2008/08/04

勉強になりました。

久しぶりに”赤い表紙の本”を手にしました。最近では小説を読むことが主でしたから、新書からはトーンと離れておりました。

かつて自分が暮らした国について、あまりにも無知であることに気が付き、少しずつでも本を読んで勉強しようと思い始めたのは随分前ですが、実際に実行に移したのは去年の暮れでした。それからボチボチとスイスに関する本を読むことを心がけ、今回の『スイスを愛した人びと』で漸く3冊を数えることとなりました。…他の小説などに比べたら少な過ぎるのは言うまでもありません。

本書は幾つかの章に分かれており、章毎にスイスと関わりの深い人物について説明してあります。チューリッヒに住んでいた頃も、子供なりにではありましたが、レーニンが亡命していたことや、アインシュタインが私達家族の住まいから目と鼻の先の大学に在籍していたことなど、聞き知っていました。しかし当時は事実しか知らなかった為、今回、本書を読んで大まかではありましたが概要を把握することは出来たと思います。そういう意味では有意義な一冊でした。

次回、スイス本をご紹介できるのはいつになるでしょう…。

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