2009/02/14

ラケットがボールをとらえた瞬間

テニススクールのお話です。今日はdoraコーチがレッスンをして下さいました。前半はボレー中心のメニューで、次のことをしました。全員ネット前に横一列に並び、ラケットがネットの上部に来るようにして構えます。そのとき、手はリラックス。次に掌を小指の方からギュッと握ります。すると、ネットのワイヤーが入っているところに、ラケットのフレームがコンッと当たります。この瞬間がボールを打つ瞬間なのだそうです。暫し、コンッ、コンッと全員でネットを鳴らし、イメージを固めました。その後、コーチにボールを出してもらい、色々なボレーの練習をしました。

私は…と言いますと、空振りをしたり、ボールをフレーム辺りで打ったりと、相変わらずミスが目立ちました。しかし、いつもと違ったことが一つだけありました。ボールを打つ瞬間に、ラケットがボールをとらえた瞬間を実感できたのです。今まではどうだったのか…。今日の感動を思えば、きっといつボールを打ったのか、充分には把握できていなかったのでしょう。今日は「重たい」と思いましたから。本当に嬉しかったです。沢山のミスの中、何本もボレーをしている中のたった一瞬の、しかもたった一つの出来事ですが、私にとっては大きな発見だったと思います。

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