2007/10/31

その良き日

10月28日(日)、その良き日はやって来ました。私たちのテニス仲間の「ねぇさん」が妻になる日。前日までの豪雨がウソのように晴れ渡った空の下、お招き頂いた二次会会場に向かいました。ねぇさん、流石、晴れ女を自称するだけあります。本当にお二人の門出を待ち兼ねたような秋晴れでした。

京都駅で他の仲間と合流!のはずが、MR.MVP(くまさんとも言う)時間を間違えて合流できず…という、ウケ狙いかと疑心暗鬼になるようなハプニングもありましたが、なんとか全員無事に会場に到着することだできました。

二次会はまるで披露宴のような豪華な雰囲気でした。新郎新婦の入場の際には本当に感激。以前、ねぇさんから聞いていた、ねぇさんの”一番気に入っているドレス”姿を目の当たりにして、「綺麗…」というのが精一杯の私。あまりの嬉しさに、お二人の新しい門出をどうやって祝福したら良いのか、途方に暮れてしまいました。

披露宴の後ということもあり、お食事はブッフェ・スタイル。ねぇさんは「ごめんな、後ろで」と恐縮されていたようですが、私たちテニスのメンバーのテーブルは、お料理に一番近い上座!?皆、「やったぁ!」とばかりに、沢山ご馳走を頂きました。お料理はどれもとても手の込んだ素晴らしく美味なものでした。私はブッフェ・スタイルのパーティーでは、色々なお料理の味を勉強したくて、あれもこれも!とお皿一杯に頂いてしまう悪い癖があります。マナーとしては本当は宜しくない恥ずかしい行為と知りつつ、ついつい…。改めないといけませんね。と言いつつ、今回はさつまいものポタージュが意外でした。初めて頂きました。

二次会ではBINGO!大会が催されました。我らテニス仲間のテーブルでは、やれリーチだの、あれっ?間違いだっただの、ハラハラ、ドキドキ、大いに盛り上がりました。ham君は電気ストーヴを、私はバスセット(こういうの大好きなので嬉しい♪)を頂きました。ありがとうございます。同じテーブルの仲間の中には、ガンダムのプラモデルや、ねぇさんがこれからご主人と切り盛りしていくことになるであろう『松乃屋』の半額クーポンなど、色々頂きました。皆、大いに楽しませてもらいました。

そして楽しい時間は過ぎ行き、新郎新婦退場の瞬間がやって来ました。我々のテーブルにお二人が差し掛かったとき、ねぇさんがノリピーちゃんにブーケをプレゼント。初めて貰うブーケ、しかも、大好きなねぇさんからのブーケ、感涙に咽ぶノリピーちゃん。ねぇさんの愛情一杯のステキな計らいと、ノリピーちゃんの喜ぶ姿を見て、思わず私もポロリ感激してしまいました。

ステキな時間とお二人の幸福の余韻を抱きつつ、我々はホテルグランヴィア京都のスカイラウンジ サザンコートへ。京都の夜景と、生演奏のピアノを楽しみつつ、私は大好きなギムレットを頂きました。テニスウエアかカジュアルなスタイルでしか出会わないテニス仲間も、この日はドレス・アップしていましたし、いつもとは異なる雰囲気の場所で、ゆっくりとお話することができたのではないでしょうか。本当にステキな夕べを過ごしました。

最後になりましたが、ねぇさん、かっぱさん、本当におめでとうございます!

2007/10/30

大改造計画③

先週のテニスでも、引き続きフォアハンドのフォームの改造は行われました。フォアハンドのストローク練習で、一列に並んで、コーチから出して貰うボールを打つというのがあるのですが、その際、一言ずつ、例えば「左手でテイクバックにもって行く」とか、「面の向き」とかアドヴァイスを頂きます。私本人は、これを至って忠実に再現しているつもりなのですが、コーチの顔を伺い見ると悩ましげ…。どうやら違うようです。

1時間半の練習の後半、「テイクバックにもって行く時に、左手を添えているのは面の向きを作る為でもある」と教えて頂きました。要するにテイクバックの時というのは、ボールを打つ為に面の向きを整えて、そのまま降り抜く為の準備のようなものと思われます。というか、きっとそうなのだと思います。テイクバックが準備でなければ、何の為にやっているかわかりませんものね。助走なしで走り幅跳びを飛ぶような頓珍漢なことになりかねません。今頃気付くなんて、きっと相当遅いのだと思いますが、気付かないよりはマシ。positive thinkingでいきます。

次回、つまり今週の土曜日にはテイクバックの意味を意識して、再度、挑戦したいと思います。

2007/10/25

フラワー・アレンジメント

親友の一人であるcanaが、フラワー・アレンジメントを習っています。mixiで写真を公開してくれているので、いつも「きれいだなぁ…」と思って見ていたの ですが、なんと!先日のサムゲダン・パーティーの際に、ハロウィンをイメージしたアレンジメントを作って持って来てくれました!それが、ものすごくステキな ので皆さんにもご紹介します!写真が小さいので見難いのが残念ですが、なんとカボチャの中に花が活けてあり、その花々の中に更に小さいカボチャが飾られているのです!一緒に活けてあるグリーンは土ごと入っているらしいので、花が終ればこれだけ取り出して飾ることができるとcanaが言っていました。暮らしの中に花があるって良いですね。まだまだ花が元気なので、日々目を楽しませて貰っています。ありがとう!

巨大芋

先日のサムゲダン・パーティの 際、kovaちゃんご家族から頂いた大きなお芋。あまりにもご立派だったので、ぜひ皆さんにも見て頂きたくて写真をupします。赤い矢印の先にあるお芋な のです。念の為、普通と思われる大きさの玉葱を隣に置いてみました。それにしてもご立派でしょ。パーティーの当日に収穫されたのだそうですが、実はこれよ りも更に大きいお芋も取れたのだとか、一体、どのくらい大きかったのでしょう。我が家は二人家族ということを考慮の上、ナンバー2のお芋を持って来てくだ さったとのこと。それでも、スイートポテトやら、さつまいも食パン、大学芋、さつまいものレモン煮と、本当に余すところなく楽しませていただいています。美味しい!の一言に尽きますね!ありがとう!このお芋を使って作ったメニューのうち二つをご紹介したいと思います。そうそう、その前に、実はこの巨大芋の他に、何ともステキなお芋を一緒に頂きました。しかし、これをご紹介するのは又の機会にしたいと思います。

さつまいも食パン

強力粉を280グラム使用して焼いた割には膨らみがイマイチで、実は失敗したかとかなり心配していたのですが、ぎっしり、もっちりしていて美味しかったです。ham君にも大好評でした。自分の覚書の為にレシピをupします。

【材料】…大匙、小匙はホームベーカリー専用のものを使用
強力粉 280g
砂糖 大匙2弱
塩 小匙1
バター 10グラム
スキムミルク 大匙2
水 160cc
ドライイースト 小1弱…この時期なら小匙1でもよかったかも
さつまいもマッシュ 50g…電子レンジで蒸しフォークで潰す




大学芋

華香ママ秘伝!?のレシピで作りました。大学芋というと、とろ~りとしたものを想像される方が多いのではないかと思うのですが、華香ママのレシピではサクサクッとしています。「かりんとう」に近い食感です。そう言えば、華香ママの母、つまり私の祖母もこれと同じ様な大学芋を作ります。味は受け継がれていくものなのですね。

2007/10/24

サムゲダン・パーティー

10月20日、先週の土曜日の夜、我が家にてサムゲダン・パーティをしました。参加メンバーは先日の『乙女の会』の4人と、kovaちゃんのご主人、ham君の合計6人。チビ乙女のYちゃんは、慣れない環境に少々の戸惑いがあった様で、疲れが出ていないか心配です。また、これに懲りずに我が家に来て慣れてね!

さて、パーティーのメイン、「サムゲダン」を持って来てくれたのはcana。先に到着していたkovaちゃん家族と、どんなものがやって来るのか興味津々で待っていました。そして登場したソレは左の写真のお方。鶏が苦手な人々にしたら、とても凝視できないだろうと思われる代物かと存じます。鶏が好きな私、しかも、華香ママが毎年クリスマスに焼く、丸ごとの鶏料理で慣れている私ですら、少々怖気づきましたから…。この白っぽい色にその原因があるのではないかと思われました。しかし、形を崩してしまえばこっちのモノで、スムースに頂くことができました。お味の方は想像よりも全然薄味で、鶏のお腹に詰められているもち米もあっさり。まさに健康食品、と言った感じでした。とりわけ、スープはダシが凝縮されている感があり、味わい深いものでした。

その他にジャージャー麺も頂きました。これはインスタント麺でしたが、私好みのお味。写真で見ると、ソースをかけすぎた焼きそばみたいに見えますが、ジャージャー麺です。因みに二人前です。サムゲダンやピッツァを食べた後で作った為、お腹が一杯で思う存分食べられなかったことが何よりも残念です。皆が帰った後も、しばらく部屋の中が”ジャージャー”していました。そうそう!右の写真に湯気が写っていると思うのですが、kovaちゃんのご主人とham君は写真に湯気を写すのは難しいんだ!これは凄い!湯気が写った!と興奮していました。乙女の会のメンバーは一様に「ふーん」といった面持ちでした。

サムゲダン、ジャージャー麺、サラダにピッツァを摘みながら、先日、参列させて頂いたT君の結婚式の話をしたり、N700系の話や(詳しくはこちら)、マイナスイオンとは何ぞや、そして効果はあるのか等々、お喋りをしている間に楽しい時間は過ぎていきました。

大したお構いはできませんし、本当に場所を提供するだけですが、またこうやって皆で集まり、心安らぐ時間が持てたらと思いました。kovaちゃんご家族、そしてcana、来てくれてありがとう!

2007/10/23

大改造計画②

大改造計画が開始された翌日、10月21日、日曜日。夫、ham君とブランチをしながら、「今日は何する?」という話に。二人とも頭の中には「テニス」の3文字が浮かんでいました。私は、なんだか無性に体を動かしたかったのと、前日に始めた大改造計画の感触を、たった1/5のイメージでも、確かめておきたかったという気持ちがありました。

「テニスをする!」と決まれば膳は急げです。地域のテニスコートの空き情報をインターネットで検索、電話で予約し18:00~21:00までレンタルすることが決まりました。同時進行で一緒にテニスをしていただける方を募集。ラク田さんと(いつも急なお誘いに応じてくださり感謝です)、私のいとこのN君がO.K.とのこと。やった!

人数と場所が決まれば、早速、ピックニックセット作りに励むことに。今回は時間が限られていましたから、梅干とかつおをまぶしたご飯のおむすびを韓国海苔で巻いたものと、先日、お友達家族から頂いたお芋でスイートポテトを作りました。本当はおむすびを包んだラップをリボンで縛ったりと、ラッピングも可愛らしくしたかったのですが、時間がなく断念。次回、ピックニックセットを作る時まで、お楽しみにとっておきます。スイートポテトの方も、ひと手間かけて裏ごしをすれば良かったのですが、これも時間の関係でパス。お芋の塊がゴロゴロしている素朴なスイートポテトとなったのでした。

初めてのクレイコートでのテニスは難しかったです。ボールが思いも寄らぬところに跳ねて行くので、いつもに増して空振りの連発。又、夜間だったこともあってか、ボールと自分との距離感が掴み難く、目測を誤りまくり。お陰で(普段からという噂もありますが)打点を的確に捕らえることができず、ラク田さんにコーチ頂きました。肝心の大改造計画も四苦八苦。大改造計画①で書いた『②左でラケットを持っている方の右手を後方へ押しやる』動作がついつい疎かになってしまい、いとこのN君曰く「白鳥が羽根をバサバサしているところみたい」なフォームに。確かに、撮って貰った写真には見るも無残な姿が…。まだまだ完成への道のり遠し、です。

有意義な夕べを過ごすことができました。ラク田さん、N君、ありがとう!

大改造計画①

「フォアハンドのフォームを変えてみませんか?」と、少し前のレッスンでitoコーチに言われました。「今のフォームを少しいじるだけで完成しますよ」とも。フォームを変えるなんて、全く考えたことがありませんでしたから、驚きでした。

そして迎えた10月20日、先週の土曜日のレッスンで遂に大改造計画が開始されました。

①テイクバックの際は右手はリラックスさせておく。
②左でラケットを持っている方の右手を後方へ押しやる。
  (今までの様にラケットヘッドが下向いた状態でのテイクバックではなく、
   どちらかと言うとラケットは地面と垂直にある感じなのでしょうか)
→そうすると、自然と下半身に対し上半身が捻れた状態になる。
③そして体の捻れを利用してスイング!

以上が大改造の全貌だったと思います。

何度も何度も練習の機会を与えてもらい、「イメージは1/5程出来上がってきた」と言われました。1/5ですか…、しかもイメージですか…、と思うと気が遠くなりますが、「おぉ!これは!」と思った時のボールの飛び方は非常に気持ちが良いもので、なんとかこのフォームをマスターしたい気持ちで一杯になりました。

神様のボート

過去に約束した愛を信じ、過去を思い、過去に悩み、これらに折り合いをつけることができず不器用に生きる母親。次々に目の前に突きつけられる現実を受け止めて進むしかなく、毎日を必死に生きる子供。そんな母娘の物語でした。

最後には、母親は現実に向き合って生きる決心をし、信じてきた過去の愛も実ります。一方、娘も母親と二人で必死に暮らしてきた過去を受け入れ、新しい生活に心置きなく身を投じて生きることを決めます。

この物語では、過去の自分と折り合いをつけること、新しい日々をのびのびと生きることを、母親、娘という二人の視点から描かれていましたが、本来、人間はその二つを一人で背負って生きているのだろうと思います。私がこの二つをバランスよく背負える日はいつのことやら…。

『15歳の残像』に続き、心に響く一冊でした。

2007/10/22

アーモンドケーキ

華香ママから教えてもらったアーモンドケーキ。ずっと焼きたい、焼きたいと思っていましたが、なかなか機会に恵まれませんでした。先週の土曜日の夜、我が家にお友達が来て下さることになり、デザートにと、一念発起、思い切って焼くことにしました。事前に華香ママからレシピを聞いておいたのですが、これが驚くほど大雑把。材料の分量の他に教えてくれたことと言えば、「サクサクと混ぜて焼く」とか、「茶色くなるまで焼く」とか非常に適当。華香ママが作っている姿を見ていたからイメージできたものの、本当のところ、ちゃんとしたケーキができるか気が気ではありませんでした。お陰様で、出来上がりは限りなく華香ママの味に近いものとなりましたので、ひとまず結果オーライ!ホッと一安心した次第です。

2007/10/18

15歳の残像

2週間以上前に読み終わった本です。この本を読んだことがきっかけで、色々と考えました。非常に有意義な一冊だったと思います。私にとって、あまりにも意味のある書籍だった為、なかなか自分の中で思いをまとめられずにいました。

この本は、江國香織さんが各界の著名人に、どのような15歳を過ごしてきたかをインタヴューする形式で書き進められています。何故、15歳なのか。本を図書館に返却してしまいましたので、江國香織さんの言葉でお伝えできないことが残念ですが、確か…、17歳でも20歳でもなく15歳というのは大人になる前のでも子供でもない、そんな微妙な年齢だ、ということを言っておられた様に記憶しています。中学校を卒業する、義務教育を終える15歳。今まで15歳を意識したことはありませんでしたが、15歳は”何か”の節目なのかもしれない、と思うようになりました。「あとがき」の一部で、大変心に残った箇所を以下にご紹介したいと思います。

 子供がそのまま大人になったような人、と言う言いまわしがありますが、あれは変だと以前から思っていました。誰だってみんな子供がそのまま大人になるわけで、それはもう単純に事実だと思うからです。一歳の自分も九歳の自分も二十歳の自分も、全部自分の中に潜んでいる、と思うと奇妙な気持ちがします。そういう、自分の中に潜んでいる過去の自分と、人々がどう折り合いをつけているのか、ひどく興味がありました。

私は丁度15歳になる年4月、中学3年生に進学した年に、3年間を過ごしたスイスから帰国しました。スイスに行ったのは小学校6年生になる12歳の年でした。両親からスイスに行くと聞いた日は驚きと不安を隠せず、体を震わせて涙したことを思い出します。ところが行ってみると毎日がとても楽しく、今から思えば日々新しいことを吸収していたのだと思います。たいへんだったのは帰国してからでした。最もたった3年間という短い間でしたが、スイスでの時間はその後の私の人生を変える大きなイベントだったのです。今思えば…ですが、思春期の3年間のブランクは意外にも大きかったと言えます。帰国後、「自分は自分のままでいい」と思うことができず、周りに馴染もうと頑張れば頑張るほどギクシャクし、空回りをし、辛かったことを思い出します。スイスに行く前の私、スイスにいるときの私、帰国してからの私、これからも夫、家族、友達に支えのもと、過去の私と折り合いをつけながら、自分が最も心地よいと思える場を求めて生きていくのだろうと思います。

皆さんの15歳はどんなでしたか。

乙女の会!?

昨日、kovaちゃん、kovaちゃんの愛娘のYちゃん、cana、私の4人で『乙女の会』を執り行いました。京都伊勢丹10Fにある『ザ キッチン サルヴァトーレ・クオモ』で京都の景色を楽しみつつ、ちょっぴりセレブ気分でランチ。サラダとアンティパストはブッフェ・スタイルでした。色々なお料理の味を知る意味では、ブッフェ・スタイルは良いですね。「ああ、こんな風に味付けするのか」とか、「これの食材とこの食材が合うのか」と、お料理の幅が広がります。メイン、デザートも美味しく満足、満足。

お食事の後は恐縮ながら私の買い物に付き合って頂きました。お家で穿くパンツが欲しかったのです。七部丈のパンツはあるのですが、秋の気配が濃厚に立ち込める今日この頃、さすがに長いパンツが恋しくなっていたのです。程好いお値段で、程好いものを見つけて購入。これで秋深くなっても安心です。

お買い物の後は、Yちゃんがお昼寝している間にお茶をしよう!とのkovaちゃんの提案で、乙女の会だけに!?高校生の中に混じってミスタードーナツでお茶をしました。手近にカフェがなかったのです。何年ぶりかのミスタードーナツでした。Yちゃんが眠りから覚めたところで移動。

次は駅地下にあるドトールで、またまた!お茶。そこでも乙女たちの話は尽きず、気が付けば外は真っ暗、18時を回った頃でした。正午に待ち合わせをした私たち、半日間も話し続けていたのですね。それでもまだ話したりず、今度はkovaちゃんのご主人と、私の夫のham君も交えて土曜日に我が家で集まることになっています。

本当に楽しい『乙女の会』でした。まだまだチビ乙女のYちゃんに長時間、大人乙女の私たちに付き合わせてしまいました。Yちゃんが本当の!?乙女になっても、私たちの『乙女の会』の1員でいてくれるかしら?などと思いながら家路につきました。

小さなお友達

昨日、ポストを開けたらお手紙が!
封を丁寧にハサミで切って中身をだすと
新しくできた、小さなお友達からのお手紙でした。
先日の東京旅行で再会した
私の中学生時代の友人、しもなおちゃんの
かわいい子供たちからのお手紙だったのです。
消しゴムで消したあとが残っていたりと
AちゃんとK君が一生懸命書いている姿を想像しつつ
夫のham君と二人、とても幸せな気持ちで読ませてもらいました。
今、手紙は我が家の冷蔵庫に貼っています。
冷蔵庫を開ける度に、つい微笑んでしまう私がいます。

2007/10/17

ham君、ご満悦

日曜日の夜ご飯はham君と2人で作りました。メニューはホワイトソースのパスタとサラダという極めてシンプルなもの。手狭なキッチンですから、二人で代わる代わるお料理をしました。

私はホワイトソースを作る係り。ホワイトソースの具は、エリンギとチキンにしました。本当は玉葱も入れようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。残念!玉葱を入れるとちょっぴり甘みが出て、美味しいのですよね…。次は忘れずに入れよう。

ham君はサラダとパスタを茹でる係り。ham君はパスタを茹でるのが上手なのです。私好みのアルデンテに仕上げてくれます。そして今回はもう一つ、ham君には大切なmissionがありました!そう!ホワイトソースの上に乗せる温泉卵を作ること。以前、「とんこつラーメン」になってしまった苦い経験がありますから、今回はどうしても成功させたかったようです。しもなおちゃんに教えてもらったレシピを見ながら、それはそれは真剣に卵と向き合っていました。実際、ham君の再挑戦の為に、この夜のメニューが決まったようなものです。彼の背中からは、物凄い気合を感じました。

しもなおちゃんの二度に渡るご指導のお陰で無事に温泉卵が出来上がり、ham君はご満悦。「写真を撮ってblogにupして」と、私のblogをジャックする気も満々でした。何はともあれ、めでたし、めでたし。遅ればせながらご報告させていただきました。

2007/10/15

TVでも

TVで「浅見光彦シリーズ」が放映されるということで、久し振りに真剣にTVを観ました。2時間のサスペンスです。最近は一人で過ごす時も、音楽を聴いたり、本を読んだり、お裁縫をしたりと、趣味に興じていた為、全くと言って良い程、TVを観ませんでしたから、本当に久し振りでした。サスペンスが始まるまでの天気予報なんて、懐かいと思った程ですから、余程のものです。

さて、放映されたのは『漂白の楽人』で、先日読んだばかりの『城崎殺人事件』の一部作的なニュアンスの作品でした。もちろん『漂白の楽人』の内容も覚えていましたから、今までとは違った視点から2時間サスペンスを観ることになりました。

小説を先に読んでいますから、既に私の中で浅見光彦氏を初め、登場人物のイメージが出来上がっており、なんとなくギクシャクした感を抱きながらの鑑賞となりました。その他、浅見光彦氏が警察庁刑事局長の弟であることがバレるタイミングが早すぎない?とか、お手伝いの須美ちゃんがもう少し浅見光彦氏に気があるように描いた方が面白いのに…とか、雪江さん(浅見光彦氏のお母さん)がもう少しキビキビしていても良いかも…なんて、自分の中のイメージと照らし合わせながら、今更ながらにマニアックな観方をしたものだと思います。

鑑賞後はham君とキャスティングについて、これまたマニアックな会話が交わされたことは言うまでもありません。そしてその後、2人して除いた『浅見光彦の家』という内田康夫公認の浅見光彦倶楽部公式サイトへのアクセスが、50を超えていたのには驚かされました。会員用のblogでは、どのようなやり取りがされているのでしょうか。私は会員ではないので見られず、残念ながら知りえませんが、興味が沸きました。

いつも読んでいる小説が、こんな風に映像化されるんだ、と新鮮味のあった「浅見光彦シリーズ」 on TVでした。良かったことは、小説ではなかなか想像し難い旅情の風景そのものが、映像で見られたことでしょうか。ああ、こういうことを言っていたんだ、と思う場面が何箇所かありました。

そんな秋の夜長のひと時でした。

難しかった


夏が終るまでに読みたかったのだけど
すっかり秋の気配が漂ってから読むことになった一冊。
二十歳の女性が過ごした一夏を描いた物語でした。
とても不思議なお話で、何が起こっているのか理解できないのだけど
それでも先が気になって気になって読み進めるといった具合で
結局、最後まで読んだのですが、難しかったです。

お弁当

最近、blogにお弁当の記事をupしなくなりました。「ブーム去ったか!?」と思われた方もいらっしゃたかと思います。あの時期と同じくらい熱を入れて毎日のお弁当に向き合っている、とは言いませんが、それなりに頑張ってほぼ毎日作っています。という証に、最近の一品をご紹介。いつかは作ってみたい!と夢見 ていた『鮭弁』です。


私は鮭が大好きです(私の母も好き、そして母の母も好き…遺伝?笑)。普通の切り身も、もちろん大好きなのですが、高かったり、魚が苦手なham君の手前、ついつい買うのを遠慮してしまいます。そこで、重宝なのが鮭の『アラ』。私の大好きな脂身の乗っているところや皮がどっさり入って(カロリー高いだろうな…とは知りつつ)、1パック200円までで売り出されています(脂身や皮が苦手な方には信じられない買い物だと思います)。この『アラ』さえあれば、ご飯が進む進む。ham君には「ネコのエサ」と形容されています。

先日買った『アラ』の中に、なんと!普通の切り身同然の鮭が入っているではないですか!凄い!こんなこともあるものです。こんなチャンスは滅多にないと思って、夢だった『鮭弁』を作ったのでした。私が食べるわけではないのですが、ウキウキしました。一方、ham君は少々ガッカリ気味…。しかし、それも見越して、ham君の好きなカボチャの煮物と、チキンのおかずを入れておきました。『鮭弁』の夢が叶ったので、きっともう暫くは、作ることはないと思います。ham君、安心してください。

2007/10/14

もやしブーム到来

9月の初旬、野菜が高くて手が出なかった時、一袋18円のもやしを購入し、「もやしと豚肉、卵のオイスターソース炒め」 を作ってからというもの、我が家に「もやしブーム」が到来しました。日々、食卓にもやしのおかずが登場しています。先ず、試したのがsodapopさんに教えてもらった、もやしと鶏皮 と卵をごま油で炒めて、塩コショウとお醤油で味付けするおかず。美味しかった。その後、インターネットで色々と調べて、以下のお料理を作り、ご満悦中の 私。今日も2袋で10円のもやしを買ってきたばかりです。

先日、母方の叔母の家にお邪魔した際、『オレンジページ』をペラペラと捲っていて見つけた一品。うろ覚えなので本来のレシピ通りか自信がありませんが、ご紹介します。

【材料】
肉 適量
卵 2個
もやし 一袋
柚子胡椒 適量
塩・胡椒 適量

*肉は豚肉、鶏肉等、何でも良いと思います。因みに我が家はこにくで作った時が一番美味しかった!

【作り方】
①ごま油で卵をサッと炒め、違う器に取り出しておきます。
②肉をしっかりと炒め、塩胡椒で味付けします。
③②にもやしを投入、炒めます。
④しんなりしてきたら柚子胡椒を入れ、満遍なく行き渡るように炒めます。
⑤フライパンの淵からクルリとお醤油を垂らし、味をみながら掻き混ぜ、できあがり。

もう一品、「もやしの牛そぼろあえ」。ご飯が進む一品。レシピにはニンニクを入れると書いてありますが、ham君のお弁当のおかずにもしたかったので、私は生姜で代用しました。生姜の香りがきいていて、とても美味しかったです。このレシピの良いところは、何と言っても、ひき肉を電子レンジでお料理してしまえるところです!油物を煮たお鍋を洗うことを思えば、もやしを湯がくのに使ったお鍋の方の洗い物などラクチンです。お手軽で素晴らしい一品だと思いました。また作ろう!と思います。


読書の秋

最近読んだ「浅見光彦シリーズ」を、一挙、ご紹介します。

先ずは『日蓮伝説殺人事件』。宗教的な環境の中で育った私、御朱印なども集めているのに、実はあまり仏教(に限らずですが)詳しくありません。自慢できることでは全くありませんが、この本を読んで改めて自分の知識のなさに愕然としました。ストーリーを楽しむのと、「ああ、そうなのか」と学ぶのと、両者平行しての読書となった一作でした。


高校の卒業を記念して、友達4人と旅行に行ったのが城崎でした。いわゆる「卒業旅行」です。4月からの新しい生活への楽しみ半分、不安半分を抱えての旅行だったのを思い出します。その城崎が舞台の小説、以前読んだ『漂白の楽人』の続編のようなニュアンスもあり、とても楽しめました。それと同時に、もう一度、城崎温泉に行きたいという希望が、大きく膨らんだ一冊でもありました。


御堂筋殺人事件』は、徳間書店の雑誌『問題小説』に7回にわたって連載された作品だそうで、引っ張るところあり、思わせぶりなところありで、推理を純粋に楽しめる一冊でした。案の定、思いがけない人物が犯人で、少々の敗北感を伴う読み終わりでした。


東京旅行に持っていった一冊。帰りの新幹線の中で読みました。今年に入って、東京に行く回数が多かったこともあり、少々地理に詳しくなったこと、また、私たち夫婦がいつも使うホテル近辺の地名が数箇所出てきたこともあり、ストーリーの内容を身近に感じながら読むことができました。次回、東京に行ったときには隅田川で船に乗りたいです。

当たり前が当たり前ではなくなる瞬間

人生、出会いがあれば別れがあるのはつきもの。わかっていても、普段あまり意識せずに、もしかすると意識しないように心がけて過ごしている様に思います。今日は、テニスの日でしたが、同時に仲間の一人、「ねぇさん」が私たちのクラスでレッスンを受ける、最後の日でもありました。

私たち夫婦が今のクラスに参加させて頂くようになって1年半くらいでしょうか、毎週テニスに行くと「ねぇさん」がいて、私がわからないところを教えてもらったり、”たまに”レッスンにはあまり関係のないお喋りをしたり、更衣室ではついつい話し込んでしまったり。そんな時間が当たり前の毎週末、楽しいひと時でした。

今日を境にレッスンに行っても「ねぇさん」はいません。寂しいはずなのですが、正直言って実感が全く伴いません。来週も今まで通り「ねぇさん」がいる様な気がしています。でもきっと、今までの当たり前が、来週は当たり前ではなくなっているのだろうとわかってはいます。

「ねぇさん」には幸福な新しい生活が待っています。私たちは「ねぇさん」が来なくなっても、やっぱり毎週レッスンに行きます。このクラスで「ねぇさん」に出会えて本当に良かったと思います。この出会いに感謝します。そして、これからもこの出会いを大切にして、願わくば末永く仲良くしていただければと思います。

2007/10/13

N700系 10月7日(日)

今回の東京旅行の最後のお楽しみは、N700系乗車。先の記事でも書きましたが、私の自慢の友人の一人K君(kovaちゃんのご主人)が設計に携わってい たとあって、N700系が走り出した時から、なんだか自分のことのように誉れ高く感じていた私。今回、漸く乗ることができました。

N700 系に乗れるとあって、足取りも軽やかに東京駅は新幹線乗り場に向かいました。まずはマニア並に「顔」の前で記念撮影と思っていたのですが、既に車両が入っ て 来ており、また、時間もなかった為に断念。私たちが乗った6号車の入り口にて、そそくさと記念撮影をして乗車しました。

車内に一歩踏 み入 れて、「新車のにおいがする!」とham君。車両内が広く感じられました。また座席についての第一印象も、前の座席席との間隔が広くなっていると思いました。車両 自体の長さが 旧型よりも長くなったのでしょうか?それとも、出入り口付近にゴミ箱が設置されていなかったように記憶していますので、そのスペースを客室に置き換えて設 計されたのでしょうか。是非、K君に聞きたいところです。

車内には、以前、K君より聞いていいた通り、各座席の下に電源がある他、網棚 (?)の幅が広くなっていてスーツケースもすっぽりと乗るようになっていたりと、色々と充実した部分が目立ちました。

今 回の旅行ではPCを持っていかなかった為、新幹線の中でblogを書いたりはできず、せっかくの電源も使えずじまいでした。なんとか使ってみたい!一心か ら、携帯電話でも充電しようかと考えたのですが、電池があるのに充電なんて、ただの「ウレシ」だし、「ミミッチイ」ので自粛。これだけ写真を撮っている時 点で、既に「ウレシ」満開ですが…。

網 棚も、我が家のスーツケースも安定感をもって乗せることができ、安心でした。我々のスーツケースはプラスティック製のものなので(写真の物は我が家のでは ありません)、すっぽりと乗り切らないと滑り落ちやしないかとハラハラすることがあったので、今回の改良は有難いばかりです。

荷物置きに関して言えば、もう一つ、壁についている フックが2つになっていたのも有難い配慮の一つでした。これが、前の座席のところにも付いていたのなら(自動車の後部シートについている様なイメージ)、更に便利だろうと思いました。

そ の他、各窓側の座席の上には空調の調節が可能になっており、 寒すぎたり暑すぎたりするのを、洋服の着脱で補わずに済んだのも「新しい!」の一つでした。また、これは写真はありませんが、前の座席から降りてくる折り たたみ式のテーブルも、以前のより もより手前に出るようになっていた様に感じ、PCを使ったり、書き物をしたりするには重宝するのではと思いました。一つ贅沢を言う ならば、フッとレストがあると最高!だと思いました。

噂の喫煙室もしっかりと見てきました。K君に見せてもらっていたパンフレットの写真 で想像していたよりは幾分コンパクトな感じで、2人が使用するのが限度かな…といった感じでした。喫煙室に近い車両では、タバコのにおいがするのでは…と か、喫煙室の周囲も煙が漂っているのでは…と思い、喫煙室からは離れた座席指定をしていたのですが、そんな心配は無用でした。喫煙室の近くを通っても、そ こがそうであることすらわからないくらい、空気はクリーンでした。


さて、K君は足回りを中心に設計に携わったそうですが、肝心の乗り心地 について。もはやこの記事は、K君をターゲットに書いているようなものになりつつありますが、どうぞご了承ください。乗り心地は、今までの「のぞみ」の中 では最高!でした。私は今までの「のぞみ」では浮遊感を感じ、乗り物酔いをすることが多かったのですが、今回は大丈夫でした。飛行機での安定飛行に入った 状態とでもいうのでしょうか、とても快適でした。品川と新横浜に着いたときなど、わからなかったくらい静かなものでした(運転手さんの技術!?)。ただ、 発ち歩くと話は別。結構、よろけました。やっぱり座席の肩の「持ち手」は必要ですね!おとなしく座っている間は全く問題なく、快適な読書タイムを過ごすこ とができました。ham君に至っては、珍しく電車で熟睡しておられました。

そんなこんなで、色々と探検したN700 系(この様な視点で乗り物に乗ったのは初めてでした)、充分に満喫しました。ham君が心地よい眠りから目覚めた後、しもなおちゃんがお土産にと持たせてくれた人形焼きを二人仲良く頂きました。鳥さんの形をしたものが、とっても可愛らしく、食べてしまうのが持ったないほどでした。中身はham君も私も大好きな「こしあん」、美味しかったです。ありがとう


2007/10/12

行ってみた 10月7日(日)

今回はどうしてもN700系に乗りたかった私、ham君にお願いして、東京21:20発の「のぞみ163号」のチケットを取って貰いました。漸く叶う私の 願い!何故、そんなにN700系に拘ったのかというと、私の自慢の友達の一人(kovaちゃんのご主人)が設計にかかわっている新幹線だから。N700系 が走り出すまでは、さすがに企業秘密なのか、あまり詳しくは教えてくれなかったけれど、走り出してからは色々と話をしてもらっていたので、乗るのをとても 楽しみにしていたのです。

さて、新幹線のチケットを取ったけれど、発車の時間までどうしよう…ということで、気になっていたところにチョロチョロッと行って来ました。

まずは有楽町は東京国際フォーラム。 建物好きの私に、建物好きのkovaちゃんが教えてくれた場所。本当はもっとぼんやり建築物を堪能したかったのですが、この日は骨董品の市が催されていて、長時間陣取れるベストベンチが確保できなかったこと、何も調べずに行ったので、一体どこがどうなっているのか全く把握できなかったこともあり、とりあえず手近なカフェでコーヒーを飲みました。次は下調べをして、ゆっくり時間を取って来たいな…と思っていると、「あれっ?俺、ここで仕事したことあるわ」と ham君。思い出すの遅すぎ…。しかも、以前kovaちゃんに教えてもらった時にも一緒にいたのに…。ham君、たまにこういうことがあるのです。ステ キ。

東京国際フォーラムでお茶をしながら、次にどこに行くかを相談、ビックカメラに行くことに。わざわざ東京で行く必要もなかろう と思いつつも、新しく買ったデジカメの液晶画面を保護するシールを、少しでも早く手に入れたかったし、東京国際フォーラムとは目と鼻の先でしたから、行こ うということになりました。保護シールを買うだけと思って行きましたが、エスカレーターを上っているとマッサージチェアコーナーを発見。吸い込まれるよう にそちらに行き、そこで30分。リラックス後、掃除機を見たり、電気スタンドを見たりと、なんだかんだ堪能。流石はsotamannオススメのスポットの一つだけあ り!?結構、楽しめました。

ビックカメラの次は丸の内oazoへ。お目当ての丸善に行く前に先ずは腹ごしらえと、『上海厨房 石庫門』に入りました。アタリ!でした。二人で色々頼んで摘みました。どれもこれも本当に美味しかった!

特大石庫門焼き餃子

楊州黒炒飯

小籠包

海老のマヨネーズ炒め

お腹が一杯になったところで、いざ丸善!どうして本屋さんって、あんなに幸せな気持ちになるのでしょう。丸善に入り、新しい本のにおいを胸いっぱいに吸い込んで、暫し感激。そしてham君とは別れて、好き好きにウロウロ。そう言えば私たち、お付き合いをしていた頃から本屋さんによく行っていたな…と懐かしく思い出しました。そこで自分へのお土産を二品購入。一つはネコのブックマーク。かわいいでしょ!もう一つはサムシング。このサムシング、親指を輪に通して本を持つと、片手でも安定して本を読めるという英国生まれの新しい読書ツールなのだとか。ところが!私は説明をよく読みもしないで購入。なんと!何を勘違いしたのか、両手を使わずとも本を開いておけるツールだと勝手に思い込み、「世の中にはなんと便利なものが!しかも400円足らずで!」と感涙に浸って購入を決めたのでした。N700系の中で、それの何なのかを知った時の私の落胆といったら、言葉にし難いものでした。ガックリしている私を横目に、「えっ!?知らなかったの?」と、ham君が呆れていたことも、一応、付け加えておきます。

そんな不幸がその後に起こるとも知らず、ウキウキの足取りで丸善を出た私。プロント イル バールで大好きなギムレットを頂き、ham君にも、私の我が儘に付き合ってくれたお礼にと気前よくご馳走し、そしてN700系debut!に、更に心を躍らせて東京駅へと向かったのでした。

浅草ランチ 10月7日(日)

上野から浅草に到着。3連休の中日とあって雷門から仲見世あたりは、人、人、人。雷門から吸い込まれるようにして、次々と浅草寺に向かう人々を見て、「入って行く人ばかりだけど、この人たちは、一体、どこから出て行くのだろう…」と、ham君がポツリ言いました。確かに、不思議。

そんなことを話しているところに、お姉ちゃんのAちゃんはお父さんと手を繋いで、弟のK君はしもなおちゃんと手を繋いで、しもなおちゃん御一家登場!お二人は本当に可愛く、愛らしい!ここで皆さんにお写真をご紹介できないのが残念です。最初は、初めて会う私たち夫婦に少し恥ずかしそうでしたが、段々と慣れてくれたのか、最後には本領発揮!お歌を歌ってくれたりと、楽しませてもらいました。しもなおちゃんの旦那さまは、とても落ち着いた感じの素適な方で、しもなおちゃんとお子供さんを本当に大切にされているのが、チラリチラリと伺え、幸せをお裾分けしていただきました。旦那さまは関西のご出身とのことで、関西弁。初対面にもかかわらず、自分勝手にも親近感を感じてしまい、リラックスしてお話をさせていただきました。

浅草寺にお参りをした後、ランチには『山本屋総本家 浅草雷門店』に連れて行って頂きました。ここで私は、お店オススメの「カレーきしめん」を頂きました。実は、カレーうどん、初体験でした。一度、食べたいと切に願っていた一品、debut!は美味しいお店で!と心に決めていましたから、ここは迷わず注文。とっても美味しかった!こんなに美味しいものか!と感動的でした。『山本屋総本家』はどうやら何店舗かお店を持っておられるようなので、早速、インターネットで検索しましたが、我が家の近くにはありませんでした。残念!Aちゃんと、K君は卵かけご飯が大好きだそうで、二人揃って美味しそうに食べていました。先日、自宅でお昼ご飯前に、美味しそうに食べていた二人のかわいこちゃんを思い出して、一人、卵かけご飯をして食べました…。間違いなくAちゃん&K君効果です(^-^)

楽しい時間は早く過ぎていってしまうのはわかっていながらも、やはり悲しい…。しもなおちゃん、貴重なお休みの家族団らんの時間を、私たちのために費やして下さって、本当にありがとうございました。これに懲りずに、今後もお付き合いいただけたらな…なんて思っています。ご一家と別れた後、私たち夫婦は二人ともニコニコでした!

2007/10/11

ちょっと寄り道 10月7日(日)

この日は、しもなおちゃんご一家と、幸運にもランチをご一緒させていただくことになりました。なるべく身軽でお出会いしたかったので、ホテルをチェックア ウ後、先ず、東京駅へ行き、スーツケースをコインロッカーへ預けました。その後、待ち合わせ場所にしていた浅草は雷門へと移動しようと思ったのですが、早 め行動をし過ぎて、お約束の時間までには少々間が…。ということで、上野でちょっと途中下車。

何故、上野か。一目、不忍池が見てみたかっ たのです。実は、以前読んだ内田康夫氏の「浅見光彦シリーズ」、『上野谷中殺人事件』にて、不忍池は琵琶湖を模して作られている、というような件がありっ た為、一目確かめてみたかったのです。竹生島を意識した島もあるのだとか、そういった内容が小説の中に出てきました。wikipediaでも、そのようにあります。

そ んな理由で訪ねた上野恩賜公園、実は小学校5年生の時、スイスに発つ数日前に父方の祖父母と訪れたことがあるのですが、残念ながら動物園に行ったこと以外 は記憶に乏しく、今回が初めてのようなものでした。その当時は、3年間、祖父母と会えなくなるという現実を受け入れることが精一杯でしたから、観光は二の 次だったことを思い出します。

さて、今回。東京メトロ銀座線の駅を出て、階段を上がると先ずは 西郷隆盛像のある広場へ。「あっ、ハチ公や!」と叫ぶ観光客にまみれて、ham君と私、それぞれ 西郷隆盛像をバックに写真を撮り、観光客気分を味わいました。その後、池の方向へブラブラ歩いて行くと、お寺を発見!、『清水観音堂』というお寺でした。今回の旅行では、お寺巡りは考えていませんでしたので、残念なことに御朱印帳を持って来ていませんでした。ですが、お参りをして、御朱印帳を忘れた人用に準備されている御朱印を頂いてきました。


さて、いよいよ不忍池へ。思わぬところでお寺参りをしたお陰で、時間がなくなってしまい、池の周囲をお散歩する時間はありませんでしたが、とりあえず一目見ようといってみると…、あれ?水が見えない!蓮の葉だらけ。ギッシリと蓮の葉が群生したいました。確かに琵琶湖にもこの様な場所はありますが…。なんだか私が思い描いていたイメージとは随分とかけ離れています。

更に歩みを進めて行くと、漸く水を発見しましたが、抹茶色。そして生息する亀たち。その抹茶色の池の中をよーく見ると、大きな鯉が沢山泳いでいます。これにはビックリしました。が、しかし、ますます、私のイメージとは違います。この旨、ham君に伝えると、あっさり、「まあ、池、だからね」と、一言。確かに、その通りで、納得しましたが、池を一周歩いてみたら、琵琶湖を髣髴する何かを見つけることができるかもしれない…と、実は”それでも、まだ”密かに思っており、これを確かめるのは次回、東京に行った時のお楽しみにとっておくことにしました。

2007/10/09

sotamannの将棋人生講座 10月6日(土)

友 人T君のそれはそれは素適な結婚式と披露宴の余韻が冷めやらぬ中、左写真のsotamannと出会い、結婚式と披露宴での素晴らしい時間は呆気なく異次元 のものとなりました。翌日からコルシカ島への出張を控えながら、遅い時間から会いに来てくれて有難う。熱い友情を感じ、感謝の気持ちで一杯です。

さ て、今回の東京1泊2日旅行、実はこっそり将棋をスーツケースに忍ばせて来ました(行きの新幹線の中で一勝負し、あっさりham君に負けました)。段持ち だと宣言していたsotamannに挑む為です。24時間営業のファミリーレストランに到着して、オーダーを済ませて直ぐに勝負開始。2試合しましたが、 どちらも惨敗。しかも2試合目は、下の写真の通り、悔しさを飲み込みつつも大きなハンディをつけてもらった上での敗北でした(もちろん手前が sotamannの陣地です、因みに撮影はsotamann)。


先日の記事にも書いたでしょうか、最近になって気が付いたのですが、私はどうやら「人生押しの一手」、「引く」とあるドアも「押して」開けてしまうような、猪突猛進、向こう見ずな性格の様です。今回の将棋でもこの性格は如実に、遺憾なく発揮されたようでした。

sotamannに、「だからな~、おまえはな~、昔っからそうやって闘志剥き出しにして、俺に挑んできて、そして負けると、”キィ~”って悔しがって泣くんだ。変わってねぇなぁ…、なぁham君」と呆れられるわ、ham君には張子の虎並に首を縦に振られるわ、立つ瀬なしとはまさにこのこと。そして、「もっと、こうやって、じわぁ~と周りを見ながら、周辺から攻めてだな…」と、sotamannの人生講座が延々と始まったわけです。24時間のファミリーレストランで、もしやエンドレスで朝まで続くか!?と、一瞬、ヒヤッとする程の熱の入れようでした。しかし、その私への人生講座、当たらずしも遠からず、というか、むしろBINGO!!!で、全く恐れ入りました。

sotamannとの別れ際、「ham君、こんなやつだけど、本当、よろしく頼むよ。貰ってやってくれて、ありがとう」と、驚きの「誰やねん!発言」まで飛び出し、sotamannとham君の間には、熱い友情が行き交っている、そんな雰囲気を感じたのでした。

*念の為、sotamannの写真は本人の許可を得てupしております。

結婚式 10月6日(土)

私がスイスから帰国した年に転校した学校で知り合った友人T君の結婚式に、夫婦してお招き頂き、参列させて頂きました。T君とは中学3年生の1年間、同じ教室で学ん だだけで、その後はそれぞれの道に進みましたが、仲間同士で集う中、15才の時から今日まで、私の夫のham君も交えて仲良くさせてもらっていま す。本当に大切な友人の一人です。T君の奥様とは結婚式当日が初対面でしたが、とても素適な方で、気さくにお話させていただくことができました。これからはぜひ仲間同 士、夫婦また家族ぐるみのお付き合いをさせていただけたらな…と思いました。

お式と披露宴は、東京は渋谷のラ・ロシェルというフランス料理店でありました。32階にあるこのレストラン、お天気にも恵まれたこの日は、東京の夜景が美しく、お二人の新しい門出を祝福しているようでした。お料理もとても繊細で美味で、楽しませてもらいました。

美味なるフォアグラのコロッケ きのこトリュフ風味

宇和島の真鯛を香ばしくローストし 磯の香りと共にリゾットに添えて

旬のとうもろこしを滑らかなポタージュにして

特選 黒毛和牛のロース肉を網焼きにし 富士の天然ワサビ風味に仕上げ

デザートはブッフェスタイルでした。
私は大好きなチョコレートのケーキを頂きました。

バーデプール 10月4日(木)

いとこのAちゃんにお誘い頂き、可愛いNちゃんとDちゃんと一緒にバーデプールに行って来ました。正確に言うと、”一緒に連れて行ってもらいました”。運転が苦手な私ですから、送り迎え付きのVIP待遇でした。

去年、オーストラリアで海に入って以来、水着を着ていませんから、本当に久し振りの”水”でした。あまり泳ぎが得意でない私は、ビート版を持ってバタ足をしたり、水の中をウォーキングしたり、ジャグジーに入ったりが主でしたが、子供たちは凄い!パワフルです!お姉ちゃんのNちゃんは、水泳帽をピッチリ被り、ゴーグルを食い込むほどに着けて、気合満々、バタ足の練習をしていました。最初はほんの少ししか進まなかったバタ足でしたが、最後にはプールの端から端まで(5m程)泳げるようになっていました!泳ぎきったNちゃんは本当に得意そうでした。私も子供の頃に一生懸命に練習をして、泳げるようになった瞬間のことを思い出し、懐かしい気持ちで一杯になりました。

NちゃんとDちゃんを見ていると、ああ、私もこうやって大きくなってきたのだなと、しみじみ感じます。また、Aちゃんが二人の可愛い子供達にしているように、私も両親に育ててもらったのだな…と思うと、自然と両親への感謝の思いが沸いてきます。いとこのAちゃんからはもちろんですが、NちゃんとDちゃんからは教えてもらうことがとっても多く、私にとっては小さい大先生です。

翌日はお約束の筋肉痛。でも、肩凝りもすっかり解消して快調になっていました。Aちゃん、Nちゃん、Dちゃん、またご一緒させてね!

2007/10/04

新しい玩具!?

去年、オーストラリア旅行に行った際、ham君の一眼レフの不調が明らかになりました。現在、我が家で使っているデジカメは5年程前のMINOLTA製機種。充電電池が心もとなくなってきている上に、当時は画期的な薄型だったですが、現存の機種と比較するととても古風になってしまいました。残念なことに今となってはこの企業は存在せず、我が家のデジカメのサポートがあるか、故障したときに交換できる部品があるか怪しく、将来が不安です。

といった理由から、デジカメの買い替えについて、ham君と二人で何ヶ月かに渡り、検討に検討を重ねてきました。ネットで調べたり、実際に電気店に足を運んだり。やはり新しい物を見ると欲しくなります、結局、なんだかんだ理由をつけて購入する運びとなりました。私たちが欲しかった機種と、sotamannのデジカメが同じであることも重なり、最後にはプロのsotamannに相談、そして購入の運びとなったのでした。

今回、我が家にやってきたこのデジカメ、Panasonic DMC-LX2、オートでも撮れるのですが、マニュアル操作も可能となっている機種で、今後、色々と楽しめそうです。ただ、まだ私にはマニュアル操作は難しく、専らオートでの撮影に終始しています。早くマニュアル操作ができるようになりたい!

2007/10/02

平日レディースの会

今日、テニス仲間のねぇさんと、しみちゃんが我が家に遊びに来て下さいました!12時前に我が家に集合してランチへ。その後、我が家に再度寄って頂き、ノルウェー風林檎ケーキでお茶をしました。初挑戦のこのケーキ、irisjentaちゃんのレシピ通り焼いたので間違いないとは思っていましたが、何せノルウェーと日本では素材が違いますので、夕べのうちに試食。思ったとおり!美味しかったので、今日はケーキとその横にホイップしたクリームを添えてお出ししました。ホイップクリームの上には、ベランダ菜園のミントをちょこんと乗せて、ちょっとお洒落をしてみました。写真を撮ればよかった!

ねぇさん、しみちゃん、私の3人で会うのは、実は今日が初めて。お互いの共通点が「テニス」という一点でしたから、テニススクールや、その後のランチでお話をすることはあっても、なかなか「テニス」という媒体がないところで集まる機会には恵まれませんでした。そんな3人でしたが、ケーキを食べながら、お茶を飲みながら、本当に色々なことをいっぱい、心の赴くままに喋りました。気が付いたら夕暮れが訪れており、部屋の電灯を付けてカーテンを閉める時間になっていました。

お互いに「テニス」を始めなかったら出会わなかった私たち、たった一点の繋がりだけなのに、こんなにも仲良くしていただけるなんて、本当に嬉しい限りです。お二人を初め、他のメンバーの方々に出会えた幸運に感謝せずにはいられません。

また、今日、お二人とお話をしていて、見えない将来に不安を感じたり、過去を振り返って切なくも悲しい思いを馳せたり、思い悩んだりしているのは自分だけではないとわかり、とても心強く感じました。皆がいてくれるから大丈夫、そう思えました。

お二人が帰られた後、一人残された家の中でふと、中学・高校生時代(ミッションスクールに通っていました)に好きだった聖書の言葉が頭に浮かびました。思いもよらぬことで少々驚きましたが、本棚から聖書を引っ張り出して来て、その箇所を読み直しました。

『まず、神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労はその日一日だけで十分である』                 (マタイによる福音書 6章33節~34節)