2009/10/05

北海道旅行 六日目 旭山動物園

朝起きて窓の外を見ると、しとしと雨が降っていました。朝ご飯を前の晩に仕入れておいたパンとヨーグルトで軽く済ませ、駅前のバス停に向かいました。バスの時刻には余裕を持って行きましたが、バス停には既に列が出来ていました。私たちが乗ったのは開園前に着くバスだったのですが、乗った時点で既に満員でした。

旭山動物園に着くと、まだ開いていないゲートの前に長蛇の列。さらには観光バスに乗った団体さんも!さすがに人気の動物園です。私たちは帰りの飛行機の関係で、早めの時間から動物園に行く計画を立てたのですが、開園前に来ておいて本当に良かった、正解でした。

開園して直ぐに人気のあざらし館、ほっきょくぐま館、ぺんぎん館などを見て回りました。ご存知の方もおられると思いますが、旭山動物園では動物たちの自然での様子がよくわかるように、動物達の行動特性をよく考えた展示がしてあります。この展示の仕方は流石!動物たちが活き活きと活動していました。旭山動物園では動物たちを観るだけでなく、体験型の展示もありました。例えば、おおかみの森(狼の展示エリア)では外から観る場に加え、狼が歩き回っている地面からポコリと地上に向けてドーム型の窓が開いており、ここからユキウサギの気持ちになって狼を観察するようになっています。この非常に珍しいスタイルの展示、私は残念ながら!?狼と遭遇しませんでしたが、自然界をちょっぴり体験した気分になり、とても興味深かったです。

人気の展示エリアでは、夏休み明けの土曜日だったのに関わらず込み合っており、列ができていました。この日が悪天候だったこと、早朝だったこともあり時間がそう掛かることなく観ることが出来ましたが、これが夏休み中だったらと思うと、やはり次期を外してきて良かったと思いました。人気のエリアを見終わり、旭山動物園に併設されているレストラン、モグモグテラスに行きました。ここで食事をすると、その収益の何パーセントかが動物園に寄付されるという仕組みになっています。

美味しくランチをいただいた後、再び動物園に戻り、まだ観ていないエリアを堪能しました。天候がもっと良かったならば、一日のんびりとしていられるとてもステキな動物園でした。このように教育機関として、また研究機関としても熱心な動物園が全国各地に増えると良いなと思います。

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