2008/11/28

Grazie!#3

私の義理の弟妹のY君とCちゃんの新婚旅行のお土産、既に幾つかを紹介したのですが、今日は「イカ墨ソース」をご紹介します。Grazie! #2の「ペペロンチーノ」と同様に「パスタの素」(!?)です。遥々イタリアより持って帰って来てくれました!ありがとう!

先週の土曜日(11月22日)の夕食にと、ham君と二人でパッケージに添付されていた日本語レシピを頼りに準備を開始。調理は架橋、さてソースとパスタを絡めて…、さあ、できあがり!という瞬間、念の為のお味見をしたham君…。「akou、味がない…」と、一言。私も一口頂くと、確かに味がありません。二人してもう一度レシピを読みましたが、私たちが執り行った料理の手法に間違いはありません。そこで、勘だけを頼りに、塩とパルメザンチーズを加えて何とか「イカ墨ソース」に近付けることができ、美味しく頂くことができました。

しかし…何故!?という疑問は増す一方。食後に再度パッケージを確認しました。しかし、やはり私達の取った手続きは正しかったことが判明。そこで日本語レシピに頼るのは辞めて、横文字で書かれている方へと目を向けました。せめて英語レシピがあれば…と思ったものの、全てイタリア語。怯みましたが、心を強く持って訳することに決めました。

原文は次の通りです。

Mettere un cucchiaio di olio e un cucchiaio del nostro prosotto a porzione, in un tegame, far leggermente soffriggere e aggiungere della passata di pomodoro. Far cuocere per circa 20 minuti e poi amalgamare li tutto con la vostra pasta, cotta a parte. Aggiungere, a piacere, parmigiano o del buon pecorino.

インターネット上で「イタリア語⇔日本語」の辞書を探し、なんとか単語単位で意味を引いてみると、次の様な意味が書かれていると推測されます。希望的観測を交えた訳であることを先にお断りいたします。イタリア語がわかる方がこの記事を読まれましたら、アドヴァイスいただけると幸いです。
  1. 浅めの鍋に匙一杯のオリーブオイルを入れ、本製品一人前を加え軽く炒める。
  2. 1.にトマトソース(トマトピューレ?)を加え、約20分煮詰める。
  3. 2.にパスタを入れ、かき混ぜながらさっと炒める。
  4. 3.にパルミジャーノやペコリーノチーズ等、好みのチーズを加える。
この様に訳した後、インターネットで「イカ墨ソース」のレシピを検索してみました(何故、先に日本語のレシピを探さなかったのでしょう…)。その結果、やはりトマトは入れるようでした。これはペーストだったり、カットトマトやホールトマトだったり、トマトソースだったりと、人それぞれの方法がある様でした。また中には、チーズを入れているレシピもちらほら見られました。

せっかくお土産に頂いた「イカ墨ソース」、もう少し早くイタリア語に立ち向かっていたら!もう少し早くインターネットで様々なレシピを勉強しておけば!間違いなくもっと美味しい「イカ墨ソース」のパスタを頂くことができたのに…と思うと残念でなりません。

しかしながら、実りの多い夕食だった、と言えると思います。今回、久しぶりに辞書(インターネットですが)と首っ引きで外国語を訳しました。新鮮でした。そして「あれ!?私、こういうこと好きかも!?」と、自分の興味の方向生を再確認したように思います。そして何より、初にイタリア語と向き合い、どうやら男性名詞と女性名詞がの存在、また、冠詞や語尾に変化が生じるようだ…などという、実にややこしいルールがあるかもしれないことを発見。ドイツ語を勉強していた頃を非常に懐かしく思い出しました。

目の前に新しい小道を発見したような、そんなお得な「イカ墨ソース」との格闘の夕べでした。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

humくんの弟妹が、イタリアにいっていたのね、一瞬わが妹がいっていたのかと錯覚した。いつのまに!っと。

イタリアうらやましいです。。。。
わたしも行きたいです。
そして、美味しそう。

旅行がうらやましいとか、美味しそうとか言って、仕事に没頭している場合では、ないのかも。みんな結婚していくし、そろそろ私も彼氏をみつけたほうが良いのから・・・・?

先日、妹のドレス&着物(結婚式用)の写真をお友達に綺麗やろ~!ってみせびらかしていたら、あせらへんの?って。
「あせる」という言葉を聞いて、いままで考えたことがなかったので、動揺してもた、たしかに来月、又、歳をとってしまう・・・。

又、humくん家の方たちともお会いしたいわ♪

akou さんのコメント...

>my second sister
コメントありがとう!二泊三日で愛媛に帰っていたので、返信が遅くなってしまいました。Cちゃんからイタリアの写真、見せて貰ったよ!ミラノ、フィレンツェ、ローマ、ベニス等々、方々を回ってきたみたい。本当に羨ましい!

「焦る…」か。私も結婚について、あまり焦った覚えがないな…。29歳で入籍したから、もしかして「30歳になる手前で焦ってギリギリセーフ!」とか思われてるかもしれない、ってわけか。…一部の人たちには。

人それぞれ時間の流れの速度も、何に重きを置くかも違うのだから、「この人」と思う人が現れた時こそ婚期なわけで、別に歳を基準に結婚する必要なんてないように思うのだけど…。

どうなんだろう。