2011/03/08

気になって…

国際宇宙ステーション長期滞在ミッション報告会」に参加して以来、宇宙飛行士の方々に関心を持つようになりました。特にそれが女性となるとさらに興味を惹かれます。その女性宇宙飛行士の一人山崎直子氏を、夫の視点で書いた本ということでしたから、気になって読んでみました。感想は「妻の視点から書かれた本も読んでみたい」。宇宙飛行士の妻と結婚した夫、山崎大地氏は妻の夢を追いかけるべく、仕事を辞めて主夫となり家族で渡米します。退職して失ったものは予想外に大きかったようです。また夫婦内での小さな問題から、妻が宇宙飛行士所以の特殊な問題まで、様々な難問と向き合ううちにうつ病を発症。失意の底、その視点による記述が多いように思えました。妻であり母であり、そして宇宙飛行士である直子氏は、このような家族の変遷をどのように捉えているのか、一度機会があれば出版されている本を読んでみたいと思いました。

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