2009/08/16

ラジオのある生活

先日、ラジオを買いました。その名も『ノスタルジック3バンドラジオ』。流石はノスタルジックと命名するだけあります、非常に郷愁を感じさせる見た目になっています。いえ、見た目だけではありません。スペックもノスタルジー。ラジオを聴くためだけに作られています。操作も迷うことはありません。ダイヤル式です。

例えばお炊事をするとき、掃除をするとき、洗濯物を干すときなど、何かをしながら聴けるというのがラジオの利点だと思います。ham君と暮らすようになってからも、しばしばラジオが欲しいと思ってきましたが、なかなか機会に恵まれませんでした。以前はラジオの代わりにテレビをつけて作業をしていましたが、テレビだと耳だけではなく目も手も奪われてしまい、作業をしていた筈がいつしかテレビに熱中していたということになり兼ねません。実際にこのような状態に陥り、時間を無駄に使ってしまった感で一杯になって後悔したこともしばしば。今ではそんな自己嫌悪を味わうこともなく、耳をラジオに傾けながら、それでいて家事も捗るようになりました。

ラジオのある生活をするようになって、実家では私が中学生だったことから、朝にラジオが流れているのが日常だったなと、改めて懐かしく思い出しました。習慣や日常はこうやって繋がっていくのでしょうか…。

2 件のコメント:

irisjenta さんのコメント...

これは素晴らしい!読んでいて興奮してしまいました。私も日中は色々なことに追われてなかなか新聞を読んだり、TVでニュースを見たりすることができないので、だんだんと浦島太郎状態に陥っていき・・・ NYCに住んでいても周囲で起こっていることについていけず、ただここに生息しているような(そして頭が悪くなっていく)気分になってしまうことも。でもキッチンに立っている時間は長いから、ラジオを聴いて世の中の話題について少しでも知る手があるよね。うちもスイス時代は某局の海外在住者向けのラジオ放送、よく聞いていました。Akouちゃんの新しいラジオ、デザインも今ではなかなか見ない感じで、とても素敵ですね。うちもラジオ、買おうかしら・・・

akou さんのコメント...

>irisjentaちゃん
コメントありがとう!ラジオ、重宝しています。やっぱりキッチンにいるときが一番その存在が嬉しいかな…。irisjentaちゃんもラジオのある暮らしをしたことがあるみたいだし、わかってもらえると思うのだけれど、ラジオからの情報ってすごいんだよね。他愛もない内容だったりもするんだけれど、でも侮れない知識というか。選択的に内容を聞いているわけではないから、自分では積極的に取りに行かない情報も聞くでしょ。だから新しい世界が開けるというと大袈裟だけど、目新しい情報を得ることができる、これってかなりのメリットだと思います。

ところで、私もスイス時代に日本のラジオ聞いていたような覚えがあるのだけれど、今でも聞けるのかな。それとも今はもっと沢山の電波を受信できるようになっているのかな。それだったらNYCにいても日本のラジオが聞けたり、もしかしたらノルウェーのラジオも聞けるかもね!?