2007/11/07

D.I.Y.

今日、ぼんやりしていたら「ピーン」と、突然、閃きました。それは、だいぶん前に買った雑誌『天然生活』に載っていた、コーヒー・フィルター入れについて。早速、その雑誌を探し、写真を凝視。そう言えば、この雑誌を手に入れた時にも「これいいなー」と思い、方々の雑貨屋さんに類似品が置いていないか探し回ったことがありました。しかし、結局どこにも「コレ」というのは置いておらず、断腸の思いで諦めたのでした。

今 日、改めて雑誌の中のコーヒー・フィルター入れを見て、「こうなったら自分で作るしかないか」と思うに至りました。思ったからには膳は急げ。写真を見てい ると、どうやら素材は針金一本。針金なんて常備していませんから、「家にあるもの」で調達しなければなりません。そこで頭に浮かんだのが、クリーニング屋 さんから貰うハンガー。今ではプラスティック製のものが主流になっているようですが、一頃は針金にチューブ様のコーティングがしてあるのが多かった”アレ” です(わかりますか?)。確か我が家にも一本だけあったはず!と探して発見!

まずはハンガーのチューブ様のコーティングを撤去。意外に簡 単にハサミで切ることができました。苦労なく取り外し完了。次に、ham君のお道具箱から拝借したペンチで、写真のコーヒー・フィルター入れを見ながら針金を折 り曲げます。これには少々手惑いました。写真では表側の構造はわかるのですが、裏側が今ひとつわからず、私の想像に任せるしかなかったからです。又、実際 にコーヒー・フィルターを持って来て、大きさを確かめつつの作業になりましたから、硬い針金を何度も曲げたり伸ばしたり、なかなかの力仕事となりました。完成品は左の写真。針金が”うねっ”となっている箇所が散見されますが、「全体的に見ればなかなかのものよ」と自我自賛。気に入りました。

何 かを買う時、自分が「コレ」と思うのに拘らないのならば、他にも選択肢は数種類あることが多いのでですが、残念ながら、私は「コレ」と思った からには「コレ」でないと嫌だったり、自分の中のイメージが実現されていないと、モノを購入するのができない性質なのです。例えばブラウス一枚買うのにも、全体的には 非常に気に入っていても「このちょっとした刺繍が嫌」とか、ほんの細部に拘り、買えずにおわってしまうことが多々あるのです。今回のコーヒー・フィルター然りです。最終的には今日のよう に、「じゃあ、作ろう!」となるわけです。

因みに、今回作ったコーヒー・フィルター入れ、キッチンの壁にピンで留めると、右上の様な感じになりました。インテリアにもなる収納です。上手いか下手かは別にして、家にあるもので、欲しいものが手に入って大満足です。D.I.Y.万歳!

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