2009/01/28

青春白書

中学生だった頃、トム・クルーズを格好いいなと思っていました。熱烈なフアンだったわけではないのですが、当時、上映された数本の映画は観た記憶があります。このことを話すと、「じゃあ、『青春白書』ってしってる?」と聞かれることがこれまでに幾度かありました。トム・クルーズの出世作品となった一作なのだそうです。聞かれる度にその映画について気にはなっていましたが、特に観ることもなく日々を過ごしました。

最近Gyaoの映画欄をチェックしていて、『青春白書』という文字に目が留まりました。「ああ、そういえば…」と思い出し、観てみることにしました。「ああ、なるほど…」と思いました。私に『じゃあ、『青春白書』は観た?』と聞いてきた方々が、どうしてあんなにも共感を求める視線を送ってきたのか、漸く理解することができました。あの時に、わかってあげられなかった方々、ごめんなさい。今の私ならば、一緒に思いを噛み締めることができると思います。

話は変わって、この映画のタイトルの邦訳について。この訳はどう理解すれば良いのでしょうか。深い意味を込めてこのタイトルにしたのでしょうか。どうも『青春白書』と耳にすると、『ビバリーヒルズ青春白書』のイメージが先行し、”青春ドラマ”と思ってしまいます。確かに『青春白書』も、青春時代のエピソードを取り扱ったものには違いありませんが、私の想像の範囲を遥かに超えていました。映画の最初の方に、画面に『Risky Business』とあった時に、「あれ?これが原語のタイトル?」と一瞬不思議に思ったのには思いました。しかし、残念ながら余り深く考えずに画面を勧めてしまいました。そんな自分に今更ながらガッカリです。しかし先に原語のタイトルをちゃんと知っていたら、間違った先入観なく映画を鑑賞できたのでは…と思えるのも事実です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まだまだだな。。。
原題と邦題、映画の入り口じゃないか。

でも、よく出来てる邦題も多いんだぞ。
ココ10年暗くらい、原題をカタカナにしただけのモノが
多いけど、映画をよく知るものから言わせれば、
寂しくなったものよ。

akou さんのコメント...

>sotamann
まだまだ、なんだろうねぇ…。前にsotamannがupしておいた映画のリスト、メモさせていただきました。

確かに最近の私の知っている映画では、原題をカタカナにしたものが殆ど。いつくらい辺りからそうなったんだろうね。