2008/04/10

一世一代の大掃除 1

大掃除、をすることにしました。今回は完璧を期する必要があります。曖昧に、最後は目を瞑って終らせることは許されません。最重度の物を捨てられない症候群の私にとっては、かなり厳しい状況と言ってもいいでしょう。しかし、いつかはしなくてはいけないことです。いつまでも先伸ばしにしておくわけにはいきません。

何故こういう事になったかというと、私の両親から「実家及び、祖父母宅にある私の荷物を片付けて欲しい」との電話があったからです。

ご存知の方もおられるかとは思いますが、私は結婚前からham君と暮らし始めました。勿論、ham君との生活を開始するにあたっては、それ相応の覚悟で実家を出ました。しかし、「結婚」ということではなかった為、又、手狭なアパート生活ということもあり、使わない荷物は実家や祖父母宅に預けて新生活をスタートさせたのです。どういった荷物かというと、その殆どが子供の頃からの思い出の品々です。小さい頃から既に捨てられない症候群だったのです。その荷物が、今でもそのまま放置されています。両親及び、祖父母にとっては全く迷惑千万だと思われます。

実は、今回の電話が初めてというわけではなく、結婚をした時分からじわじわと「片付けてね」と言われ続けていたのですが、なんだかんだ言って先延ばしにしていました。心の片隅にいつも「片付けなくちゃ」という思いを抱きつつ数年、潮時とはまさにこのこと!と思い、大きな多いな決心に至ったわけです。それには、昨年末、『部屋ごと”walk-in closet”プロジェクト』と称し、我が家の大掃除をしたのがきっかけとなりました。どれだけ必要のない物に囲まれて暮らしていたか、「愕然とする」という状態を実体験しました。必要なものだけに囲まれて暮らす、それ以来、そんなsimpleな生活に憧れ、又、目指すようになりました。

そんなこんなで、一昨日、4月8日(火)に一先ず父方の祖父母の家に出掛けて、先ずは何が置いてあるのか視察!してきました。既に何があるのかもわからないくらいですから、その時点で必要ないのじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、聞こえない振りをして行って来ました。品々を見て、過去にタイムスリップをしてしまったような不思議な感覚に襲われたと共に、これを何とかして整頓しなくては…と思った瞬間、現実逃避への道を危うく選びかけました。

しかし、何とか逃避は思い止まり、パッと見て「いらない」と思われる物と、「ああ、どうしよう」と捨てるに忍びない物に分ける作業をして来ました。捨てるに忍びない物の中でも、捨てられるものについては、デジカメで写真を撮ってから捨てました。当然のことながら一日では掃除は終了せず、今後、時間を見繕っては通い、片付けることになりそうです。

祖父母の庭の桜は満開でした。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

気持ちはわかります。
私は友達に掃除にきてもらいました。
「とっておくの」に対して「いらない」の
一言ですっきり片付けていただきました。

匿名 さんのコメント...

大掃除・・・
私も実家の掃除をしてと言われつつ…
服の処分くらいしかできませんでした。

私の母は、掃除好きで私がだらだらしているうちに、パパッとし終わってしまう人なのでいつもそれに甘えてました。

結婚して、性格がなおるわけではなく。。
でも、とーちゃんが比較的モノをためこまない人なので助かってます。

hamさんってどうなんでしょ!?

akou さんのコメント...

お返事遅くなっておりました。
掃除、頑張っていました。

>めがねうさぎさん
「とっておくの」=「いらないの」
この決断、断腸の思いです。

>kovaちゃん
kovaちゃんもなのね…。実家にスペースがあると、ついつい甘えてしまいますねー。

では、ご質問にお答えしましょう!

ham君は、その習性を考えると「物を溜める派」と考えられがちですが、実は真逆に存在する人(!?)です(笑)。必要最小限で暮らしておられます。

従って、我が家にある諸々のモノ達は殆ど私のもの…というご指摘を先日もham氏より頂戴したばかりでゴザイマス(TT)暫し、夫婦間に暗雲立ち込めた瞬間でゴザイマシタ。