2008/08/17

『比叡山延暦寺』

『ガー デンミュージアム比叡』を訪れた後、世界文化遺産にも登録されている『比叡山延暦寺』を参拝しました。近くに住みながら初めての参拝、険しい山の中に広大 な敷地を誇るお寺には心底驚かされました。もちろん、最澄が開山した1200年前からは様相を変えて、現在では大きく、又、立派に発展しているので しょうが、ドライブウエイやロープウェイの無かったその時代に、この様な山奥に寺院を建てるとは並大抵の業ではなかっただろうと、思いを馳せずにはいら れませんでした。

『諸堂めぐり』と記されたパンフレットに『比叡山の教え』と題し、以下の言葉がありましたので、この場をお借りして皆さんとシェアしたいと思います。

1200 年前伝教大師最澄は、日本の国の安泰と国民の幸せを祈って日本人に合った仏教を比叡山に開きました。その教えの根本をなすものは、『個々が思いやりの心を 持って一隅を照らす人になる』すなわち、一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを精一杯行うことが、周りが良くなっていくことにつながる と言うことです。後世、この様な教えに基づいて、様ざまな高僧が集い、特に鎌倉時代には、法然、栄西、親鸞、道元、日蓮などと言った祖師方が比叡山で修行 されました。

”一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを精一杯行うことが、周りが良くなっていくことにつながる”

言葉にしてみると当然のことの様に思われ、又、簡単なことに聞こえてしまいがちですが、これらの言葉は非常に奥深く、実行するには相当な努力が必要であるこ とがわかります。私の場合では、日々刻々と過ぎ行く時間に任せて生活をしていると、何時しか”わかっている”と思っていた当たり前の考えを行使することに 疎かになり、自分のことだけであっぷあっぷしていることも多いのは見ての通り。

私は寺社仏閣、特にお寺参り…と言うか、むしろ…巡り!?をするのが好きです。深閑とした空気の中、ご本尊を前に手を合わせていると、雑多な日々の活動から開放されている様に感じ、又、自分のスタートラインに立ち戻れる気がするのですが…、些か言い過ぎでしょうか…。とにかく心が落ち着き、今回の様に、普段の自分のを振り返るきっかけを与えていただいていることは確かです。

とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。ham君、お付き合い有難う。

今回、頂いたご朱印、達筆です

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

懐かしい風景です。
幼稚園以来のぼってないような気もします。

akou さんのコメント...

>itoコーチ
ラブラブなカップルも結構いましたよ!コーチたちもいかが?