2008/12/05

お魚屋さん

11月30日(日)、愛媛に帰省して二日目の朝。

朝食を頂き、おでかけの準備をしていると、ピンポーンとインターホンが鳴りました。お義母さんが「お魚かな?」と言いながら玄関に出て行きます。「ああ、お魚やわ」というお義母さんの声。やはりお魚屋さんが来られた様子。これは見に行かねば!と、私もお義母さんの後を追って駆け出して行きました。愛媛の実家の辺りでは、近くの漁師さんが、その日の朝の漁で収穫した魚を軽トラックの荷台に積んで売りに来られるのです。

外に出て、軽トラックの荷台を覗いてみると、そこはちょっとした水族館でした!売り物の魚ですから水槽に泳いでいたり、ということは勿論ありませんが…。色々な種類の魚たちが発泡スチロールの中に入れられていました。そのどれもが鮮度は抜群!お義母さんがトングで魚を取ろうとすると、バタバタッ!と跳ねていました!その暴れ具合のあまりの激しさに、私なんかはすっかり驚いてしまいました。お義母さん曰く、今回は魚の種類、また量が少ないとのことでしたが、コウイカともう一種類のイカがいた他、イシガキダイにチダイ、カワハギ、くるまえび、カレイに舌びらめ、と何れも天然ものがズラリ並んでいました。我が家の近所のスーパーの鮮魚コーナーでは見ることの無いお魚も沢山いた為、私は大感激!「この魚は何ていうの?」と、一緒に買い物をしていたお義父さんとお義母さんに質問ばかりしていました。

その夜のご飯では、朝買ったイカのお刺身をいただきました。ワサビ醤油をちょこっと付けて口に入れると、イカの甘みがふわぁっと広がり、それはそれは美味しかったです。また、炭火でゲソを焼いてもらったのですが、驚くほどのやわらかさ。この様なことを書くのは申し訳ないことこの上なしですが、屋台のイカ焼きはもう食べられません。こんな素適な環境で育ったham君が本当に羨ましい!

お義父さん、お義母さんはお魚屋さんが来られる度にイカやカレイ、蛸に太刀魚等々を買って、その日のうちに処理をして冷凍をし、そしてある程度の量が溜まったらクール便で我が家に送って下さいます。我が家に送ってもらうイカなどをお料理をしようと解凍すると、そのままお刺身で食べても大丈夫なんじゃないか!?と思われる程です。ですから、私は自宅近くのスーパーで鮭以外の魚を買ったことがありません。なんという贅沢でしょう!お義父さん、お義母さんには本当に本当に感謝、感謝です。

*青色の矢印の先にある魚が舌びらめ。

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