2010/09/27

愛媛帰省 9月18日-20日② 「鹿島」

「きな粉おむすび」のほか、お義母さんが作って下さった美味しいお昼ご飯に舌鼓を打ち、久しぶりに電話ではないface to faceの会話を楽しんだ後、「鹿島」に行きました。実家の直ぐ前の海岸から見える、ポコンとお椀をひっくり返したような「鹿島」、一度行ってみたいと思っていた場所です。お天気も素晴らしく、お散歩にはもってこいの昼下がり、お義父さんとお義母さん、ham君、私の4人で出かけました。

鹿島は無人島ですが神社があり、島には名前の通り鹿が放し飼いにされています。施設の整ったキャンプ場や旅館もありますが、かつてのように大勢の観光客が海水浴や釣りに訪れることは、今ではなくなってしまったとのことです。それでも定期的にフェリーは運航されており、以前ほどではないにしろ釣り人が渡っているようでした。私たちも、愛媛帰省の中日には釣りを楽しむ予定でしたから、お義父さんとham君は港に着くなり、今は何が釣れるとか、仕掛けはどうするかなど、2人は釣りの話題で持ちきりでした。実際に港から海を眺めるとそこにはお魚がいっぱい!感激でした!私にはどれ何という魚かわかりませんので、お義父さんやham君に教えてもらいました。

そうこうしているうちにフェリーが港に到着!そのフェリーを見て私は思わず感激!?いや、大爆笑!だって、鹿が乗っているんですもの!もちろん作り物ですが。一体何人の人がその鹿にまたがって「鹿島」に渡りたい衝動に駆られたことでしょう!?もちろん私もその一人!その場で家族に進言してみたのですが、あえなく却下されました。今回の愛媛帰省、最大の心残りです。

「鹿島」には数人の釣り人、キャンプをしにいている若者以外は鹿と私たちの4人のみ。旅館も閉まっており、かつての賑わいが嘘のように閑散としていました。神社の前はきれいにお掃除がなされていましたが、散歩コースは整備が追いついていないようでした。ところどころ歩き辛い場面もありましたが、それでも「鹿島」の海岸線を一周するには充分でした。

島の海岸線の遊歩道をあるいていると、波に寝食された岩場が多くありました。実際に岩を手で触ってみると意外に脆く、ポロポロと取れてきました。写真に映っている撮影中の私と、その前を歩くham氏の影からもおわかりの通り岩は大きく、ダイナミックな自然の姿を見ることができました。

鹿島の砂浜から、ham君の実家の辺りを眺めることができました。とても美しいところで育ったんだな、としみじみと思いました。

帰りのフェリーから撮った「鹿島」の旅館。私好みの佇まい。泊まってみたかったな。

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