2008/03/29

清澄白河 散策 3月26日(水)

東京滞在の際にお世話になっている『コンフォートホテル東京清澄白河』は、東京都は江東区白河にあります。今回の滞在でもここにお世話になりました。このホテル、東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線の『清澄白河駅』より徒歩0分、つまり地下鉄の真上に建っていますから、移動には本当に便利です。今までの東京ぶらり旅では、こ の立地条件をフル活用させて、地下鉄を乗り継いで色々なところに出向いてきました。ところが前回あたりから、ホテル周辺の歴史スポットや、下町の散策に興 味を持ち始めました。今回の東京滞在中は天候が悪いとの予報でしたから諦めていたのですが、なんと天気予報が更新される度に傘マークが晴れマークに置き換 わり、結果的に好天に恵まれました。ですから1日目と2日目に時間を取り、ホテル周辺をぶらり歩いて来ました。

3月26日(水)、東京旅行初日、ホテルにチェックインしてからsotamannとの食事の約束までに時間がありましたので、新幹線の座席で萎縮していた体を解きほぐしたく、『清洲橋』まで散策をすることにしました。ホテルを出て『清洲橋通り』 を歩き始めて間も無く、眼に飛び込んできたのが『横綱通り』という立て札でした。そう言えば以前、「ホテルの近くのお弁当屋さんやコンビニエンスストアで スウェット姿のお相撲さんを見た!」とsotamannに話した時、「ここらへんは両国に近いから、相撲部屋が多いんだ」と言ってたな…と思い出しまし た。思い出したら吉日!?『清洲橋通り』より一本奥の通りに足を踏み入れ暫し歩くと、先ずは『北の湖部屋』を発見。1985年、元横綱北の湖が創設した部屋です。次に見つけたのが『大獄部屋』。元関脇高貴力が親方を努める部屋です。三月場所が終ったばかりだからか、それとも普段からこの様な感じなのか、何れの部屋も静まり返っていました。

『北の湖部屋』

大獄部屋

相撲部屋をチラリ、チラリ見て再び『清洲橋通り』に出ました。その後は一路『清洲橋』へ。この『清洲橋』、ドイツはケルンの大吊橋をモデルに1928年に完成したものらしく、新東京百景に選ばれた他、国の重要文化財の指定も受けているそうです。

さ て、橋の手前の交差点を渡ると『隅田川テラス』と書かれた標識があり、川べりへと続く階段が見えました。早速、その階段を下りていくと綺麗に舗装された散 歩道が川に沿って整備されており、所々に見晴台のような場所やベンチがありました。そして、そこにはウォーキングをする人、ジョギングをする人、犬の散歩 をする人など、思い思いの活動に取り組む人立ちがおり、いかにも都会然とした雰囲気でした。私の記憶にある範囲では、隅田川を見るのはこれが初めてだった と思うのですが、まさに「春のうららの隅田川」で、遊覧船が行き来する有名河川を目の当たりにし、暫し感激に浸っていました。『隅田川テラス』沿いを歩い てみたいという思いに駆られたのですが、少々疲れを感じていましたので、手近なところにあったベンチに腰掛、隅田川の様子を時折眺めつつ、気になっていた 小説の世界に暫し浸りました。


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