最近、お出かけの際には、なるべく自転車を使うように心がけています。何故かと聞かれると、環境の為、家計の為、安全の為と様々な理由があるのですが、その中でも実に野心的なものに、私自身のモデルチェンジの為というのがあります。少しでもカロリーを消費できればと思っているのです。
今日も良いお天気でしたから、心と同様に足取りも軽やかに自転車に乗って図書館に行って来ました。暫くの間、図書館がお休みになるということでしたから、色々な分野から合計17冊も本を借りました。早速、開いてみたい本もあります。早く帰ろうと「よいっしょ」と自転車の前の籠に本を詰め込んで、意気揚々とペダルを漕ぎ始めました。
図書館を出て暫く走っていると、「パーンッ」という大きな破裂音が聞こえてきました。「誰や~?」と思っていると、すかさず自転車の後輪がガタガタガタ…。「私やん…」。
ちょっとした段差を超えた際にパンクしたらしく、私の自転車の後輪は見事にぺっちゃんこになっていました。図書館から自宅まで半分くらいの所での出来事でした。仕方ありません、そこから一番近い自転車屋さんまでパンクした自転車を押して行きました(自転車屋さんと自宅は目と鼻の先)。自転車を押している姿ほど哀れなものはない、と日ごろ思っている私です。なんだか早足で移動している鳥を連想して物悲しくないですか?実際、すれ違う人々にチラッ、チラッと視線を送られるのを感じました。
漸く自転車屋さんに着いたと思いきや店主がどこにも見あたりません。TVは付けっぱなし、ドアは開けっ放し、ストーブは付けっぱなしのままです。大声で「こんにちわ」と言うも返答はなく、途方に暮れていました。すると、スーパーからアイスクリーム片手に、「あー、はいはい」と小走りで近付いてくるオッチャンが。店主でした。大丈夫なのだろうか…と要らぬ心配をしつつ、修理をお願いしました。すると、「ホンマは4500円のところ、4200円にまけとくわ!うちのは国産のタイヤやで!」と、オッチャン。この値段が安いのか高いのか私にはわかりません。選択肢もありませんでしたし、「お願いします」と修理を依頼。「30分程かかるわ」とのこと。近くのマクドナルドに行き、バニラシェイクを飲むことにしました。
30分超の後、自転車を取りに戻ると、店内ではまだオッチャンは自転車と格闘しておられました。「ははーん、アイスクリームを食べてから修理し始めたな」と思いましたが、ここは謙虚に待つことに。オッチャンはタイヤがいかに朽ちていたかということを説明してくれました。それもその筈です。私が高校生の頃から使っている自転車ですから。するとオッチャンは「この後ろのタイヤは換えるの2回目やな」と言うではありませんか。もちろん、オッチャンに自転車を直してもらうのは初めてです。どうしてわかったのでしょうか。恐るべし、自転車屋さんのオッチャン!です。
そんなわけで…タイヤはすっかり直り、私の自転車ライフは続く見込みです。長々と書きましたが、要するに「自転車に乗ったら、パンクした」ということが言いたかったのです。
4 件のコメント:
こんな日常のブログは読んでいて
ほほえましかったです。
akouさんにとっては大変な出来事だった
かもしれませんが。
>めがねうさぎさん
そうですね。私にとっては、年末年始の風邪に次ぐ、今年の大変な出来事でした。
というか、2009年1月の1ヶ月で既に!2回もブログに書くような、大変な出来事が発生しているのですね!これって頻度高いのかな…。
タイヤそのものを替えたんですか?
パンク直すだけなら1000円もあれば十分ですが・・・。
>itoコーチ
タイヤの構造を今回初めて知りましたが、私が変えたのは、カヴァーみたいに付いているゴムの部分と(←コレがタイヤだと思ってました)、中身の空気が入っている部分です(よく高校球児が大きなタイヤ引っ張ってるアレです)。
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