2010/10/28

宇宙に思いを馳せる

もう先月のことになりますが、9月15日(水)に「国際宇宙ステーション長期滞在ミッション報告会」に両親と私の3人で行ってきました。ラジオで「国際宇宙ステーション長期滞在ミッション報告会」への参加を募集していたので応募したところ、参加が可能となりました。私の両親も誘えるかと思い、私たち夫婦分と合わせ4名分の参加を申し込んだのでいたのです。しかし開始時間が夕方早く、残念ながらham君は仕事を優先することとなりました。そんなわけで両親と連れ立って3人で出かけたわけです。

報告会にはNASAの宇宙飛行士の方が2名、ロシアの宇宙飛行士の方が2名、そして野口聡一さんが出席され、宇宙での活動について写真やビデオを使いながら優しい言葉で説明をして下さいました。一般向けの報告会でしたから難しいことは一切抜きで、いかにクルーがそれぞれに協力し合って生活をしていたか、というところが語られたと思っています。フロアから出た発言の中に、宇宙飛行士たちのその様子をまさに”国際協力”であるというものがありましたが、その言葉を受けて、野口聡一さんを初めアメリカ、ロシアのクルーの方々が大きく頷き、世界平和に言及されたのは非常に印象的でした。

この会には多くの子どもたちも参加しており、野口聡一さんにサインを求める場面がありました。このときに野口聡一さんが「サインよりも良いものをあげよう」と言われ、こう続けられました。「今、君がいる地点と、将来こうなりたいと思う地点を線で結んで、その線上にある小さな目標を一つ一つ達成しながら歩いて行ってください。必ず夢は叶うから。」と仰いました。素晴らしい言葉に会場から割れんばかりの拍手が送られました。すっかり大人になった私ですが、この言葉からとても勇気をもらいました。

さて、私の父と母は…。新聞などで日本人の宇宙飛行士の方々の記事やコラムを楽しみに読んでいたことがあるようで、その一人の野口聡一さんのお話を間近で聞くことができ、喜んでいました。応募して良かったです。そしてこの報告会の日は父の誕生日でもありましたから、まさに”プライスレス”な誕生日プレゼントとなり良かったと思っています。

2010/10/26

お箸入れ

私はお箸箱を洗うのが嫌いです。なぜなら隅に付着した油分がなかなかきれいに取れないから。しっかりとスポンジで洗ったつもりでも、布巾で拭こうとするとにゅるっとした油汚れが残っていることありませんか?それに気付いて「ああ、もうっ!」となる瞬間…嫌です。食器洗い機に入れるとさすがにキレイに落ちますが、なにぶん我が家のは小さく、お箸箱を入れるスペースまで確保できません。そこで”かむる~ぷす”でいただいたのを参考に、お箸入れを作りました!これだと洗濯機で洗えるから楽チン!これで「ああ、もうっ!」からも開放されます。ただできあがりが思いのほかかわいらしくなってしまいました。私は良いとしても、ham君が職場に持って行ってくれるか心配しましたが、快く持って行ってくれました。

2010/10/25

栂池自然園

白馬での最終日、10月11日(月)、栂池自然園に紅葉を観に行きました。何を勘違いしていたのか、私は自然園はてっきり”その辺り”にあるものだと思っていましたが、実はゴンドラに乗ること20分、その終点でロープウェイに乗り換えてさらに5分行った山の上にありました。さすがに紅葉シーズンの3連休だけあって、とても混雑していました。ゴンドラには直ぐに乗れましたが、ロープウェイではずいぶん待ちました。

自然園に到着するとさらなる人、人、人。中高年の登山客、カメラを趣味にしている人たちのほか、最近ブームの山ボーイ、山ガールも大勢見受けられました。普段、どちらかと言うと人込みを避けている私たちですから、ハイシーズンの観光地の人の多さに圧倒されたというのが正直なところ。しかし紅葉はとても素晴らしく、青く広がった空に、赤や黄色の葉っぱが映える様子は忘れがたいものとなりました。

何枚か写真を撮ったのでご紹介したいと思います。

栂池自然園の中にはミズバショウ湿原、ワタスゲ湿原、浮島湿原、展望湿原と4つの湿原があります。天候に恵まれたこの日、湿原にキラキラと反射する太陽の光があまりにもファンタジックだったので、これをなんとかカメラに収めようとトライしてみました。露出補正をマイナスにして撮ってみたのですが…。

自宅近くでお目にかかる紅葉とは違うな…と思ったのは、赤や黄色や緑の中に白い木の幹が見られるところでした。これはとても白馬らしいと思いました。黄色、白と緑、青と三分割構図を意識してみました。

青いそらに朱色の実、なんとも日本らしい色合いだと思いました。実全体にピントが合えば良かったのに…。


かむる~ぷす”に飾ってあるぽれぽれさんの写真をお手本に撮りました。ぽれぽれさんの写真には及びませんけれどもね。

2010/10/20

MTB in 白馬② PM

カフェでランチをした後、「腹ごなしをして、岩岳に登ろう!」と”いちごさいくる”の店長さんが仰いました。午前中に伺っていた予定では、ゴンドラに自転車を乗せて岩岳に登り、自走で下りて来るとのお話でしたが、いつの間にか登りも自走へと気が変わったようでした。初心者の私とYさんには、”岩岳には登らずに先にペンション帰る”という選択肢も提案されましたが、「まあ、坂だけれどもゆっくり上っていけば大丈夫だから…」との店長さんの言葉を信じて(口車にひょいと乗せられて)、マウンテンバイク上級者の皆さんと行動を共にすることにしたのでした。

登り始めは舗装道路でした。坂は果てしなく続き、既に変えるギアが残されていない私は、不本意ながら自転車を降り歩くことに。とにかく逸れてはたいへんと、必至で歩きました。そして、山の中腹辺りで休憩されている皆さんに合流。「あともう少しだから!」、「漕いでいればいつかは頂上につくから~」という店長さんやメンバーの方の言葉を、”励まし”と疑わずに残りの道のりに繰り出します。

残りの道はダート(舗装されていない山道)でした。こんな上り坂はもちろん初めての経験の私、2、3回ペダルを漕いだ時点で既に心が折れそうになり自転車を降りる。負けてなるものか!と、もう一度自転車に乗って悪戦苦闘していると、舗装道路を走るよりもダートの方がタイヤが上手く地面を捉えてくれていることがわかりました。そうしたらなんだか面白くなってきます。しんどいながらも漕いでいくと、ある瞬間からフッと漕ぐのが楽チンに!そして坂を上るのが面白くなっていくのです!既に自転車のギアは一番軽いものになっていますから、これは頭の中のギアが変わった!とでも言いましょうか…。このように頭の中で”あほギア”に切り替わると、「アハハハハ~」とばかりに面白いほど進むことができるます。おそらくはエンドルフィンのなせる業と思われますが…しかし、この”あほギア”のお陰でなんとか頂上に辿り着くことができたのでした!頂上に着くと同時に落ちてきた雨が、まるでご褒美と言わんばかりに大きな虹を空にかけてくれ(写真の矢印)、一層、達成感を味わうことができました。

”いちごさいくる”の店長さんの口車(実は有名だそうです)にひょいと乗せられてチャレンジした岩岳、店長さんが「こういう山を登っておくと自信につながるから…」と仰ったとおり、マウンテンバイクに乗る上でとても大きな自信になりました。そればかりではなく、意外にやればできるのか!ということがわかったのは、大袈裟かもしれませんが、これからの人生を生きていく上でも大きな収穫になりました。初心者の私をメンバーに入れてくださった店長さん、”いちごさいくる”の皆さんに心から感謝です。ありがとうございました。

2010/10/19

MTB in 白馬① AM

白馬はかむる~ぷすにマウンテンバイクに乗りたくて出かけた3連休、天気は雨の予報。毎日、ドキドキしながら長期予報を確認しては溜息…でしたが、10日の朝目覚めると窓の外に青空が見えます!すっかり諦めモードだった私ですが、途端にやる気マンマンに。

当初からham君は読書&温泉の予定で、「バカンスを楽しむ」と宣言していましたから、マウンテンバイクに乗るのは私だけ。当日の朝に「一人でも行 く!」と言い切った私に恐れおののいた(!?)ぽれぽれさんとham君、(私が一人で出かけたら間違いなく迷子になり、私からの捜索願の電話でぽれぽれさ んとham君が出動することは必至)、同じくマウンテンバイクに乗りに来ていた、栃木の”いちごさいくる”のメンバーの皆さんに私の同行をお願いしてくれたのでした。ぽれぽれさんとham君の安堵の溜息がもれ聞えるなか、私はマウンテンバイクに乗れる!と大喜びで出かけて行ったわけです。

午前中は足慣らし、ということでしばらく舗装された道路を走った後、林の中に…。あとから振り返れば”いちごさいくる”の皆さんには序の口だったコースですが、私には既にアドヴェンチャー。雨上がりの林の中をこけないようにと、ムラタセイサク君並みにカチコチになって進みました。

しかし、そんな木々の中を潜り抜ける道にも慣れてくると、ムクムクと欲が出てくるのが私の悪いところ…。次に挑戦した畦道では、直角 カーブで田んぼにドボン。前を行く”いちごさいくる”の方々が自転車から降りずにスイスイと通過されたように思え、「みんなもできたのなら、私にもできる!」と、どこから湧いて出たのか未だに謎の自信=過信に後押しされ、自転車を降りずに突進したのが間違いでした。後からよくよく聞いてみると、”いちごさいくる”の皆さんも、魔の直角カーブではこっそり自転車から降りて通過したのだとか。どうやら私は希望的観測の基、見間違いをしたようでした。

「自分の限界を知る」

午前中に得た教訓です。貴重な学びでした。

2010/10/08

手作り化粧品

化粧水を2本作りました(背の低いボトル2本)。朝用と夜用です。朝用にはローズマリーとティトゥリーを、夜用にはラベンダーとベルガモットを、それぞれ1:1で配合しました。朝はしっかりと目を覚まし一日を爽やかに遅れるような香、夜はリラックスして眠りにつける香を選びました。そして、両方ともニキビ対策も兼ねています(ham氏曰く”吹き出物”だそうですが)。

使った感想は、朝用よりも夜用の方がしっかりと肌に馴染んでいくような気がして、使い心地が良いです(意外なことに!ham君も気に入って使ってくれています!)。精油によって性質が違うのでしょうか、朝用ではそのような”肌に化粧水が入っていく感覚”を味わうことはできません。香は気に入っているのですが、何が違うのか、どう工夫すればより使いやすいものになるのか、先は長そうです。

大人の(苦笑)ニキビ対策には…今の段階では残念ながら効いていいる様子はありません。精油を買った”生活の木”では、「肌が落ち着くのに、使い始めて数週間はかかりますよ」ということでしたから、今後に乞うご期待です。ただ、手作り化粧水を使い始めてから1週間ですが、今まで高いお金を払って化粧品を買っていたいたときよりも、自分の肌に対しての意識が高まっています。肌の様子を確かめたり、食べ物に気を遣ったり、そういう意味では手作りの効果は目に見えないところに出てきているのかもしれません。

ちなみに一番左のボトルは、虫除けスプレーをアレンジして作ったアロマスプレーです。前回はレモングラス、レモンユーカリ、ティーツゥリーの3種類で作りましたが、今回はレモンユーカリ、ティーツゥリー、ローズマリーで作りました。より気分転換ができるような香にしてみたところ、ドライブの折に使ったらham君にも好評でした。

2010/10/07

にんじん

今日、父が用事で近くに来た帰りに我が家に寄ってくれました。お土産に持ってきてくれたのが、畑から収穫したばかりのにんじん!とっても立派です。昨年収穫したにんじんは細くて色がくすみ、まるで”風邪を引いたよう”(父談)だったため、今年のできには尚更満足しているようでした。早速、今晩の夕食に使わせてもらいました!父とは小一時間コーヒーブレイクをしました。なかなか父と二人で会う機会はないだけに、色々と話ができてとても嬉しかったです!お父さん、来てくれてありがとう!

2010/10/06

読書の秋

またしても、一気に読み耽ってしまいました。毎度のことです。自分でも呆れます。

よしもとばなな氏の小説は、一冊のボリュームがそれほどでもないので、短時間で読破できてしまいます。それがまた切ない…。もう少し登場人物とお付き合いしたいと思っても、物語が終わってしまう…。あーあ…、終わっちゃった。その繰り返しです。


王国その1 アンドロメダ・ハイツ
王国その2 痛み、失われたものの影、そして魔法
王国その3 
ひみつの花園
High and dry (初恋)
ハチ公の最後の恋人
ムーンライト・シャドウ
ひな菊の人生
ハネムーン
彼女について

以上、9冊を立て続けに読んで、既にストーリーが曖昧になってしまっているものもありますが、この中で最も好きだったが王国の3部作でした。今まで読んだよしもとばなな氏の物語の中でも一番好きでしたし、私には珍しくもう一度読みたいと思った作品でした。



愛媛帰省 9月18日-20日④ 敬老の日に先駆けて

9月19日(日)、敬老の日には一日早かったですが、Y君、Cちゃん、そしてかわいい姪っ子のNちゃんと私たち夫婦で、祖父母を訪ねました。Y君ご家族と私たち夫婦が一緒に祖父母宅を訪れたのはこれが初めてでしたから、”みんなが揃って来てくれた”ことを、とても嬉しく感じてもらえたようで、何よりでした。そして、そこに目に入れても痛くない愛くるしい曾孫も一緒でしたから、いつも以上に喜んでおられました。

祖父母は私たちと挨拶するや否や、何をだそう…何を喜ぶだろう…とお台所をあちこちしながら、お菓子やらジュースやらを用意してくださいました。本当に有難い限りです。

私にとっては義理の祖父母にあたりますが、おばあちゃんはいつ行っても「akouちゃんよく来てくれた…」と笑顔で迎えて下さいます。今回も、Cちゃんの顔を見て「Cちゃん」、私の顔を見て「akouちゃん」としっかりと名前で呼んで下さり、いつものことながら感激しました。おじいちゃんは多くを話されませんが、いつ行っても丹精込めて作った野菜をたくさん持たせて下さいます。今回は写真にもある驚くほど長い長茄子、ピカピカのピーマン、里芋などを袋に詰めて下さいました。おじいちゃんのお心づくし、大切にいただきました。私たちは遠方に住んでいますから、なかなかham君の顔を見せにいけないのが心苦しいばかりですが、愛媛帰省の際にはできる限り会いに行きたいと、毎回のことながら思いました。