから、「家にあるもの」で調達しなければなりません。そこで頭に浮かんだのが、クリーニング屋 さんから貰うハンガー。今ではプラスティック製のものが主流になっているようですが、一頃は針金にチューブ様のコーティングがしてあるのが多かった”アレ” です(わかりますか?)。確か我が家にも一本だけあったはず!と探して発見!

まずはハンガーのチューブ様のコーティングを撤去。意外に簡 単にハサミで切ることができました。苦労なく取り外し完了。次に、ham君のお道具箱から拝借したペンチで、写真のコーヒー・フィルター入れを見ながら針金を折 り曲げます。これには少々手惑いました。写真では表側の構造はわかるのですが、裏側が今ひとつわからず、私の想像に任せるしかなかったからです。又、実際 にコーヒー・フィルターを持って来て、大きさを確かめつつの作業になりましたから、硬い針金を何度も曲げたり伸ばしたり、なかなかの力仕事となりました。完成品は左の写真。針金が”うねっ”となっている箇所が散見されますが、「全体的に見ればなかなかのものよ」と自我自賛。気に入りました。

何 かを買う時、自分が「コレ」と思うのに拘らないのならば、他にも選択肢は数種類あることが多いのでですが、残念ながら、私は「コレ」と思った からには「コレ」でないと嫌だったり、自分の中のイメージが実現されていないと、モノを購入するのができない性質なのです。例えばブラウス一枚買うのにも、全体的には 非常に気に入っていても「このちょっとした刺繍が嫌」とか、ほんの細部に拘り、買えずにおわってしまうことが多々あるのです。今回のコーヒー・フィルター然りです。最終的には今日のよう に、「じゃあ、作ろう!」となるわけです。

因みに、今回作ったコーヒー・フィルター入れ、キッチンの壁にピンで留めると、右上の様な感じになりました。インテリアにもなる収納です。上手いか下手かは別にして、家にあるもので、欲しいものが手に入って大満足です。D.I.Y.万歳!

2007/11/06

処女作

念願のドイリー第一号、やっと完成しました。本の表紙と一緒にupしたかったので、肝心のドイリーの写真はとっても小さいものになってしまいました。

madoka32ちゃんから譲って頂いた本を(ありがとう!)、どれから作ろうか…いやどれならば作れるだろう…、と頻りに見ること暫し。初心者だから簡単なのから…と思いつつ選んでいたのですが、”どおしても”この本の表紙のものと同じのが編みたい!と思い、無謀と知りつつ決行を決心したのでした。

その後、材料を揃えるのにも、多少時間がいりました。レース糸は沢山あるだろう!と楽観的に考えて、近所の手芸店に行ったのですが、季節柄、毛糸が大半を占めており、なかなか思うような糸が手に入りませんでした。本当は本の表紙にあるような色が良かったのですが、「真っ白」しかなく諦めました。最終的に、色の付いている中でも私の好きな色を選んで購入しました。道具も揃い「いざっ」と思ったら、何かと忙しくなってしまい、結局、今日まで完成を見ることができませんでした。

子供の頃、華香ママや、当時一緒に住んでいた父方の祖母に教わりながら、鈎針編みはしたことがありますので、編むことに対しての抵抗はさほど高くはありませんでした。しかし、編み始めて一つ、大きな問題が浮上!実は、私は本を見ながら編んだことがなかったのです。華香ママや祖母に「ここはこうして…」と手本を示してもらいつつ、それこそ見よう見真似で編んでいましたから、記号の読み方がさっぱりわかりません。その頃になってmadoka32ちゃんが、「記号の読み方が最初難しいかも…」と言っていたのを漸く思い出しました。

完成図と編み方の記号図、記号の意味の書いたページを言ったり来たりしながら編みました。それこそ「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤をしました。編んでは解き、編んでは解き…の連続で、糸はみるみるうちに、”のびたカップ麺”のような状態になってしまいました。しかし、そうこうしているうちに記号と編み方が徐々に一致していき、かつて教わったことも思い出し、漸くblogにupすることができたわけです。

できた時の喜びと言ったら!本当に嬉しかったです!

2007/11/05

また一冊

夕べ、読み終えた一冊。

私の住んでいる地域が舞台のお話でした。最近、内田康夫氏の、特に「浅見光彦シリーズ」を立て続けに読んでいます。そんな中、一体、この小説に出てくる場所はそのくらい忠実に描かれているのだろう、と思ったことはしばしば。今回は私の住まいから、遠くない場所が舞台でしたから、これを確かめることができました。場所に関して言えば、非常に忠実に描かれており、著者の内田康夫氏が紛れもなく、自分の足で取材をされているのだろうことは容易に想像がつきました。もちろんフィクションですから、人名、団体などは実在しないものですが、例えばレストランやホテルといったものでは、実在する名称で描かれているものもありました。

肝心の小説の内容ですが、「浅見光彦シリーズ」ならではの「罪を憎んで人を憎まず」を前面に押し出したものになっていました。

2007/11/04

母×2

私の母親こと、華香ママは一卵性の双子です。日本では後から生まれた方を兄または姉、先に生まれた方を弟または妹として扱う慣習があったとのことで(Wikipedia参照)、華香ママが姉、私の叔母が妹ということになっています。子供の頃は、うっかりして何度か自分の母親を間違った経験がありますが、最近ではそういうことも少なくなりました。とはいうものの、声はよく似ており、特に電話などでは区別がつかないこともあります。

昨日、いとこのAちゃん宅にいつものことながら、突撃訪問した際、叔母も来ていました(因みに、いとこのAちゃんは華香ママの双子の妹の娘です)。Aちゃんの家に上がりこんで、叔母とご対面した時、一瞬、華香ママかと思いました。華香ママと同じ様なヘアスタイルにしていたのです。その後、叔母の家に移動してお夕食をご馳走になって帰ったのですが、何度も、華香ママと喋っているような、可笑しな錯覚に陥りました。もちろん、我が夫のham君も一瞬、「なんで、華香ママがいるのか…」と思ったそうです。

この二人の驚くべき逸話は数えられない程あります。後から聞いたらお夕食の献立が一緒だったとか言うのは序の口。同じ日に、同じ髪型にしたとか、全く違う日に違う場所で同じ洋服を買っていたとか…。恐るべし、一卵性双生児です。

というわけですから、叔母はなんとなく叔母以上、母親未満みたいな、叔母の子供=いとこたちは、いとこ以上姉妹未満みたいな…、なんだか変な感じです。私は大人になってから、余計にそういうように感じるようになりました。年齢も近く、本当に頼りになる存在です。

2007/11/03

大改造計画③

本日のテニスでも、フォアハンドの大改造計画は引き続き行われました。

右手はリラックスさせ、左手で押すようにしてテイクバック。この際にラケットの面の向きを作っておきます。そして、テイクバックができたら左手は事前に右斜め前方へ差し出し、そしてラケットはそのままの形でスイング。その後は振り切ります。

何度かコーチに見本を見せていただいたり、実際に私がテイクバックした時のラケットの向きを変えて貰ったりと、細かく見ていただいて、過去の2回の大改造計画の記事を書いた時と比べると、イメージが出来てきたように思います。

ゆっくり、じっくり、フォアハンドのストロークだけを打っていると、たまに「マシ」なフォームで打つことができるのですが、試合形式の練習になり、臨機応変な対応を求められると、自分の体なのに、どこをどう動かして良いのかわからず、「バラバラ」且つ、「チグハグ」になってしまいます。

大改造計画を実施するまでの私は、一体どのようなフォームで打っていたのか、既に思い出せませんし、だからと言って改造完成にも程遠く、元には戻れないし、かと言って前にも進めない、どうにもこうにも仕方がない状況になってしまいました。本当に難しく、険しい道程に思えて仕方ありませんが、前進あるのみ!です。

2007/11/02

秋の新作!?

今夜のお夕食はカレーにしよう!と決めていたら、お昼にham君からメールが来たのを見ると、「カレーパン、ゲット!」とウキウキの様子…。嗚呼、特にカレーに限ってはこういうことって、よくありませんか。またしても…、という感じでした。でも、なんとしてでもカレーが食べたくて、ならば一風変わったものにチャレンジしようと、インターネットで検索、見つけたのが『ほうれん草とひき肉のカレー』。ではサラダも、と探してみると美味しそうなのを発見、『春菊と粒マスタードサラダ』。新作ということもあり、本当はham君と一緒に食べたかったのだけど、ham君の残業が思いのほか長引いた為、断念。一人ご飯になりました。ham君は先程帰って来て食べてくれました。両者とも相当気に入ったようでした。よかった!

デザートはスイートポテト前回とはちがうレシピで作りました。今回は生クリームを切らしていたので、牛乳で作れるレシピで挑戦、さらに、クッキー型で可愛らしく型抜きすることも思いつきチャレンジ!しました。型抜きをする時に、スイートポテトの生地をギュッと押さえつけてしまったのがいけなかったのでしょうか、ホクホク感たっぷりのお芋が好きなham君は、「前の方が美味しかった」とのこと。ちょっと、がっかり…。型抜きのアイディアは失敗に終りました。私は美味しかったんだけどな…。因みに「家」型を使ったのですが、ham君に「何に見える?」と聞くと「魚」と言っていました。その後、答えを教えると「最初はそうおもったんだけど、あまりにも単純すぎるかな…と思って」とモグモグ言っていました。スイートポテト、奥深し…です。でも、まだ大丈夫!kovaちゃんところからもらった巨大芋は底なしです♪ありがとう!

打って変わって

先日、珍しくTVをつけると、瀬戸内寂聴さんが出演されているトーク番組に行き当たりました。特にコレと言って見たいものもないし、番組はそのままにして、洗濯物を畳んでいたのですが、次第にTVに興味を奪われ、気付けば最後まで見ていました。

もちろん、瀬戸内寂聴さんは知っていましたし、その波乱に満ちた人生にも多少の見聞はありました。しかし、ご本人の口をついて出てくる言葉を聴いているうちに、一度、著書を読んでみようかな…と思うに至ったわけです。

そこで、図書館の棚に並ぶ書籍の中で、先ずは一番薄い一冊をと思い、手に取ったのがコレでした。良い選択だったのかどうかはわかりません。

既に現物は図書館に返却しましたので、記憶だけで書いているのですが、この本は確か3章に別れていて、内、最初の2章は小説、最後の章はエッセイでした。小説の方は両者とも不倫の恋愛を描いたものでした。最後のエッセイでは瀬戸内寂聴さんは、障壁が大きいほど恋愛は燃えるというようなことを言っておられた他、それを超えると二人の関係はある種の「ヒューマニズム「、「慈悲だったか慈愛」だったかに変化していくのだろう、ということを仰っていたと思います。

恋愛を経て結婚して、お互いに長く一緒にいると、二人の関係はどんなふうになっていくのかな…、というのは最近漠然と思っていたので、「ヒューマニズム」「慈悲」「慈愛」というところには興味を持ちました。「興味」、というよりはむしろ「どういうことなんだろう」という疑問と言った方が、正しく私の思いを表現できるかもしれません。夫婦の数だけ、その関係も様々なわけで、コレというものはないのだろうとは思いますが、一つの考えとしてもう少し詳しく知りたいな、と思いました。

純粋な恋の物語から打って変わって、大人の恋愛の物語でした。

懐かしさ


この本は二つの物語でできていました。
「こうばしい日々」と「綿菓子」。
前者は小学生の男の子の恋愛を綴ったもの。
後者は中学生(だったと思う)の少女の恋愛を綴ったもの。
二作とも、とても純粋でひたむきな恋の物語でした。
恋が全てだった頃を思い出しました。
少し気恥ずかしくなるような、そういう日々があったからこそ
今、があるのだろうと思いました。
懐かしくもあり、くすぐったくもある一冊でした。

ecoティッシュ

先 日、いとこのAちゃん宅を訪問した時に、可笑しティッシュを見つけました(左写真参照)。目にした瞬間から「?」と思っていたのですが、何となく聞 きそびれでいると、ham君が単刀直入に質問しました。そうしたら、いとこのAちゃんが、「ケチケチやろー。ウチ小さい子供2人もいるし、よう使うかし、 半分に切ってるねん。友達の家で教えてもらって、スゴイ!と思って真似してん」と教えてくれました。私も「スゴイ!」と思いました。確かに一見「ケチケ チ」に見えるし、間違いなく経済的には有難い一品です(ティッシュの値段が上がるという記事を目にした記憶があるようなないような)。しかし!それ以上 に、これって物凄く環境に優しい、とも思ったのです。一石二鳥の産物だ!と思いました。

ティッシュは鼻をかむ以外にも、例えば目薬を差し た時とか、お化粧の時などに使いますが、大きな一枚を使う必要がない時もあります。目薬の時だって必ずしも一枚はいらない場合があるし、お化粧をする時に リップブラシを拭う際も一枚は大き過ぎます。そう思って考え直してみると、結構、無駄に使っている分が多いことに気付きます。というわけで、我が家も 「ecoティッシュ」 を作ることにしました。

先 ず、通常のティッシュの箱を半分に切ります。中身も少しずつ束にして半分に切ります(この作業、とってもたいへんです)。切り取った箱の半分に、小さく なったティッシュを入れて、もう半分の箱を引き出しの様にして被せます。これで、できあがり!とは言うものの…、このecoティッシュ、根気と時間がない と長続きはしないと思いました。

長続きさせるぞ!という決意表明というわけではありませんが、せっかくですから ティッシュ・カバーも手作りしてみました。以前、知り合いから貰ったティッシュ・カバーを見よう見真似で作ったので、かなり適当な出来栄えになっていま す。ここに作り方を書いておかないと、もう二度と思い出せないような気がするので、覚書をしておきます。ペイントのソフトウェアを使って、図を描いてみま したが子供の書いた画の様になってしまいました。トラックポイントでの操作は意外に難しかった!

作り方

横42cm×縦28cmのしっかりとした布を用意します。それに合う柄の布(基礎になる布の真中に帯状に縫う物)を併せて準備(布大きさは適当)。

準備ができたら、帯状の飾りを基礎布に縫い付けます。布の端の処理は横だけでO.K.。次に、左図の太い水色部分にバイアステープを縫い付けます。そして、中心と思われる位置に中表に合わせます。

布 を中表に合わせたら、1の水色の部分だけ縫います。端は強度を高める為に返し縫を忘れずに!1を縫い合わせたら布をひっくり返して、2の部分にバイアス テープを縫い付けます。この時は上の布と下の布を一緒に縫い付けます。因みに反対側はティッシュを入れる口になりますので、「輪」の状態にしておきます。 最後に3。「輪」になっている内側の上と下に、マジックテープをチクチクと地道に縫い付けます。で、出来上がり!です。

我が家の完成品はこちら。


因みに我が家のティッシュ・カバーは飾り布の部分を
以前に作ったお座布団と同じ布にしました。


いとこのAちゃんにプレゼントしたのはこちら。

2007/11/01

頂上!

「浅見光彦シリーズ」について、暫く話題に出していませんでしたけれど、密やかに読んでおりました。それで遂に!50冊目を読み終えました!全部で100冊あるこのシリーズ、半分読んだことになります。今日、図書館に行き、更に6冊借りて来ましたので、更にマイブームは続きます。

日光殺人事件」、どこかで目にした書き始め…。それは、「天海僧正って、実は明智光秀だったって話、知ってた?」というストーリ冒頭の台詞。以前に読んだ本の記事を調べてみて、「ああ、これか…」と思いました。「菊池伝説殺人事件」も「清少納言と西郷隆盛と菊池寛が親戚だっていうの、知ってた?」という文句で始まっているのです。源義経がジンギスカンだったとか、世の中には色々な説があるものですね。

天河伝説殺人事件」、表紙が怖い。早く返却したいけれど、いつもと違う遠くの図書館で借りたので、まだ家にあります。能の宗家を巡ってのお話でした。能に興味を持ちました。

神戸殺人事件」。最近読んだところなのに、しかも全く内容は異なるのに、以前読んだ「横浜殺人事件」と区別がつかなくなっています。横浜と神戸、私の中で両者は、異国情緒溢れるイメージがあるで、それが理由かもしれません。

耳なし芳一からの手紙」。戦時中の悲恋が事件の発端になった物語。フィクションの世界では殺人事件に発展してしまいましたが、殺人事件にならなくても(ならない方が良い)悲しい恋の物語は、戦中戦後には多々あったのだとうと思うと、とっても切なくなりました。平和な世の中に生きることの幸福を改めて感じさせる一冊でした。

三州吉良殺人事件」。「浅見光彦シリーズ」独特の、「罪を憎んで人を憎まず」的な発想が色濃く感じられた一冊でした。「殉国七士」、「吉良上野介」といった、一般的に「悪」とされる人物達の立場に立った視点もあり、公平な立場を取る「浅見光彦」ならではの物語だったと思います。