2009/09/08

北海道旅行 二日目 釧路湿原ノロッコ号

一度は払い戻しを考えた釧路湿原ノロッコ号でしたが、払い戻し窓口の駅員さんが「悪天候でもそれなりに楽しめるし、払戻金が少ないことを考えたら乗った方が得!」と教えて下さったので、予定通り乗って来ました。JR釧路駅からJR塘路駅までの区間を走るノロッコ号は観光目的の列車で、電車が絶景スポットに差し掛かるとスピードを落として走ってくれる他、車内アナウンスで釧路湿原についての説明を聴くことができます。列車は通常の車両と展望車両からなっています。展望車両は天候がよければオープンカーのようになるのでしょうが、何度も言うように私たちが乗車した日は台風が近付く最悪の天候でしたので、窓は締め切りになっていました。吹きすさぶ風が窓を揺らし、雨が窓を伝って流れるなかの乗車でしたが、それでも乗った方が断然良かったです。もちろん晴れていた方が景色は何倍も素晴らしかったでしょうが、他の交通手段では行くことのできない釧路川のが蛇行する様子を間近に見られたのは、本当に貴重でした。

写真を撮ってもこの天候では綺麗なものは撮れないと鼻から諦め、如何に雨風が凄かったかがわかるだけの枚数を撮るに留めました。本当に物凄い悪天候だったのがわかっていただけるかと思います。ここは釧路川が蛇行しているポイントです。釧路川は一級河川にもかかわらず高低差が非常に少なく、その水の流れはとうとうとしています。その為、ダムも作られていません。日本の河川としてはとても珍しいと思います。

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