2007/12/31

暖房のお話

我が家の暖房はエアコンが主流。でも、これだけでは寒い時や、エアコンを付けるほどでもない日差しの暖かな日には、ハロゲンヒーターにも登場してもらっています。

今回のテーマで言う”暖房”とはエアコンについて。

エアコンで室内を暖めておられる方はお分かりと思いますが、上の方、特に頭辺りはボーっとする程に暖かいのに、足元は冷えびえ。それで、ついつい温度設定を高くしてしまうのですが、そうすると益々前述の状態が助長されるばかりで、喉はカラカラ、顔はパリパリ。

そんな日々を過ごしていたある夜、食卓で暖房について夫婦で暖房について語らっていると、「温かい空気は上に行くから、エアコンから出た風が下に落ちるように、エアカーテンみたいな感じになるように、何か布でもを吊り下げればいいんじゃない?」とham君。

そこで色々考えた結果、エアコンの送風口の前に、カーテン様に布を吊り下げることにしました。布が左から右に斜めに裁断されているあたりから既にお分かりかとは思いますが、これは私の手作りです。自宅にストックしてあるお気に入りの生地の中からとっておきの一枚を取り出し、適当に裁断して作りました。しかし生地一枚では軽すぎて、きっとヒラヒラと風になびくだけになってしまいます。そこで、ham君が学部時代に履いていたジーンズで、”オイタ”をして膝小僧が破れてしまったと言っていたものを貰い、裏地に使用させていただきました。「思い出」もこうやって再利用すると残りますものね。

というわけで、お気に入りの一枚とジーンズ地を中表に縫い合わせようとしたのですが、水玉の生地が薄すぎて裏地のジーンズが透けて見えてしまいます。そこで急遽、水玉の生地とジーンズ地の間に、もう一枚厚手のベージュの布を挿んで縫うことにしました。ふっと思い立って作り始めたのですが、意外に手間がかかってしまいました。”手作り感”丸出しの一品になりましたが、表が水玉、裏がジーンズ地と、意図せずもリバーシブルの一枚となりました。気分によって使い分けるのも良いかもしれません。

これをエアコンの噴出し口の前に吊り下げて数日が過ぎました。自分で作っておいて、こういうのもなんですが、しかし、正直なところかなり良いです。暖かな風が下にしっかりと降りてくるからか、足元はポカポカ、頭はスッキリ!顔はしっとり!?とまではいかなくとも、パリパリ感は確実になくなりました。この冬の傑作!?かもしれません。

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