新春 金沢旅行 金沢までの道程

金沢旅行当日、寒波が来ると天気予報では言っていたけれど、自宅のある地域は晴れ！期待感一杯で朝食を取り、予定通り10時頃に車に乗り込み、いざ、金沢へ。

元日の朝ということで道路はガラガラ。木ノ本ICまでは下道で快調に金沢までの距離を縮めていたのですが、なんだか空がとっても暗くなってきたと思ったら、 ハラハラと雪が落ちてきているではありませんか！元日にして、今シーズン初雪です。高速道路は木ノ本ICからチェーン規制が敷かれており、入り口には赤く チカチカ光る棒を持ったおじさんが、一台一台タイヤを確認して下さっていました。寒い中、しかも元旦からご苦労様ですと、思わず頭が下がりました。

木 ノ本ICで高速道路に乗って暫くは、雪はそんなでもなく、「この様子だと、スタットレスでなくても大丈夫だったね」などと気楽に走っていました。ところが、そんな我々を嘲笑うかのように、雪はどんどこ、どんどこ降り積もり、見る見るうちに辺りは真っ白に。もちろん、あっと言う間に道路も真っ白け。センターラインもわからない状態にまでなりました。雪が降り始めて間もないということもあり、流石にまだ除雪車も走りだしておらず、厳しい状態で速度を落として暫し走行する羽目になりました。そして、時間は容赦なく過ぎ行き、お昼もとっくに過ぎてしまいまし た。本来ならば近江町市場で新鮮なネタの乗っかったお寿司を頬張っているはずなのに…と恨めしく思いつつ、泣く泣く途中のSAに寄って腹ごしらえをすることとなったのでした。

お昼ご飯を食べたのは尼御前SA。 今回の旅行の一大イベントでもあった近江町市場でのお寿司を諦めて、意気消沈で入った尼御前SAだったわけですが、入って直ぐから目を見開いてしまいまし た。レストランの窓から日本海が一望できたのです。ぬくぬくとした室内で、悪天候で荒れ狂う日本海を眺める、なんだか演歌が流れてきそうなそんな雰囲気で した。頂いたのは二人とも「天ぷらそばセット」。こしのある美味しいお蕎麦にプリプリの海老天、加えて古代米が付いており、とても美味でした。全くの予定 外の昼食でしたが、予想以上に満足し、再び金沢に向けて尼御前SAを後にしました。

天 候は悪化の一途を辿っており、霰の粒が次から次へとフロントガラスに当たり、ワイパーに頑張って働いてもらっても徐々に積もりゆき、視界はどんどん悪く なっていきます。我々の前方には、漸く動き出した除雪車が走ってくれており、道は走りやすくなったものの、走行速度は時速20km前後。のろのろと少しず つしか金沢への距離は縮められませんでした。

福井県を抜け、石川県に入った辺りから雪は次第に治まり、道路の雪もなくなりました。ただ風がものすごく強く、日本海からの塩水が小さな飛沫となってフロントガラスに当たる程、運転は非常にし辛かったと思います。

そんなこんなで、やっとこさ金沢市内に入り、ホテルに到着したのは17時。7時間もの長いドライブ、ham君、お疲れ様、そして有難うございました。

まだまだあります。
我が家の「ねずみグッズ」。
これは妹のchikou☆から貰った一品。