2011/05/18

緒方貞子という生き方

知れば知るほど尊敬の念を抱きます。

何にそんなに感銘を受けているのか。それは、国連難民高等弁務官をはじめとする数々の要職についこられたこと、また今なお活躍しておられることはもちろんですが、妻として母としての役割もそれらの仕事に加えて果たしておられるからです。

現在でも、女性が子育てをしながら仕事を続けていくことは決して簡単ではないのに、緒方さんはそれを1960年代から実践されているのです。 どのようにして…と興味を抱かずにはいられません。

その緒方さんの言葉が、この本の中にあり、これに強く励まされました。それをご紹介したいと思います。たしか上智大学で教鞭をとっておられたときに、学生に向けて仰ったものだという注釈があったと思います。

「女性には男性と違うサイクルがあるの。だから焦って目標を決めてしまうより、自分のサイクルで生きながら長期戦でかまえたほうがいい。」

0 件のコメント: