2007/08/31

気持ち

「仕事が終わった」とham君から「帰りますコール」があった時に、「ヨドバシカメラにデジカメを見に行ってきていいかな?」と聞かれたので、「いいよ」と答えました。最近、わが家ではデジカメの買い替え話が出ていますから、これの下見をしたかったようです。当然、デジカメも見て来たらしいのですが、なんと、この時に私へのプレゼントも探してくれていたのだそうです。

実は今週の水曜日に、私がとっても嫌がっていたことがあったのでが、ham君に励まされながら、なんとかかんとか私一人で克服できたのです。ham君は、これの「ご褒美」を探していてくれたとのことでした。ところが、ヨドバシカメラには良いものが無かったようで、自宅近くのお花屋さんで花を買って帰って来てくれました。

「ただいま!」と帰ってきた夫の片手に花。それも、「ご褒美」のお花です。本当に幸せです。その花から、私の生まれ育った懐かしい実家の風景を想起しようと、私にはham君の気持ちがとても嬉しかったです。

ありがとう、ham君。

探していた一冊

ずっと貸し出し中で、なかなか本棚に戻ってこなかった一冊、『美濃路殺人事件』。漸く読むに至りました。1987年に出版された本なので、きれいさは期待していなかったのですが、意外に全然汚れていなかったので驚きました。

この年代に出版された本は書庫などに仕舞われているものが多く、その様な場合は、図書館の司書さんが書庫から取り出して来た後に、本をタオルで拭うという作業をされる上に、一体、何人の人の手にこの本がリレーされて来たのだろう…と、その変遷を想像してしまうような状態だったりします。

今回はきれいだった上に、内容は濃く、面白い一冊で、大満足でした。

hamサマの言うとおり!

先日、私が図書館から「浅見光彦シリーズ」を借りてくると、ham君が評するという記事を書いたと思います。その時にhamサマが無常にも「イマイチだったよ」、と仰せになった一冊を、最近、読み終えました。hamサマ評なんて気にするものかっ!と、強気で読み出し、途中までは実際にとても楽しめたのですが…。エンディング、というか犯人が…。なんと、小説の中に殆ど登場しなかった人物が犯人だったのです!なんだか、読んでいる最中に色々と推理をしていた自分が報われないというか…。それを推理することこそが醍醐味と言われれば、それまでなんですけどね。そんな『金沢殺人事件』でした。

感謝と期待

先週の日曜日の朝のこと。

大きなパンケーキを食べる夢を見ました。
「わぁ!」と思い、食べる瞬間に目が覚めました。
本当に、よくあるパターンの夢でした。

ham君の声で、のろのろと起き出すと
なんと!テーブルの上にパンケーキが!
ham君が作っていてくれたのです。


ありがとう!ham君。
牛乳がなく、スキムミルクで代用したとのこと
ham君はお味に大満足とはいかなかったようでした。

私は夢が現実になって大満足!
だって、夢の中では食べ損ねたのですからね!
今週の日曜日も…?

2007/08/24

夏の朝

涼しかった昨日から一転
今日は、また暑い一日でした。

朝起きてベランダを見ると、朝顔が咲いていました。
数日、花をつけていなかったので
今年の朝顔はもうおしまいかと思っていたのですが
今朝もきれいに咲いてくれました。


小学生だった頃
庭先に咲く色とりどりの朝顔を見ながら
ラジオ体操に通ったことを思い出しました。

空が少し高くなったように感じる今日この頃
まだまだ暑いですが、秋も確実に近づいているようです。

今年は、あと何回、朝顔を見られるかな…。

セーラーちゃん

8月の初めに入院した母方祖父の顔を見に、ここ数日、日参しています。昨日、病室を訪れると、今日の午後にセラピー犬のラブラドール・レトリバー、セーラーちゃんがやってくるとのこと。もう3回目というのに、少し心細そうな祖父…。以前に犬にかまれたトラウマがあるのだとか…。私は今日は用事があったので、本来はお見舞いには行かないつもりでいたのですが、やっぱり、祖父が心配。なんとかセーラーちゃんが来てくれる時間に間に合いそうだったので、昼食も程々に病院に向かいました。

病室に入ると、祖父は丁度お昼寝中。祖父が起き出した時分に、いとこのN君と母方祖母も病室に到着。4人でセラピー犬を向かえることになりました。以前、華香ママがセーラーちゃんの来る日に祖父を見舞った時には、祖父は怖かったのか、布団の中にすっぽり入っていたそうですが、今日は、孫がいたせいでしょうか!?セーラーちゃんに話しかけたり、撫でたりと仲の良いところをしきりにアピールしていました。祖父が心細い思いをしているとかわいそうだからと、心配して駆けつけたのですが…、楽しんでいたようで良かったです。

セーラーちゃんが帰ってしまうと、祖父は「おやつを食べに行こう」と言い出し、最上階の食堂に連れて行ってくれました。お昼ごはんをまともに食べていなかった私には願ったり叶ったり。オムライスを奢ってもらいました。お見舞いに来て奢ってもらうのもどうかと思いましたが、ここは甘えて、おじいちゃん、ご馳走様!

セーラーちゃんは、毎週、お見舞いに来てくれるそうです。

2007/08/23

一日一冊!?

ここのところ、一日一冊という勢いで「浅見光彦シリーズ」を読んでいます。ハイ、よっぽどの暇人です。今日、読んだのは「佐用姫殺人事件」、このシリーズの第18作目の作品になります。

別にどうでも良い、と言ってしまえば、本当にどうだって良いことなのですが、なんとなく第一作目から順番に読んでいきたくなってしまって…。それで、順番次に読んでいるのですが…。いるのですね、同じ様な人が。前回、図書館に行ったら、私の読みたい周辺の本がごっそりと借りられていました。いったい、どんな人なんでしょう…。私自身、自分のことをよっぽどケッタイな読者だと思っているのですが…。

というか、次回、図書館に行った時も、読みたいのが無かったらちょっと悲しいです。まあ、そこまでこだわって順番に読む必要など全くないのですがね。

夫婦で読書

図書館に週に1回は行きます。平日に1人で行ったり、休日にham君と一緒に行ったり、色々です。最近はだいたい、いつも「浅見光彦シリーズ」を数冊と、江國香織さんの小説、またはエッセイを数冊借りてきます。

私が本を借りてきておくと、ham君は図書館バッグの中を覗き込み、何を借りてきたのかチェックして、読みたい本があれば、片っ端から読んでいきます。

ham君は「浅見光彦シリーズ」は残すところあと2冊で、現在出版されているものは読破することになると言っています。ところが、シリーズの最初の方は、何せ彼が高校生の時に読んだ物が多いらしく、内容をすっかり忘れているそうです。ですから、この頃では私が借りてきた「浅見光彦シリーズ」を再度読んでいます。読書スピードが恐ろしく速いham君は、私が1週間かけて読もうと楽しみにしている本を、平日の寝る前の数時間を使って、殆ど一日二日で読み終わってします。

私が借りてきた本で、楽しんでくれるのならば別に良いのです。でも、私が読む前に「あれは、イマイチだった」とか言うのです。読むのを楽しみにしている私としては、はっきり言ってモチベーション下がります。

今回の『漂泊の楽人』は「面白かったよ」、とham君が言っていたので、楽しみにして読みました。これぞ、「浅見光彦シリーズ」といった感じで、本当に面白かったです。

2007/08/22

もしも

日常のフッとした瞬間に「違う世界」に行ってしまう。そして数日間、そこで生活をする。そこで見る風景、関わる人が徐々に「現実」と思えるようになり、本来、自分が生きている世界が急にリアリティを欠いたものとなってしまう。そして、またフッとした瞬間にもとの「現実」に舞い戻る。このフッとした瞬間は不意に襲って来て、自分でコントロールすることはできない。そして、これは人生の中で複数回起こり、行く「違う世界」は毎回同じ所。

もしも、自分にこういうことが起こったら…と想像すると、ワクワクする一方、少し怖いような…気がします。

主人公は人生のフッとした瞬間に、突然に「違う世界」に迷い込み、小さな女の子に出会います。その主人公は、知らない場所に来てしまい、当然のことながら路頭に迷い、郷愁を感じ、本来の世界の恋人たちを思う気持ちを募らせるのです。ところが、小さな女の子に「現実を受け止めなくてはダメ」といった内容のことを淡々と言われます。実際、その小さな女の子は、「そこにあるもの」を「そこにあるもの」として、つまり現実をありのまま受け止めて生きています。その子は一見したところ、全く子供らしさに欠ける、大人びたクールな性格なのです。この小説には主人公がフッと訪れてしまう不思議な世界について、当の主人公がどのように感じていたか、という主観は一切書かれていません。

もしも、私が主人公で、急に別世界に迷い込んでしまったら…。日常の中でのややこしい人間関係や瑣末なことに巻き込まれて自分を見失っていることや、先入観やら主観が先に立って「そこにあるもの」を「そこにあるもの」として見る事ができなくなっていることに気付くのではないか、と思いました。

2007/08/21

1/4

いかにも「浅見光彦シリーズ」といった小説でした。

事件は高村光太郎と智恵子の展覧会から始まっており、高村光太郎・智恵子夫婦、また個々人の生き方についても、小説の中で随所に触れられていました。もちろん、高村光太郎氏、智恵子氏は、あまりにも有名ですから、私も名前は知っていました。しかし、作品などについては「智恵子抄」を思い浮かべるくらいで、その詳しいことはお恥ずかしながら知りませんでした。ですが、この推理小説を読んで、なんだか興味が沸きました。機会があれば振れてみたいと思いました。最近「浅見光彦シリーズ」から、色々と学んでいる私です。

そうそう、「首の女」殺人事件で「浅見光彦シリーズ」を合計25冊読んだことになります。全部で100冊ありますから、漸く1/4を読破。全作品読破には、まだまだ先は長いです。

お気に入り

久しぶりに小栗左多里さんの本を読みました。『ダーリンは外国人』を手にしてから、このシリーズにはまっています。このシリーズの本は全部持っていて、時 々読み返したくなるのですが、残念ながら現在は私の実家にあります。父親が興味を持っていたらしく、貸して欲しいと言ったので、持って行ったのですが、それからだいぶん過ぎた今も、未だ私の手元には 戻ってきていません。今度、実家に帰ったら持って帰ってこよう。

さて、この「ダーリンは外国人シリーズ」(と呼ばせていただきます)、私が何故、こんなにはまってしまったのか。大まかな内容を言うと、「国際結婚」をした小栗左多里さんとトニー・ラズロさんの日常生活が描かれています。「国際結婚」ならではの”おもしろネタ”とでも言うのでしょうか、文化の違いから生じるズレが面白おかしく書かれています。というように、マクロな視点でも読むことができます。

これは、私の勝手な解釈かもしれませんが、私は小栗左多里さんの本意は、実はトニー・ラズロさん(たまたま日本人ではなかった)と、小栗左多里さん(たまたま日本人だった)との結婚生活を書いた、つまり、国際という視点を1人の人×人といミクロな視点で描こうというところにあったのでは…と思うのです。

同じ日本人同士の結婚だと、マクロな部分では同じ民族、同じ文化を背景とした二人ですから、どうしても類似点が目立つため、差異に眼が向き難いと思います。しかし、実は育った環境が異なることで、二人とも全く違う文化を持ち合わせていると考えることもできると思います。この様に考えると、異なる二つの文化同士の交流が行われるのですから、ミクロな国際交流とも言えなくはない、と思います。つまり、同じ日本人同士だって、ミクロに考えれば、ダーリンは外国人なのかもしれない、と思うわけです。

私のお世話になった先生方、大切な友人の中に、ダーリンが本当に外国人(どうやって言うのが適切なんでしょう)の方がおられます。その皆さんからは、私の考え方がどのように聞こえるのでしょうか。私は結婚以前より、この様な考え方をしていましたが、ham君と結婚してよりこの考え方が強くなったように思います。ham君を見ていると、「ほほう、こんなこと考えているのか」、「こんな考え方(やり方)もあったのか」と、私の持っていなかった新しい視点が満載、カルチャー・ショックもしばしばです。私が想像するに、ダーリンが本当に外国人の場合、もちろん差異は私がham君との結婚生活で感じるよりももっと明確に現実的に、また具体的に現れるのではないかと思います。類似点に関しては、ダーリンが日本人である場合以上に明確に、また新鮮に更なる親近感を持って感じられるのではないでしょうか。お互い日本人同士で結婚していると、ついつい見過ごしてしまうような日常の一コマからも、異文化を感じたり、考えさせられたり、学んだりといった活動が多いのではないかと思います。

そこまで明確なものではないとは思いますが、日本人同士の結婚でも知らず知らずの間に、そういう瞬間はあるのだと思います。だって、全然違う人と結婚しているのですもの。違いを目の当たりにして、ショックを受けたり、時には喧嘩に発展したり、結婚ってとても体力と精神力のいることだと思います。でも、相手から見せられる新たな視点によって、どんどん自分が開拓されていく、とてもステキな関係だと思うのです。願わくば、自分も相手にとってそういう存在でありたいです。

小栗左多里さんの本を読むと、こういうことを考えています。

初めて

今日、初めて駐車券のある駐車場に入りました。
運転免許証を取得してから5年目、初めての体験でした。

運転に自信が無くて、なかなか入れなかった駐車券がある駐車場。
意を決して、思い切って入ってみれば意外と簡単でした。
駐車券の出てくる機械に遠すぎず、近すぎず、脱輪せず
上手に駐車券をとって駐車場に入ることができました。
出る時も同様に、遠すぎず、近すぎず、脱輪せず
そして、バーにも当たらず、退場することができました。

誰にだって「初めて」の時はあるはず。
私の場合、ちょっと遅かっただけ。
久々に勇気を振り絞り、そして緊張しました。

今日から少し行動範囲が広くなった私。
殆どの人は当たり前にしていることで
ちょっぴり世界も広く感じたりなんかして。

記念すべきステキな一日となりました。

2007/08/19

最近読んだ本 2冊

内田康夫氏の「浅見光彦シリーズ」も読んでいるのですが、江國香織さんの小説やエッセイも平行して読んでいます。最近読んだ江國香織さんの短編集、2冊です。「浅見光彦シリーズ」のように、ストーリーの先が気になって一気に読みきるというスタイルではなく、お茶をするときや、1人で朝食や昼食を取るときに、少しずつ、のんびりと読み進めていました。子供の頃に感じた不思議な感覚を思い出すようなお話や、静かだけれども深い愛情のお話などが散りばめられた2冊でした。


高い所

6ch君とsodapopさんとランチをご一緒しました。6ch君はham君の大学時代のお友達です。私達が付き合い始めた頃から、お似合いのカップルの お二方には、本当に仲良くしていただいています。そのお二人、昨日からお友達の結婚式のため、遠方遥々、京都に来ておられました。近くまで来たからと、私 達のために時間を作って下さり、久々の再会となったのでした。

お二人より、こちらに来るという連絡をもらった時から、ランチのお店はどこ がいいかな、とワクワクしながら考えていました。せっかく京都に来られるのだから、京都らしいお店ということで、京の食材をふんだんに使った創作料理を出 している場所を選びました。しかも、そのお店は京都駅ビルの中にありますから、新幹線で帰られるお二人にとって便利!さらには、オープンビューレストラン で、京都駅前の風景、それに京都タワーもよーく見えるのです!ここしかない!と思いました。6ch君が高い所が苦手だなんて、すっかり忘れて…。

京 都駅ビル内にてお二人と合流、そして一路レストランへ。そこで、「ひゃー」というような6ch君の一声で思い出したのです。「あっ、そうだった…高い所、 苦手だったんだ…」と。京都タワーをデーンと眼の前にしてランチ、と思って予約をしておいたのに、設定されていた席は幸か不幸か窓際ではなく少し奥まった ところ。結果オーライということでしょうか。6ch君、お食事は堪能できたのかな…、ちょっと心配。

ランチの後は、先日、 華香ママとchikou☆と行った都路里にソフトクリームを食べに行きました。伊勢丹の中にある都路里はいつも長蛇の列で入れません が、私達が行ったところはドリンクとソフトクリームしかないのだけれども、ちょっとした穴場。6ch君とsodapopさんと私は抹茶ソフト、ham君は ほうじ茶ソフトを食べました。抹茶風味のお菓子が苦手、とのsodapopさんでしたが、ここは敢えて挑戦していただきました。嫌がらずに食べておられた ようだったのですが、本当の本当はどうだったのでしょうか…。心配です…。因みに、写真はちょっとピンボケ気味ですが、ham君の食べたほうじ茶ソフト。濃 厚な抹茶ソフトに比べると、あっさりしていました。美味しかったです。

6ch君とsodapopさんと出会って思うこと、それはいつだって「もっとゆっくり会いたい!」ということ。今回も、日々のことを少し話しただけで、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。のんびり、どこかにでかけて、たくさんお喋りしたいです。

お 二人と別れた後、我々は少し駅周辺のお店をブラブラして、岐路に着きました。最寄り駅についた後は、ham君は自宅へ直行、私は近所のダイソーを覗きに 行ってきました。手のツボ押しグッズが欲しかったのです。京都駅周辺のお店でも探したのですが見つからず、結局、近所のダイソーで手に入れました。よくあ る話です。お店を出て、家まで歩いていると雨のにおいが!そして空を見るとネズミの形をした入道雲と、ゴロゴロという音が!雷が大の苦手な私、慌てて帰 宅。先に帰っていたham君は、既にリラックスして読書をしていましたが、雷が酷くなったら、車で迎えに行かなくてはならないだろうと覚悟を決めていたそ うです。私が自宅について直ぐから物凄い雷雨となり、一足遅かったら、ham君の出動も辞さなかったと思われました。雷雨が一段落してから、6ch君と sodapopさんから頂いた、お土産のお菓子をパクリ。とっても美味しかったです!ありがとう!

2007/08/18

遅ればせながら…

先日、いとこのN君に貸してもらって、遅ればせながら『蹴りたい背中』を読みました。結構、スラスラと読むことのできる小説でした。

1人の女の子が中学生から高校生になり、教室の中で孤立していく様を描いた物語と受け止めました。高校生になって、新しいクラスメイトと知り合い、必死になって”仲間作り”を繰り広げる周囲を、非常に客観的に冷めた眼で見つめる彼女。”群れる”ことへの抵抗と、それでも、その”群れ”には属していない、属せない”1人ぼっち”であるということへのいたたまれない気持ち。なんとなく、共感できたように思いました。

私は中学校3年生でスイスから帰国しました。転校生として迎え入れてもらったクラスには、既に女の子達のグループがいくつか出来上がっていました。皆さんとても仲良くして下さる中で、しかし、どのグループも既に成熟しており、これに上手く馴染めない自分がいました。それでも、必死に皆さんの中に溶け込まないといけない、と頑張っていた自分。スイスでそうだったように、「自分は自分」で良かったのに。なぜ、あんなに必死だったのだろうと、今ならば思えます。この本を本で、そんな中学校3年生だった私を思い出しました。今では、「自分は自分」の私のまんまで、中学校3年生の時から仲良くしていただいている仲間と過ごせるようになりました。中学校3年生の時の歪な私を受け入れてくれた、寛大な仲間のお陰だと感謝しています。

このように、この小説では、自分について振り返って考えてしまうような、そんな共感できる部分があったのですが、一つ理解に苦しむところがありました。それは「蹴りたいという衝動」。この小説の「核」なのではないかと思うのですが、これがわかりませんでした。

人生に”無駄”はない!?

先日、間違って「浅見光彦シリーズ」ではない内田康夫氏の小説を読んでしまったことは、このblogでもご報告しました。その時は「しまった!」と思ったのですが、なんと!今回読んだ『軽井沢殺人事件』で功を奏する結果となりました。間違って読んでしまった小説、『戸隠伝説殺人事件』で事件の謎を解いた警部が、『軽井沢殺人事件』で登場し、浅見光彦氏と共に事件を解決する、という筋書きだったのです。私は『戸隠伝説殺人事件』もかなり楽しんで読みましたし、また、これに登場した警部も好きでしたから、『軽井沢殺人事件』で二人が揃って登場することを知り、かなり期待して読み進めました。ところが、『軽井沢殺人事件』の中での警部と浅見光彦氏の絡みは私が期待していたほど多くはなく、少々ガッカリ気味で読み終わる結果となりました。また、事件の解決じたいもスッキリしたものではなく、これも消化不良気味だった理由かもしれません。

しかし!いずれにしても、以前は「しまった!」と失敗として受け止めていた内容が、後々になって役に立つなんて、「人生に”無駄”はない」というのは本当ですね!って、少々大袈裟でしょうか…。

最近のお弁当

2週間ほど、ham君の出張やら、お盆休みやら、私がさぼったりといった理由で、お弁当をあまり作っていません。しかし毎日ここまで暑いと、お弁当を持って行ってもらっても、お昼には傷んでしまっていないか心配になります。どこかで買ってもらう方が良いのではないか、と思ってしまいます。お腹を壊していたら、元も子もありませんからね。それでもham君は「大丈夫」と言いましたので、作った3日分をupします。

【8月7日のお弁当】
左上から時計回りに、自家製冷凍食品のコロッケ。ham君はコロッケの入っているお弁当が一番好きのようです。その横は『なーんちゃってバンバンジー』。電子レンジで加熱した鶏肉を細かく切って、これにキュウリを混ぜて、市販のごまドレッシングであえました。その下は、またまた登場!湯がいたオクラに鰹節を乗せ、お醤油とマヨネーズをかけています。そして最後は『茄子の田楽風』。あくまでも『風』なお料理。茄子を多めの油で炒めて、ミソ、砂糖、みりんを混ぜた調味料で味付けしています。私は結構好きですが…。これに豚肉を加えて炒めると、さらに美味しい一品です。


【8月8日のお弁当】
前夜の残りの『鶏肉のトマトソース煮』に、ベランダ菜園のバジルを添えました。前の日の夜に、この様な煮込み料理を一品しておくと、次の日のお弁当のおかずにとっても便利です。左下は『なんちゃって令しゃぶ』。豚肉を茹でたものに、スライスしたキュウリを混ぜ、市販のごまドレッシングであえました。昨日の鶏肉が豚肉になっただけ、のおかずだったりしますが、ここは「しらんぷり」。何と言っても、現在のわが家は『キュウリ感謝月間』。母方祖母から山のように貰うキュウリを、なんとかして食べきろうと必死です。左上はチーンのおかず。


【8月17日のおかず】
ご飯の横は自家製冷凍食品のコロッケ。この日はham君が揚げてくれました。真っ黒けになってしまったのは、揚げている最中に、私が話しかけたからだそうです。右上はカボチャのバターソテー。右下は前夜のおかずの『キャベツとひき肉の重ね焼き』です。トマトはもちろんベランダ菜園のもの。今年のトマトはもうそろそろ終了の時期を迎えそうです。

念願叶う 8月15日(水)

この日は、私が午前中に京都で用事がありましたから、これにham君に付き合ってもらいました。この用事を済ませた後、久しぶりに二人で四条界隈にまで足を伸ばしました。本当はブラブラとしたかったのですが、とにかく暑い!身体がドロドロと溶けてしまうのではないか、というくらい暑く、とてもではないけれど、当てもなく歩き回るなんてことはできませんでした。最近のこの暑さ、本当に異常ですね。

そこで、二人とも行きたい!というお店にだけ足を運ぶことにしました。先ずはham君。先日、注文しておいた眼鏡を取りに行きました。今年のham君の誕生日プレゼントに私が贈ったものです。漸く実物がham君の手元に届き、良かったです。写真では少しわかり難いかもしれませんが、フレームの色はモスグリーンのような…、薄い草色と灰色のあいのこのような色です。ham君の瞳が、この様な色なので、これが似合うのではないかと選んだのです。ham君は気に入ってくれたようで、お店で受け取った時から、この新しい眼鏡をかけてくれました。最初はなれない様子でしたが、その後何日間かかけ続けて、特に支障はないようです。良かったです。

念願の眼鏡を受け取った後は、私が行きたかった雑貨屋さんに、最短距離を選んで直行。そこで、今度は私の念願だったCrocsのCaymanを購入。先日、友達のcanaと四条に来た時に、見つけてしまって、とっても気になっていた3品!だったのです。その日はどうしたことか、買うのを諦めて帰ってしまったのですが、それ以降、売れてしまっていたらどうしよう…と心配でなりませんでした。ですから、このCrocsのCaymanと、CaymanについているGarfieldのアクセサリー2つがまだその場にあったときには、本当に嬉しかったです。そして、この状況は、私に購入の意思を固めさせるには十分でした。Garfieldのアクセサリー、写真には小さくしか写らなかったけれど、わかりますか?かわいいでしょ!

さてCaymanについてですが、irisjentaちゃんのblogで、しもなおちゃんとirisjentaちゃんが、サイズについてのやり取りされていたのを読ませてもらいました。実は、私も購入する際、サイズについて随分と迷いました。私は普段24cm~24.5cmの間の靴を履いています。私が買った雑貨屋さんでは、S、M、Lというサイズ表示でCaymanが売られており、Sが24cmまで、Mが24.5cm~とのことで、私はSかMのどちらかということでした。実際にはいてみると、Sだと少々小さいような、Mだとガバガバするというように、全く中途半端な状態。irisjentaちゃんがblogで書いておかれたように、少々大きくても平気なタイプの靴だと私も思いましたので、大きめを買おうかと思ったら、なんと、私の気に入った色はSとLしかない!とのこと。さすがにLは大きすぎるだとうということで、自動的にSを買うことになりました。後で思えば、インターネットで購入するてもあったのですが、気に入ったので良しとします。

それで、肝心の履き心地。きつかったらどうしようとの一抹の不安がありましたが、意外に大丈夫で、とても楽に履くことができました。分厚いソックスを履いたりすると、さすがに少々ピッタリしているかな、という感覚がありますが、それでもきつくて無理、ということはありませんでした。良かった、良かった。

この日のおでかけは、ham君も私も気に入ったものが手に入り、暑かったけれど楽しいものとなりました。でも本当は…この後にham君のジーンズを買いに、もう一軒お店に立ち寄るつもりだったのですが、私の調子がイマイチになってしまい、ham君が早めに家路に着くことを勧めてくれました。ham君のジーンズは、また機を改めて買いに行きたいと思います。ありがとう&ごめんね、ham君。

休息日 8月13日(月)・14日(火)

13日と14日は、ham君と私、二人して自宅でのんびり過ごしました。

13日は私は読書とお昼寝。ham君はPCに向かって何やら難し いと私には思えること、をしていました。14日は二人して読書。前日に私が読んでいたからでしょうか、ham君はどうしても「浅見光彦シリーズ」が読みた くなったようで、わざわざ本屋さんに買いに行ってまで読んでいました。このときに、お土産にケーキを買って来てくれ、私が大喜びだったのは言うまでもあり ません。

ところでham君、「浅見光彦シリーズ」はあと2冊読むと、現在出ているものは全て読んだことになるそうです。お盆休み中に、その2冊も読みたかったようなのですが、いずれもハードカバーでしか売り出されておらず、高いから、という理由で読むのを諦めたようでした。図書館で予約をして読む、と言っていました。

このお盆休みに二人して読書をして改めて気が付いたのですが、ham君は読むスピードが早い!私が1冊を読む間に、2冊を読んでいました。全く驚きです。一体、どうやって読んでいるのでしょうか…謎です。

さて、私がこの二日間に読み終えた本は2冊(ham君は3冊、読んだようでした)。一冊は『悪魔の種子』、もう一冊は『恐山殺人事件』です。『悪魔の種子』の方は、稲の遺伝子組み換えにまつわって事件が起きているストーリーのため、遺伝子組み換えについての科学的な説明など、前置きが長く、実際の謎解きに行き着くまでに疲れてしまった感がありました。『恐山殺人事件』は、いかにも一昔前に出版されたことを彷彿させる表紙ですが、内容はこれぞ「浅見光彦シリーズ」といった感じで、とても楽しめました。今までに読んだ中でも、かなり面白い部類に入る、と思います。ham君も読む本がなかったため、「内容を忘れた」と再び読み返していましたが、「面白かった」と言っていました。

そんなこんな二日間でした。

2007/08/17

ランチ 8月12日(日)

横浜から帰省していたK家族と、H君、cana、そして私たち夫婦の7人でランチをしました。Kご夫妻の愛娘のYちゃんは、前回会ったときから随分と大きくなっており、「あーあー」などと、お話もしてくれるようになっていました。Kご夫妻のパパ、ママぶりもとっても微笑ましかったです。久しぶり、1年ぶりくらいかな?に会ったH君も元気そうで、かわらず仲良くしてもらえていること、嬉しいです。とても楽しいひと時?半日!を過ごしました。

ランチを終えた後、Yちゃんが眠ってしまったのをいいことに、私達は、話す話す話す…。12時に集合してランチ、のはずだったのですが、なんと解散したのは午後6時…。長居しすぎ、ですよね…。でも、とっても楽しかった。レストランが寛大で良かったです。

で、何の話で盛り上がっていたかって?それは、トイレの話。今回、本当にお世話になったレストランのトイレが、とってもお洒落な構造のものだったことを発端に始まったこの話、各国で経験した珍しいトイレの話やら、K君の仕事柄、新幹線のトイレの構造や設計時の話など、延々と続いたのでした。

あとは、トイレの疑問。洗浄のボタンやハンドルは、どの高さでは足で押して、どの高さから手で押すのか、とか、海外のホテルで見かけるもう一つのトイレのようなもの、「ビデ」とは一体何か…など。こんなに盛り上がるとは思いませんでした。

ところで、私が非常に気になっていた「ビデ」、なーんとなく「こういうものだろう」というイメージはあったのですが、正しい使い方を知らなかったので、自宅に帰ってからインターネットで調べると、wikipediaで説明されていました。興味のある方はこちらから。この「ビデ」、果物を冷やしたり、洗濯をしたりする日本人旅行客が後を絶たないとか…。知らぬが仏とはこのことでしょうか。私も、スイスに住んでいた子供の頃、確かに興味を持ってなんだろう?と思ったものでしたが、さすがに危険な雰囲気を感じ取り、果物を冷やすことはありませんでした。ただ、日本語版のwikipediaでの説明では、トイレにまつわる使用方法が主でしたが、英語版のwikipediaでは、その限りでもない内容が書かれていました。これを読んだ私、例えば足を洗ったり、足湯をするのに便利!と思い、早速ham君に「うちにもビデが欲しいね…」と言ったら、「日本のお風呂には洗い場がついているでしょ。足を洗いたい時でも簡単に利用できる構造になっているし、足湯にしても普通にバスタブにお湯を張ればいいのだから、イラナイ」と速攻、却下されました。まあ、確かにその通りですが…。私の淡い夢は粉々に…。

トイレ一つとっても、その国や地域の文化が色濃く反映されていて、とても面白いと思いました。トイレ談義が、思わぬグローバルな視野をもたらした一日でした。

明日のテニスに向けて ~先週はテニスで人生考えた~

先週のテニスにレッスンの時…まあ、先週だけと言うわけではなく、最近、よくアドヴァイスいただいているのですが…「腕の力を抜いて!」とコーチに言われました。どうやら、私はとっても力を入れて打っているようです。しかし!全く、極端な話ですが、腕の力を本気で抜いてしまえば、ラケットも持てないくらいグニャグニャになるし、一体全体、「腕の力を抜いて打つ」とはどういうことか、「謎」です。

そう言えば、私はわりと長い間ピアノを習っていたのですが、この時のお稽古でも「腕の力を抜いて!」と、叱られていたことを思い出しました。余計な力が入っていたのでしょうね。しかし、この時も大袈裟に「腕の力を全部抜いたら弾けへん!」と、心の中で思ったような記憶があります。というか、あまりにも叱られたので、本当にグッタリと腕から力を抜いてしまい、更に叱られた記憶も薄っすらあるような、ないような…。

まあ、テニスにしろ、ピアノにしろ、肝心なところで力を発揮して、余計なところ、対して大事ではない場面ではリラックス…リラックス…、ということなのでしょう。と、思った瞬間、ピーンときたわけです。私の性格、そのままじゃないかと。常に全力疾走、猪突猛進、そして、力尽きてバタンキュー。人生でも、力をしっかりと入れるところ、リラックスするところ、上手く使い分けないといけないのでしょうね。というわけで、只今、リラックスの仕方を学習中です。

明日のテニスでは、うまく力を抜いて打てるかしら?

倉敷旅行 番外編②


今回の倉敷旅行、ham君に二つもお土産を買ってもらいました。

一つはロウソク。
私、ロウソクの灯が大好きです。
お食事の時やくつろぐ時などに灯すと
なんだかリラックスできます。

もう一つはMANHATTANER'Sの”天使ネコ”。
美観地区のネコと犬のグッズを扱うお店で発見。
私はMANHATTANER'Sのネコたちが大好きなのですが
なかなか、売っているお店がないのですよね。
そこで、少々迷ったのですが、結局、私のものに。
今は冷蔵庫で私が不調法しないよう、見守ってくれています。

han君、ありがとう。



倉敷旅行 番外編① 

倉敷旅行、二日目(8月10日)の朝食のこと。今回、宿泊したビジネスホテルでは、朝食のサービスがありました。我々が普段からよく使っているビジネスホテルでも朝食サービスはありますから、これと同様のものをイメージしていたのですが、残念ながら少々異なっていました。確かに、サービスはあったのですが、食べる場所が狭い!のです。ホテルは十数階建てのそこそこの人数を収容できるにもかかわらず、食事をするスペースはテーブルが二つほど…。自室に持ち帰って食べても良いのか、ham君がフロントに聞いてくれたのですが、許可は得られませんでした。ということは、もしも場所がなかったら立って食べるしかありません。私の朝食は、丁度、混雑しそうな時間に当たりそうでしたから、せっかくのサービスでしたが、諦めることにしました。

そこで、インターネットでホテル周辺でモーニングを食べさせる喫茶店がないか探してみると、ほんの数メートル先にありました。その名も『珈琲館』。よく知っているチェーン店で、たまに利用します。朝は飲み物を一杯注文すると、パンとゆで卵が食べ放題、というモーニングサービスを実施しているのです。全然、知りませんでした。本当かな…と少々ドキドキしながら行ってみると、本当でした!モーニングを食べるなんて、本当に何年ぶりだろうというくらい久しぶりだったし、その上、こんなサービスがあるんだ!という発見の喜びも重なり、パンもゆで卵もおかわりして、タップリ頂いてしまいました。本当に美味しかった…。本を読みながらモーニング(もちろん、浅見光彦シリーズ)。とっても贅沢な、また、幸せな朝のひと時を過ごせて、気分はウキウキでした。

2007/08/16

大原美術館 8月10日(金)

時間の過ぎるのは早いものです。心待ちにしていたham君のお盆休みも終わり、今朝からham君は日常に戻っていきました。blogにupしたいことはた くさんあるのに、時間ばかりが過ぎていきます。後手後手になりますが、日々のことを順を追って綴っていきたいと思います。

ham君の1泊2日の倉敷出張について行った二日目、学生時代より、いつかは行いってみたい、と思っていた大原美術館へ行って来ました。美観地区を道なりに歩いていくとツタの絡まる壁が現れ、その一角にともすれば見逃してしまうほどの入り口がありました。

大原美術館の小冊子によると、「大原美術館は、倉敷を基盤に幅広く活躍した事業家大原孫三郎が、前年逝去した画家児島虎次郎を記念して昭和5年に設立した、 日本最初の西洋美術中心の私立美術館です」、ということでした。ニューヨークの近代美術館が1929年(昭和4年)に開館したとのことですから、これと時 を大きく違えずして日本にもこの様な美術館ができた、と思うと大原孫三郎氏とはいかなる人物だったのかと興味を抱きました。大原美術館のHPにその業績が紹介されており、その先見の識には目を見張るものがありました。

美術館の小ぢんまりした入り口を括ると、荷物預かりがありました。しかも、サービスでこの様な施設が併設されており、美術を楽しむ人への思いやりがとても感じられました。重たい旅行鞄を持った私には本当に有難い限りの心遣いでした。

美術館本館は、ギリシアのパルテノン神殿を髣髴させる建築様式でした。両脇には、二体のロダンが迎えるようにして立っていました。

中 に歩みを進めると、歴史を感じさせる建物の壁に、一つ一つ選び抜かれたのであろうことが、ひしひしと伝わってくる絵画の数々が展示されていました。私は、日本で も何箇所か美術館には行っていますが、その殆どが新しく近代的な建物であると同時に、美術品の管理も確実で、観る側にとっては美術品がとても遠い世界の モノと感じる展示のされ方が多いように思います。一方、大原美術館では、もちろんしっかりとした管理の下なのでしょうが、手で触れられる距離に美術品が展 示されており、芸術を非常に身近に感じ取ることのできる環境でした。海外の美術館で、この有名な作品が、こんなふうに展示されていても良いのかな…と思っ たことがありましたが、大原美術館では、その感覚に近い展示の方法がとられていたと思います。夏休みということもあり、家族連れの入場者が多かったです。 子供の頃から、この様に身近に芸術を感じられるというのは本当に良いことだと思いました(あまり興味なく時間をもてあましている子供、そして、大人もいま したが…)。

展示されている絵の中で、気に入ったものがいくつかありました。一つはセガンティーニの『アルプスの真昼』、スイスでトレッキングをしたときのことを思い出しました。私はあまり宗教画には興味を示さないのですが、今回観た中では気になるものがありました。エル・グレコの『受胎告知』で す。絵の中央辺りに描かれている白百合の花にとても惹かれたのと、天使ガブリエルの羽が黒いのが不思議に思えました。私の無知のなす業かもしれません が、”天子の羽=白”というイメージが先行します。他、WEB展示室にはありませんでしたが、イサム・ノグチの『リチャード』も印象的でしたし、もう一 つ、とっても気に入った絵(冬のヨーロッパの街が描かれたもの)がありました。たぶん、ユトリロの『パリ郊外-サン・ドニ』という作品だったと思うの ですが、残念ながら正確なことを思い出すことができません。

本館の絵画を丁寧に観終って、外に出ると睡蓮の池がありました。2000年6月下旬、ジヴェルニーにある「モネの庭の睡蓮」から株分けされてやってきたものとのことです。それほど大きな敷地ではありませんでしたが、とても美しく咲いており、目を和ませてくれました。

今 回は、主に本館を中心に大原美術館を楽しみました。分館、工芸館、東洋館、児島虎次郎記念館と、それぞれをじっくりと楽しむ時間と体力があれば、なお素晴 らしかったのだろうと思いますが、今回の訪問だけでも、十分、その素晴らしさを満喫してきました。以前からの願いが叶い、とても満足した時間を過ごすこと ができました。

帰りにミュージアムショップを覗き、思い出にと、セガンティーニの『アルプスの真昼』のマグネットを購入しました。今は、自宅キッチンの冷蔵庫に張られています。

2007/08/09

お舟

今、倉敷、にいます。

ham君が今夜、倉敷市某所にて夜間作業のため、一泊二日で倉敷に主張する運びとなりました。前回の東京出張の時と同様、私も同行させてもらっています。今回は、他の社員さんも同じく出張されているため、さすがに同行は遠慮しようと思ったのですが、心優しいham君が「来てもいいよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えさせてもらいました。

今日はham君の夜間作業に備えて、朝は少しゆっくり目に自宅を出発。倉敷には午後2時過ぎに到着しました。午後4時に会社の同僚の方と待ち合わせとのことでしたので、約2時間弱、倉敷美観地区を散策。古い屋敷の立ち並ぶ間を流れる倉敷川、そこを行きかうお舟、江戸時代にタイムスリップしたのか、それとも時代劇の中に迷い込んだのかと思う光景でした。ただ…季節的にも、時間的にも暑い最中に訪れてしまった私達…ゆっくり散策、というわけにはいきませんでした。特に仕事に向けてスーツで来ていたham君は、「暑い…」の連発。とりわけ、暑さに弱いham君には申し訳ないことをしました。実は私は、写真にもある「お舟」に載りたかったですが、「それだけは勘弁!」とham君が言いましたので、諦めました。

明日は、ham君は出勤です。私は大原美術館に行ってから帰ろうと思っています。wikipediaにもある通り、大原美術館は西洋美術、近代美術を展示する美術館としては日本で初めてのもの。学生時代から、一度は訪れたいと思っていましたので、漸くその願いが明日、現実のものとなります。

2007/08/07

今夜のおかず

今夜は新しいメニューに2つも挑戦しました。

一つは、前々から気になっていた『鶏肉のトマトソース煮』。
レシピにはなかったのですが
冷蔵庫の中であまっていたパプリカを入れたほか
茄子を素揚げしたものも入れました。
また、レシピではパセリのみじん切りをふる
となっていたのを変更し
ベランダ菜園のバジルの葉を乗せました。
ベランダ菜園、本当に重宝しています。


もう一つは『たことオクラのわさびマヨネーズあえ


見栄えは若干イマイチ…な感じですが
お味はとっても良かったです。
たこはもちろん、愛媛直送!プリプリです。
お酒のおつまみにはピッタリの一品かもしれません。
いずれにしてもピリからで大人の味
ham君はツーンとやられていた様子でした。

しかし、今夜のおかずは
2つともham君に好評で良かったです。

万灯祭 8月5日(日)

こ の日はお昼にいとこのAちゃん宅にお邪魔して、お昼ご飯をご一緒させてもらいました。予定では私達二人がお邪魔することになっていましたが、当日、 KINUEおばあちゃんと、MEKおばちゃんも飛び入り参加!とても賑やかなランチタイムになりました。Aちゃんが私達にとグリーンカレーを作っておいて くれたので、これをご馳走になりました。美味しかった!私も久々にグリーンカレーを作りたくなりました。私は…と言えば、Aちゃんの子供のNちゃんとD君 が喜んでくれたらと、朝から「蒸しキャベツとツナの和風マヨネーズサラダ」と「かぼちゃのレモン煮」を作って持って行きました。ham君にはあまり好評で はなかった「かぼちゃのレモン煮」…何度もお弁当のおかずに入れた記憶があるけれど(^^;)…ちびっ子にはかならずウケルはず!と自信満々で持参したのですが、彼らが取り合って食べたのは、カボチャと一緒に煮てあったレーズンだけ…。なかなか、ちびっ子の味、がわからない私なのでした。

ラ ンチの後は、お楽しみの「お遊び」タイム。Nちゃんの奇想天外なごっこ遊びに、ham君と二人で一頻りお付き合いさせていただきました。で、この辺りでお暇する予定だったのですが…。「多賀大社の万灯祭に行こう!」という計画が急遽持ち上がったのです。どうやらMEKおばちゃんが、朝の時点でNちゃんを 誘っていたようで、Nちゃんは行く気満々!そこをKINUEおばあちゃんが「たくさん、夜店も出てるし…色々買うたろ…」などと言って、彼女の気持ちを思いっきり煽り立 てるものだから、ますます行く気になるNちゃん。NちゃんとD君の二人を連れて行くのは大変だなぁ…と悩むいとこのAちゃん…。この日は運悪く、Nちゃん とD君のじぃじ&ばぁばは予定があり、同行できず…。ham君は私の体調を気遣って、帰る心つもりをしていたくれていたのですが、私の調子も久しぶりに良かったし、さらに、ham君も皆からとても盛大なお祭りであることを聞いて、せっかくの機会だしと…。また、かわいこちゃん二人と行けるのであれば…さぞ楽しかろうと、私達も急 遽、便乗させてもらうことになったのでした。

午後6時半にMEKおばちゃん宅に集合し、MEKおばちゃんのお孫さんのS君とS君ママのY ちゃん(←私の中学時代のお友達、私のいとこと結婚した為、今や親戚関係、世の中、何処で繋がるかわからない!)、MEKおばちゃんの夫のKISKおっちゃんと合流、現地に向 かったのでした。現地ではさらに、S君ママのYちゃんの夫で私のいとこに当たるKちゃんと、これまたいとこのYちゃん(Kちゃんの弟)と彼女のCちゃんと合流、総勢12人の大所帯と なったのでした。要するに、ほぼ、親戚一同で行ったような形になったのでした。

お祭りはとても華やかで、色々な催し物が行われていました。これには、いとこのKちゃんとS君ママのYちゃんが主催している、体操 クラブの子供たちも出演し、大きな拍手を貰っていました。催し物の中には、獅子舞や蛇(?)竜(?)が舞うものもあって、それはそれは壮大なものだったのですが…、これが大問題!NちゃんとD君が大いに怖がり、涙をポロポロ…。最近では私のことをわざと「おばちゃーん」(いつもはakouちゃんと呼んでい る、というか呼ばせている)と呼んだりして、憎まれ口を言うようになったNちゃんが特に怖がり、私かham君にずぅーっと抱っこされている始末…。ま た、運が悪いことに、獅子舞や竜や蛇さん達、私達が帰るのを見計らったようにして、退場して行かれるものだから、丁度帰り道で鉢合わせになってしまい、N ちゃんとD君は再び恐怖のどん底に陥れられる羽目に…。全く、運の悪い私達でした。しかし、最後の最後に「スーパーボールすくい」をしたNちゃん、網は即効破れたものの(^^;)「楽しかっ た」と言えるまでに回復し、まるで怖かったことなどなかったかのような笑顔で帰途に着いたのでした。本当にかわいらしいNちゃんとD君なのでした。

さて、万灯祭。獅子舞、竜、蛇さん達に始まり、獅子舞、竜、蛇さん達に終わったわけではなく、美しい提灯の灯も、Nちゃんを抱っこしながら堪能して来ました。Nちゃんも長身の灯を楽しめたかしら…、それともそんな余裕はなかったかしら…。境内全体に飾られた提灯の灯は圧巻でしたが、神殿というのでしょうか、建物の廊下に連なるようにして灯されている明かりも、なんとも幻想的で私は好きでした。


2007/08/04

初めての一冊

先日、母方祖父から借りた本です。貸してもらう際に、この小説がどんなに面白かったか、ストーリーを懸命に説明する祖父の口を必死で封じ、借りてきた一冊です。初めて赤川次郎氏の小説を読みました。

わが家のham君はいつかの記事でも書いた通り、学生時代に赤川次郎氏の「三毛猫ホームズ」のシリーズは読破しています。そのham君曰く、赤川次郎氏の作品は、内田康夫氏の作品に比べると、軽いテンポで読めるのだとか…。

今回、読んでみて、その意味がわかりました。とってもスムースに、すらすらと、本当に軽いテンポで読めました。読むスピードは遅い私ですが、この一冊を読みきるのに、1時間半かかったか、かからなかったかという程度。これぞentertainment。とても楽しませてもらいました。

赤川次郎氏の他の本も、もっと読みたいと思いました。読みたい本が増えて行く一方で困ってしまいます。この機会に、時間に任せて少しずつ読んでいきたいと思っています。

スライス

今日のテニスでは、スライスを習いました。

先日、久しぶりにAussie Taka君とテニスをした際、私があまりにもホームランを打ちすぎるため(何時でも何処でも全力で打つため、と思われます)、「スライスを使えば?」とアドヴァイスをくれました。

そうです!今日、ようやくそのスライスを習うする日がやってきたのです。もう、レッスンが始まる前からウキウキでした。

フォアハンドのスライスは比較的打ちやすいということで、バックハンドのスライスの練習をしました。ストロークのような大きなテイクバックというよりは、ボレーのときのようなイメージで、ラケットを引き、ゆっくりとラケットを前に動かす、という感じのようです。バシッというよりは、優しいタッチで打つのだとか…。とにかく難しかったです。

サーブの練習もありました。今日は足の位置を教えてもらいました。ラク田さんに「一つ学ぶと、一つ失うね」とよく言われますが、まさにその通り。足の位置に気を取られていたせいか、他のことはそっちのけになってしまい、左足のすねを2回も強打する始末…。青痣ができました。痛いレッスンでした。

Insalata di Caprese

今夜はham君がカプレーゼを作ってくれました。もちろん、ベランダ菜園のバジルを使って、です。私はカプレーゼが大好きで、ここ数日間、「どうしても食べたい一品」の中一つだったので、とても嬉しかったです。

ham君がカプレーゼ作っている最中に「ああー」と、とても残念そうな声を上げたので、急いでキッチンを覗きに行きました。そうしたら、「見て、きたなくなった…」と、大いに落胆していました。斬新に盛り付けようと必死の思いで考え付いた、「バジルをちぎって散りばめる」というアイディアが失敗に終わってしまったとのことでした。出来上がったカプレーゼをみると…確かに…あまり「キレイ」とは言えず…。

しばらして夕食の席でテーブルに並んだカプレーゼは、少々修復の手が加えられて、写真のようになっていました。お味は最高!でした。ありがとう、ham君。しかし…せっかくのカプレーゼだったのに…、写真を撮る時に、デジカメのストラップも一緒に写ってしまいました。運の悪いカプレーゼ、でした。

今回は北海道

「長編・旅情ミステリー」と言われるだけあり、内田康夫さんの小説では、それこそ日本全国津々浦々、色々な場所が登場します。今回の物語の舞台は、北海道は小樽でした。浅見光彦シリーズを読むに従い、日本の地理に詳しくなっているように思います。そして、行きたい場所がどんどん増えていっている気がしています。

今回は、物語の途中辺りで「あっ、この人が犯人!」と思わせておきつつ、他にも怪しい人物を何人も登場させるといった感じで話が進みました。ですから、何やら惑わされがちに最後まで読み進めた感じがしています。でも、最初の「ピーン!」は、最終的には正解でした。というわけで、とりあえず、満足、満足…といった読み終わりとなりました。

2007/08/03

かぼちゃな1週間

今週はかぼちゃweekでした。旬の食材を思う存分食べられることが贅沢なのはわかっているのですが、私の母方祖母から頂く大量の野菜の調理には、正直、頭を悩ませています。今日も「私らはクワガタムシかっ、それともカブトムシかっ?」と疑うほど、レジ袋一杯のきゅうりを頂きました。有難いには違いないのですが、勿体無いことにならないように、日々、格闘しつつ食べています。さて、今週のお弁当。

【7月31日のお弁当】


左上から、しし唐の煮物、蒸しキャベツとツナの和風マヨネーズサラダ(再び登場です)、右下はカボチャのバターソテー。皮の緑色部分と、実のオレンジ色部分を彩を考えて交互に詰めてみましたが、たぶんham君は気付いていないでしょう。左下はお弁当のチーンのおかずです。

【8月1日】


2度目の登場です。私の父方祖父の誕生日プレゼントにと思って焼いたあんぱんと、ham君のお弁当用に焼いたコーンチーズパンです。たまにはパンも良いかもしれないですね。

【8月2日のお弁当】


時計回りに、人参のグラッセ、お弁当のチーンのおかず、カボチャとベーコンのおかず(?)、オクラを湯がいたものと鰹節を醤油とマヨネーズで合えたものです。人参のグラッセは彩りも良い上に甘くて、私は好きなのですが、ham君はイマイチのようです。でも作るもの手間要らずだし、ついつい登場頻度が高くなってしまいます。ごめんね。カボチャとベーコンのおかず(?)は母方祖母に伝授した貰った一品。一口大に切ったかぼちゃとベーコンを交互に並べて、ラップをかけて、レンジでチーンで、できあがり!簡単な上に美味しい、優れもののおかずです。

【8月3日のお弁当】


今までにちくわの中に色々と詰めてきましたが、ham君はその中でも梅干を詰めたのが一番好き、ということでしたから、今回はリクエストにお応えして作りました。白い方はチーズが入っています。この梅干、正確には梅干の潰したものに鰹節を入れて、お醤油とみりんで合えたものなのです。これを作るのの何が大変かというと、梅干をペースト状にすること。今までは包丁でみじん切り風に叩いていたのですが、今回、フッと目に付いたニンニクプレス(?)ニンニクス絞り(?)を使うことで、あっと言う間にできてしまいました。ついつい梅干ペーストを作るのが面倒くさくて避けてきた一品ですが、今後はそんなこともなくなりそうです。ちくわ達の下は、自家製冷凍食品のコロッケです。ham君はお弁当にコロッケが入っていると、おかずの数が普段より1品少なくても上機嫌です。ご飯の隣に縦に並んでいるのは、かぼちゃの煮物。実の部分と皮の部分を交互に並べて、彩を演出したつもりですが、ham君はそのことには全く気が付いてくれませんでした。

2007/08/01

おじいちゃん、お誕生日おめでとう!


今日は父方祖父の90歳の誕生日でした。
祖父の大好物のあんぱんとスイカを持って会いに行き
一緒にお昼ご飯を食べて来ました。
とっても喜んでくれた様子で本当に嬉しかったです。

庭の桜の木には沢山の蝉がとまっていたのでしょう。
ミーンミーンと、風情豊かな合唱が聞こえてきました。

子供の頃、この庭を駆けていたのを
昨日のことのように思い出し、懐かしさで一杯になりました。

久々に

久しぶりに内田康夫さん以外の作家さんの本を読んだ気がします。江國香織さんの『泣く大人』です。江國香織さんの小説のコーナーに置いてあったので、小説だとばかり思って読み始めたのですが、実はエッセイでした。最初は少々ガッカリしましたが、それでも読み終えたときには、とても満足をしていて、江國香織さんの他のエッセイも読みたいな、と思いました。

この本の中でも、特に「男友達」について書かれている部分が印象的でした。江國香織さんは信頼できる「男友達」が数名おられるようで、その方々のことについて書かれていました。江國香織さんは、ご主人とは別に住居を構えるスタイルの結婚されておられ、このエッセイに綴られている「男友達」とのご関係も大切して、日々を過ごされているようです。

「異性間での友情は成立するのか」というのは、よく聞く話ですが、やはり、このエッセイを読んで、この命題について考えずにはいられませんでした。私は「YES」とも、「NO」とも答えを出せず、今まで生きてきましたが、このエッセイを読んで、また、今の状態の私では「YES」ということができる、と思いました。

それは何故か…。

私にも、とても大切な大切な「男友達」が何人かいます(まあ、私がそう思っているだけかもしれませんが)。一緒に遊びに行ったり、お食事したり、相談に乗ってもらったり…と本当にお世話になっています。でも、恋愛関係には発展はしません。それは、きっと私に「居場所」ができたからだと思います。私の「居場所」であるham君が、私の「男友達」を自分の友達として受け入れ、大切にしてくれること、そして私の「男友達」が、ham君をとても尊重し(こんなんと結婚してご苦労さんという労いも含む?)、大切に思ってくれるからだと思います。それに、私と同じ様に「居場所」を持つ「男友達」のお相手が、私のことをも友達として受け入れて下さっていることも大きいと思います。

本当に本当に大切な「男友達」と、貴重な「友達の輪」、私の財産です。

1/5、読破


天城峠殺人事件』を読み終えました。
浅見光彦シリーズでは7作目のこの作品
私が読んだ浅見光彦シリーズ20作品目です。
全部で100作品が出版されている浅見光彦シリーズ
これで、1/5を読破したことになります。
この作品では、前回読んだものと同様に
途中で事件のカラクリが解けた他
物語の半分辺りで犯人も解かりました。
残りの物語は、自分の推理を確かめつつ読むに至りました。
物語の終わりは、犯人が自らを罰するという
いかにもこのシリーズらしいものでした。

チャレンジ! 7月31日

前夜の夕食に「白身魚の香りパン粉焼き」を作りました。本当は、オレンジブックスの『基本の洋食』というお料理の本に載っている、「鮭の香りパン粉焼き」なのですが、鮭がありませんでしたから、愛媛のお義父さんお義母さんが送って下さった、鯛の切り身を使って作りました。

【香りパン粉の材料】 2人分
生パン粉 1カップ
パセリのみじん切り 大匙4
にんにくのみじん切り 小匙1
レモンの絞り汁 大匙1
オリーブ油 大匙3
塩 小匙1/2
胡椒 少々

前夜のお魚料理では、生パン粉がなかったのと、パセリのみじん切りをフレッシュで大匙4も用意できなかったので、それぞれを乾燥した物で代用しました。これ以外はレシピ通り作りました。特に材料の分量には手を加えなかったのですが、出来上がってみるととてつもない量になっていました!とてもではないけれど、1回で使い切ることはできませんでした。

そこで昨日、この「香りパン粉」に、粒マスタード、マヨネーズ、パルメザンチーズ、フレッシュバジルを新たに加え、「新生香りパン粉」を作成。チキンの上に乗せてオーブンで焼きました。我が家のオーブンレンジで210℃で20分程。前日の「香りパン粉」よりも私は好きでした。次回からはこのレシピを使おうと思っています。

因みに、同じお皿に乗っているのはトマトをカットしたものと、黄色いのは、夕食にはどうかな…と思いつつも、どうしても食べたくなった「スクランブルエッグ」を添えました。なぜでしょう…、急に食べたくなったのですよね…。そんなこと、ありませんか?