2007/01/16

アスリートの言葉

先日に読んだ新聞記事に気になったものがあったので、切り取って手帳に挿んでおきました。一流のアスリートの言葉について書かれたものです。

イチロー選手は首位打者争いをしている時期に、記者団にライバル選手の名前を出された際、「他人の打率は僕にコントロールできない。意味の無い質問ですね。」と答えたそう。松井選手は「自分でコントロールできることとできないことをわける。自分で制御できないことに関心を持たないことです。」という言葉を残しているとのこと。この記事を書いた記者が驚いていた通り、二人の言っている内容は酷似しています。

自分の努力で何とかなることと、そうではないことを分ける。そして自分の力が及ぶ範囲のことには立ち向かう。自分の力では何ともならないことには関心をもたない、諦める。努力をしても変らない事態や物事に懸命になっても、無駄に力を消耗するだけですよね。それならば、何とかなりそうなことにその力を使った方がよっぽど生産的です。

ついつい、諦めるとかいうと”頑張ってない”様な印象を抱きますが、事態や物事を自分でコントロールできるかできないかで適切に二分化する、この作業にこそに積み上げられた経験や、その経験を支える努力が要るのだろうと思います。

この様な弁別する目を養いつつ、どうやったら自分の力でコントロールできるかという方法も考えつつ、日々を過ごしたいなと感じたのでした。

5 件のコメント:

akou さんのコメント...

>sotamann
これって、これって!
sotamannはイチロー選手とか、松井選手とかの撮影をしたことがあるってこと?

匿名 さんのコメント...

ほんまにそうやわ・・!!
chikouも自分のことうまくコントロールしてあげよ★いい話やな♪

akou さんのコメント...

>chikou☆
私は非常に人情味のありそうな仕事をしてるけど…、仕事場面では冷血なまでに”できる・できない”をズバズバ分けています。ところが…自分のこととなると急に客観的な視点を失って、ダメやわぁ~。ほんま、上手くコントロール出来る様になりたいわ。

匿名 さんのコメント...

次々と遅コメントを繰り出してます…
この発言って認知療法で言われていることを地で行ってるね。一見投げ槍、無関心と負のイメージに聞こえるんだなぁ。
イチローマツイにはなれないけど(ならんでいいw)最近はかなり楽に過ごせるようになり、心の安定が人生にどれほどの余裕をもたらすか実感してるよ。

akou さんのコメント...

>sodapopさん
次々と繰り出していただいたのに、返事が遅くなってます。後ほどupすると思いますが、ここのところ撃沈してました。
イチロー選手に松井選手、認知療法を精神面でのトレーニングの一環として取り入れているのか、気になるところだわ。
sodapopさんは最近いい感じの様で、私も嬉です。