2010/08/31

虫除けスプレー、かゆみ止めジェル作り②

写真の右側の白い小さなボトルに入っているのが、かゆみ止めジェルです。このジェルではティートゥリーとフランキンセンスという精油を使っています。前回に引き続き、私のお勉強のためにそれぞれの精油の効用について記しておきたいと思います。

[フランキンセンス]
カンラン科の木の樹脂を水蒸気蒸留して採取している精油とのこと。イエス・キリストが誕生したときに贈られた香と、新約聖書に記述があるそうで、宗教(特にキリスト教)との関係が深くいのだそうです。教会以外でも寺院でも薫香としても使われてきた香りのようで、雑念を追い払って心を安らかに鎮めたいときに役立ってくれるとのことです。ですからメンタル面では、不安、強迫観念にとらわれたときに、心を落ち着ける効果があるようです。ほかには呼吸器系の症状、例えば咳、気管支炎、鼻風邪の症状軽減などに効くそうです。また、スキンケア面では引き締め効果が期待できるようで、しわ、たるみの予防にオススメなのだそうです。

[ティートゥリー]
オーストラリアの原住民が、傷の治癒のために使っていたフトモモ科の植物です。そういえば、2006年にオーストラリアに旅行 で訪れたストラッドブルック・アイランドのブラウン・レイクは、ティートゥリーから染み出た液体で茶色に濁っていました。その当時はティートゥリーについ て無知でしたから、すごいものなのだろうとは思いつつ、本来の貴重さはわかっていなかったのですね(水の濁りはわかりにくいですが、右下に写真をアップします)。

さ て、このティートゥリーには優れた抗菌力があり、皮膚の消毒や化膿止めとして使われています。実際にこのかゆみ止め、かゆさのあまりに引っかいて少し傷が できたところに使ったのですが、傷の治りは早かった気がします。このような効果のほかに、ティートゥリーはデオドラントにも優れているそうです。気に入った香だったらばham君にも良いかもしれません。心理面では気持ちを冷静にし、はっきりさせてくれるエッセンシャルオイルと言われるだけあって、私にはとても心落ち着く良い香りです。

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追記 9月8日(水) 

今日、「生活の木」に立ち寄って店員さんと話していたのですが、その方のお話ではフランキンセンスにも傷を治す効用があり、今回の私の事例ではむしろそちらの方が効いたのではということでした。

今回の記事にアップした効能についてはインターネット上の情報を基に書いたので、今後、書物なども読んでちゃんと知りたいな、と思いました。

虫除けスプレー、かゆみ止めジェル作り①

「生活の木」で、虫除けスプレーとかゆみ止めジェルを作る講習会に参加してきました。長くなりそうなので、2回に分けてアップします。写真の左側の青いボトルが虫除けスプレーです。レモングラス、レモンユーカリ、シトロネラの精油をブレンドして作りました。ここで私のお勉強のために、それぞれの精油の効能について少々。精油、奥深いです。

[レモングラス]
香は柑橘系ですが、実は意外なことにイネ科の植物なのです。今回虫除けスプレー作りに登場したことからもわかりますが、虫除けの効果で有名です。ペットのノミやダニを追い払うのにも良いようです。虫除けの効能の他にも、筋肉の炎症や痛みをとるというような、疲労回復、肩こり神経痛にも役に立つようです。デオドラント効果にも優れているようで、室内の嫌な匂い(例えばタバコやペット)を消したいときに最も効果的な精油の1つなのだとか。ham君は早速、華香にふりかけそうです。その他、足の臭い消しにも効くそうです。…だそうです、ham君。心理面では、心を刺激してやる気を取り戻すのを助けてくれるのだそうです。

[レモンユーカリ]
レモンと付くのですがユーカリの一種。オーストラリア原産のフトモモ科の常緑高木なのです。じゃあなんで!ユーカリレモンと名付けなかったのか、不思議に思ったのは私だけかしら。ちなみに香は柑橘系。どうやら、レモンユーカリは虫除けの効果がすごいらしいです。次に紹介するシトロネラ(日本では一般に最もよく知られている)よりも、昆虫忌避成分の含有率は高いそうです。そのほか、切り傷や擦り傷、かさぶた、ふけ、水虫、菌類による炎症、皮膚の伝染病、にも効くのだとか。更には風邪、熱、感染症、 喘息、喉頭炎、のどの痛みにも良いようです。精油やハーブを鼻づまりやのどの痛み、花粉症、ぜんそくの症状を緩和するのに、芳香浴や蒸気吸入などで利用することもできるのだとか。これは良いかもしれません。また、レモンユーカリには血圧を下げる効果もあるらしいです。心理面では、心を落ち着かせる働きがあり、精神が高ぶっているときや、イライラしているようなときにも、気持ちを鎮めてくれるのだそうです。

[シトロネラ]
これもレモングラス同様、柑橘系の香がするのにイネ科の植物。香りに昆虫忌避作用があり、特に蚊に対しては非常に威力を発揮するらしいです。夏には需要が高まる精油だそうです。蚊避けのほかでも、コットンなどに染み込ませて洋服ダンスに入れておくと、衣類の防虫に役立つそうです。あの防虫剤の臭いから開放されると思うと、これはとても良いアイディアだと思いませんか!?頭痛、偏頭痛、神経痛、筋肉痛の緩和にも用いられるとのこと。また、消毒作用もあるので、風邪、インフルエンザなど感染症に対する抵抗力も高めてくれるそうです。心理面では、シトロネラは精神を高める働きがあり、心を高揚させ、抑うつ的な気分を明るく、スッキリさせてくれるとのこと。病気の回復期に身体に活力と、精神力のバランスを回復させるのに役立ってくれるようです。デオドラント効果もあるようで、スポーツ後などの汗をかいて疲れた足へのフットバスなどで、消臭、リラックス効果もあるようですよ。テニスの後などにどうでしょうか、ham君。ちなみに、トイレの悪臭の源であるトリメチルアミンやアンモニアを吸収する作用もあることから、トイレの防臭芳香剤として、よく用いられてきたのだそうで、どうりでおばあちゃんちで嗅いだことのある匂いだと思いました。

賞味期限

今回、焼いたライ麦パン、正直言っていまいちでした。私もham君もコナの賞味期限が問題だったのだろうと思っていたのですが、今、確認してみると、レジャンデールもアーレグローブも2010年2月12日が賞味期限でした。たった半年しか超過していません。私はてっきり2年くらい前の粉で作ったと思っていましたから、なんだか拍子抜け。

一応…。賞味期限を厳格に守られる方には信じられないかもしれないかもしれませんが、「賞味」期限の場合は私は粉に虫が湧いていない限り、期限内として使用しております。良し悪しはわかりません。

私の「賞味」期限をパスしているとすると、粉の味が私たちの味覚に合っていないということなのでしょうね、きっと。アーレグローブを入れないで、レジャンデールだけで焼いたパンのときもham氏には不評でしたから、恐らくはレジャンデールが原因ということでしょう。一つ賢くなりました。

2010/08/30

毎年、夏になると祖父の庭に咲いていた花を街中で見つけました。最近、嬉しがってカメラを持ち歩くようにしているので、撮ってみました。私の中で蜩が鳴く、夏の終わりの花というイメージがあるのですが、一体なんという名前の花なのでしょうか。ご存知の方がおられましたら、教えてください。

ねぇさんち

以前、テニススクールで一緒のクラスにいたねぇさんは、結婚して京都に行きました。嫁いだ先が「松乃屋」という学生向けの食堂をされていて、先日、当時のテニス仲間とお昼ご飯をいただきにおじゃましました。

私はオムライスを注文したのですが、写真でおわかりでしょうか(左隅にテーブル胡椒を置いてみました)、半端ない大きさでした。私たちの他に来ていたお客さんは、全員学生さん。しかも、クラブ活動に精を出していると容易に推測される方々でしたから、注文時には皆さん声を揃えて「大盛り」と…。いやいや、普通ので十分多いと思いますが…。だって…相当な食いしん坊の私も最後の方は眼が回りましたから。

こんなに大きなオムライスが出てきて、これだけでも十分なのに、気の良いねぇさんのご主人は、ビールやら唐揚げらやをサービスして下さり、一緒に食事をしたメンバーは全員、お腹がはちきれるかと思いました。でも、美味しかった。かっぱさん、ありがとうございました。

その後はねぇさんのお宅にお邪魔して、愛娘のYちゃんと遊んだり、積もるガールズトークをしたり、夜にはカフェに繰り出したりと、半日(以上!?)とても楽しい時間を過ごしました。皆さん、ありがとうございました。

2010/08/29

撮影旅行

私たちが向かった先は京都の台所、錦市場。せっかくsotamannが京都に来てくれたのだから、と選びました。私はsotamannの一眼レフを借りて撮り、sotamannは私のコンパクトデジタルカメラで撮影しました。今回の私の撮影テーマは「日本らしさ」でした。



こじんまりとしたタイル張りのお店、壁にはポスターが貼られ、蛍光灯の光が照らしている、なんかこういう感じに「日本らしさ」を感じます。

こういうふうに電線が張り巡らされた狭い空にも、「日本らしさ」を感じます。

というように何枚か写真を厳選しましたが、sotamannがは「何が言いたい写真なのか、わからない」でした。私がテーマを言っても、一枚の写真の中の一体どこに一番焦点を当てたのか、これが伝わってこないのだそうです。

そうか…。よし!次、がんばるぞ!

2010/08/28

sotamann登場

たくさんの大切な人に会えて、とても良いお盆を過ごしたな…と感慨に浸っていると、携帯電話に「明日、俺は京都にいる」とのメッセージが飛び込んできました。発信元はsotamann。

どういうことなのか…何をしに来るのか…会うのならばいつ何時にどこで会うのか…。「?」だらけのまま翌日を向かえました。

結局、8月20日(金)の15時過ぎに四条烏丸の交差点で会っていました。去年の9月4日に旭川で会ってから1年ぶりに出会ったわけですが、特に感動的な空気もなく、昨日も一緒にいたかのようなそんな再会でした。

そのまま四条通をテクテク歩き、とにかく涼しいところにと入った先が河原町通りにあるhoneybee。sotamannはそこのワッフルを絶賛!ドリンクしか頼まなかった私も、一口もらいましたが美味しい!今まで何度もお店の前を通っていたのに、全く知りませんでした。今度、ham君と行こうと思います。ちなみに、河原町通り以外では京都駅ビル内と、東京の立川にも店舗がありました。同じ東京と言えど、sotamannが住んでいるところからは遠いけどね…。機会があったら行ってみて。

され、テーブルに着くや否や始まったのが、sotamannのカメラ教室。私が最近写真を撮るのにはまっているのを受けてのものでしたが、これはもう”講義”と言っても過言ではありませんでした。さすが!かつて大学で教えていたことだけある!sotamannを尊敬した貴重な瞬間でした。

絞りとシャッタースピードについて(だったよね!?)、つまり光の取り入れ方(になるのかな!?)について習い、”なーんとなく”だけれども、”わかったような気がした”ところで、撮影旅行に出かけました。

そのお話はまだ今度。

2010/08/24

お盆

地蔵盆も終わった頃に、お盆の話題とは少々遅い、今年のお盆の記録。

8月14日(土)、私の実家に全員集合しました。姉妹3人と、そのパートナー3人、そして両親と華香(←ブルドック)、暑い中焼肉をしました。本当に暑かった。何を話したのか、なんてすっかり忘れてしまったけれど、なにやらとにかく楽しかった!写真を撮らなかったのがちょっと悔しい。翌日、華香のナイスバディには焼肉のにおいがしみついていたらしい。

8月15日(日)、突然、我が家に私の両親がやって来ました。前日の14日に、畑でできた野菜を私たちに持って帰らせることが出来なかったのを悔いたらしく、わざわざ持って来てくれました。誠に有難い。それで、チューリヒの名物料理、Zurcher Geschnetzeltesをご馳走しました。自分の両親を夕食に招いたことがなかったので、嬉しかったです。

8月16日(月)、kovaちゃん宅に7月に誕生した長男くんに会いに行ってきました。当たり前なんだけれど、とても小さくて、くぅくぅ寝ているのだけれど、でもすごく強い”生きる力”を発散していて、素晴らしかったです。今までは一番のおチビちゃんだったチビkovaちゃんが、”おねえちゃん”をしているのもかわいかった。この日は残念ながら参加できなかったham君にも、ぜひ見せてあげたかったな。

たくさんの大切な人に囲まれて、幸せな3日間を過ごしました。

2010/08/18

黄色いパスタ

ゴーヤとオイルサーディンのオイルベースのスパゲッティ。

写真を撮ってみたのですが、スパゲッティの色が黄みがかってしまいました。もう少し透明感があるように、というか、明るくというのでしょうか、撮りたかったのですが…。

カメラの(我が家のカメラはPanasonicのDMC-LX2です)白熱灯下で撮影するモードで撮り、なるべくならば黄みを抑えたつもりでしたが、思うようにはいきませんでした。

他のモードでも試してみたのですが、もっともっと黄色くなったり、真っ青になったりしたんですよね。これが限界、ということでしょうか。

ちなみにこのスパゲッティ、ゴーヤを単体で食べるとさすがに苦かったですが、スパゲッティに絡めていただくと、オイルとの絶妙のコンビネーションで程よく苦味を消しており、非常に美味でした。

2010/08/17

買おうかな…

「ほぼ日手帳」、3年くらい前から気になっていた手帳です。ロフトの売り場に平積みされているのを何度手に取ったことか。

去年の年末にcanaと京都をぶらぶらしていて、たまたま、「The Writing Shop」というヨーロッパのステーショナリーを扱うお店に入りました。そこである一冊のノート(なんと!1万数千円します!)と出会いました。そこのお店の方が仰るには、このノートを買うには条件があるのだとか。一つ目は自分の好きなことだけを書くこと、二つ目は綺麗な字で書こうと思わないこと、三つ目は必ず最後まで使い切ること。そうやってこのノートを使っていくと、日々を丁寧に生きるようになりますし、将来には何度でも読み返したくなるようなとても素適な自分史が出来上がる、と説明されたのです。完全にノックアウトです。とても惹かれました。

私がこのブログを始めたのも、日々を丁寧に過ごしたいからというのが理由でした。また、小中学生のころM先生にいただいたダイアリーに書いていた日記は今では宝物です。「The Writing Shop」の、一冊々々を職人さんが手作りしているノートは間違いなく一生手元に置くものとなるでしょう。しかし、お値段が…。

そこで、これに変わる何かを探していたのです。そして私の琴線に触れたのが、否、3年間触れ続けていたのが「ほぼ日手帳」。

手帳、などというものに一切興味を示さないham君に「どうかな?」と聞いたところ、「続くの?」とのお答えをここ数年いただき続け、私は「ほしい…でも…」と自問自答を繰り返してきました。まあ、でも「The Writing Shop」のノートほど高くはありませんし(安くはないですが)、3年目の正直!?ということで来年のを買うことに決めました。

そして読んだのが「ほぼ日手帳の秘密」でした。

2010/08/16

やっと…

作り始めは去年の秋頃だったでしょうか…。先日ご紹介したカメラケース同様、作るのをしばし休憩していました。

そろそろ夏だし、素材的にもデザイン的にも今がまさに旬!この時期を逃しては、ま次の夏まで出番はないだろうと思い、重い腰を上げて仕上げました。

切り替えがあるキュロットスカートで、さすがに自分の寸法に合わせて製図をしただけあって、着心地は最高!もう一枚あっても良いかな…なんて思っています。

2010/08/14

ホワイトバランス

ホワイトバランス、というがカメラの機能についていました。我が家のデジカメの説明書によると、太陽光や白熱灯下など、白色が赤みがかったり青みがかったりする場面で、撮影状況にあった項目に設定することで、見た目に近い白色に調整してくれる機能らしい。確かに、デジカメのホワイトバランスのところをさわってみると、太陽や雲のマークが出てきます。

  • 太陽のマークは、屋外や晴天下で撮影するときに使うらしい。「女子カメラ」によると、晴天時、全体的に濃く出すぎた赤みや黄みを抑えるモードなのだそうです。全体的に黄みが弱まり落ち着いた仕上がりになるのだとか。

  • 曇りのマークは、屋外曇天下で撮影するときに使うらしい。「女子カメラ」によると、全体的に色濃く、黄みや赤みが増すとのこと。朝焼けや夕焼けの黄みを強調させたい場合にはベストなモードだそうです。

  • お家のマークは、日陰と言う意味らしいです。これはそのまま。晴れた日の屋外日陰で撮影するときに使うそうです。「女子カメラ」によると、これで撮影すると赤みと黄みが増すとのこと。朝日や夕日の強い光源の撮影に適しているのだそうです。

  • 電球のマーク。これは白熱灯下で撮影するときに使うに使うモードらしいです。「女子カメラ」によると、電球の黄みを抑えるモードとのことで、通常時にこのモードを利用すると全体的に青いトーンに仕上がるらしい。
  • ギザギザ矢印とWBのマークは、フラッシュ光のみで撮影するときに使うらしいのです。
    でも、フラッシュの光だけって?それって一体どんな場合?    
    真っ暗なときなのでしょうか?どなたか教えてください。

上記のマークの他にセットモードというのが2つあって、これは予めセットしている設定を使用するとき用のなだそうです。どうやら自分でホワイトバランスをセットできるみたいですね。しかし、どうやって…。ホワイトバランスについて、ちょっとわかったつもりなので、色々と試しに撮ってみようと思います。

2010/08/13

ちくちく…

久しぶりに針と糸を持って、ずっと前に作りかけでそのままになっていたカメラケースを作りました。いつも布を買う手芸洋品店にカメラケースのキットが売ってあって、一目惚れで購入したのが…いつだったかな…、忘れるくらい前です。

手縫いで作るキットで、パーツによってはボンドでくっ付けたり、牛乳パックを使ったり、ちょっとばかり面倒な作業がありました。ですから、途中でしばし放置されており、出番を待つカメラケース的には受難の時代もありました。こういうのって、勢いが大事なんですよね…。よし!作るぞ!という勢い。

なぜ、重い腰を上げて仕上げようと思ったか。それは…もうおわかりですよね、最近、写真を撮ることにはまっているからです。カメラの形をしたカメラケースからカメラを出す、かわいいでしょ!もちろん、両脇に紐を通して首から提げて持つつもりです。

ちなみに、ham君は使いたくない、と言っていますが…。

読書の記録

「母親に愛されたい娘たち」 
井形慶子

「ハゴロモ」 
よしもとばなな

読みたい本はたくさんあるのに、そしてたくさん図書館から借りてきたのに、なかなか読めません。時間がないわけではないのですが、読みたい本と時間のバランスが取れていない、そんな感じです。

「ハゴロモ」なかなか不思議な感じで、よしもとばなならしくて良かったです。

2010/08/12

ER

話はずいぶんと遡って去年の暮れのこと。ERについて記事をアップしたところ、sotamannがシーズン3からシーズン12までのDVDを送ってくれることになりました。今年の初めから春の声と聞く頃まででしょうか、ER三昧の日々を送りました。その後、見直したくなるかも…とか思って、しばらく借りておりましたが、さすがにそろそろお返ししようと思い、今日、送ってきました。ありがとう、sotamann。

2010/08/09

ISO感度

今回はISOを変えて試し撮り。

これも先日購入した「女子カメラ」に載っていたのだけれど、ISO感度とはカメラが光に反応する割合を調節できる機能なのだそうです。ISO感度を高くすれば少量の光でも「敏感」にカメラが反応するので、暗い室内でも通常の明るさのもとで撮るのと同じ程度のシャッタースピードと絞りで写真が撮れるということらしい。でも、ISO感度を高くするとカメラに負担を掛けるため、画像が粗くなるので注意が必要なのだそうです。

というわけで下の3枚の写真、左からISO400、ISO800、ISO1600の順番で撮り比べてみました。確かにISOが感度を上げるほど光を多く取り入れているのがわかる。下の写真ではISO800の写真が一番、目で見ている状態に近い状態で撮れているのかなと思います。画像が粗くなっているかどうかは私には見分けがつかなかったな。ちなみに、一般的に利用されるISO感度は100から400の間なのだそうです。下の写真を撮ったときは、カメラが頑張って調整していてくれたのだな、ということもわかりました。

被写体にしたワイヤープランツ、スイス旅行中に実家の両親に預かってもらったら、元気になって帰って来ました!ありがとう!華香パパ、華香ママ。

2010/08/08

初!

「カンブリア宮殿」というTV番組を録画して、通勤電車の中でiPod touchで観ています。先日、「カレーハウスCoCo壱番屋」が取り上げられている回を観ました。それ以来、一度行ってみたいと思っていたのですが、今日、ようやくその願いが叶いました!こんな言い方は失礼だと主増すが、他のチェーンの飲食店同様、正直言って、味はあまり期待していなかったのですが、裏切られました。美味しかった!日本の「カレー」って感じでした。あれならば、また行きたいかも…。

2010/08/07

前ボケ

華香ママの花を練習で撮ってみました。

「前ボケ」という撮り方があるらしい…。「手前の被写体はわざとボカし、本来伝えたい被写体にたいしてはしっかりピントを合わせる手法」なのだそうです。この技法を使うことで「画面に奥行きが出て印象的になり、単調さが薄らぐ」のだとか。昨日、購入したばかりの「女子カメラ」という雑誌に解説されていました。

もっと早くにこの方法を知っていたら、スイスのお花畑で使えたのに!とちょっと悔しく思います。

浅見光彦シリーズ

久しぶりに読みました、「浅見光彦シリーズ」。ham君が図書館に予約をしてようやく順番が回ってきた本です。なんと4月に予約して20人待ちだったのですって!私たちの住んでいる市の図書館では、貸し出し期限が3週間ですから、20人待ちの状態で4ヶ月で予約の本が手元に来るのは早い方と言えるのでしょうか…。ham君は読書スピードが早いですから、こんなに待ってこの2冊を読むのにたった3~4時間しか要しませんでしたから、そこはかとない虚しさを感じていたようでした。こんなに待ってもせっかく順番が回ってきた本ですから、私も読ませてもらいました。

2010/08/04

にゃんとも猫だらけ展

タイトルと見た瞬間に「絶対行きたい!行かなければ!」と思った展覧会、「にゃんとも猫だらけ展」。時は前後しますが7月2日(金)にham君と二人で行って来ました。あまり展覧会には興味を示さないham君ですが、これだけは「行こう!」と二つ返事で付き合ってくれました。歌川国芳を中心とした浮世絵師が書いた猫の絵ばかりを集めた展覧会で、可愛らしい猫から化け猫まで、それはそれはたくさんの猫を見ることができました。猫は今も昔もかわりなく人の住む近くにいて、可愛がられたり恐れられたりしていたんだなと感慨深かったです。また、昔の人にもこうやって猫を描くお茶目な部分があったんだと、当時の人々をとても身近に感じました。

今回はお互いに仕事帰りに待ち合わせて行ったのですが、週末への開放感も手伝ってとても有意義な時間を過ごせたと思っています。またこういう時間の使い方をしたいなと思いました。

またまたばなな

同じ作家さんの本ばかりを立て続けに読んでいると、どれを読んでどれを読んでいないのかわからなくなってきます。ですから、こうやっていちいち読んだ本をブログに載せています。この4冊では「海のふた」と「みずうみ」が印象に残っているかな。

まだまだつづきます。

スイス旅行⑯ チューリヒ

長々と投稿し続けたスイス旅行記もこれで最後となりました。

右の写真は、このブログのタイトルにもなっている「Kreuzstrasse」のトラムの駅です。そう、私が20年前に住んでいた通りの最寄の駅です。今回も当時住んでいたアパートを見に行ってきました。アパートの1階にテナントとして入っていたお店が変わっていたり、周辺の様子には少なからず変化がありましたが、アパートや近所の建物自体は当時のままでした。2004年に訪れた時は、まさしく当時にタイムスリップしたような不思議な感覚を覚えましたが、今回は日本帰国してからの20年間の時の流れが押し寄せて来たようでした。

他の帰国子女の人たちがどういう思いで「今」を過ごしているのか、「今まで」を過ごしてきたのかはわかりませんが、私はとても短い期間でしたがスイスで過ごした時間は自分の人生に大きな影響を与えたと思うし、今も与え続けていると思っています。スイスで経験したことは貴重だし、傍目には華々しく羨ましいことに思えるでしょう。でも、特に帰国してからは、この経験がプラスにばかり働いていたとは言えませんし、今でも立ちはだかることがあります。これからもこれと付き合っていくのだろうな、と思っています。そしてスイスに”帰る”たびに、この”付き合い”にも新たな局面が生まれていくのだろうな、と予感しています。

私のスイス旅行は、楽しみの旅でもあれば、20数年の時間を越えた旅でもあるけれど、新しい自分と向き合う旅でもあるのだな、とブログを書きながらつくづく思いました。そんな旅に付き合ってくれるham君には本当に感謝しています。ありがとう。

スイス旅行⑮ チューリヒ

チューリヒに滞在中のある夕暮れに、私がこちらに住んでいた頃の恩師のM先生ご夫妻にお出会いすることができました。M先生とは昨年の夏、浜松でお会いしたので丁度1年ぶりに、M先生のご主人のMさんとは実に20年ぶりの再会でした。ご夫妻が予約して下さったチューリヒ湖畔のレストランのテラスで、美味しいワインとスイス料理に舌鼓を打ちながら20年前の話、近況など色々なお話をして、本当に貴重なひと時を過ごしました。また、スイス人のMさんと、スイスに長いM先生からスイスの色々の話を伺い、私が子どもの頃に経験したスイスを改めて自分の中で振り返ることができました。この時間は今回のスイス旅行での私への何よりもの”お土産”です。M先生、Mさん、本当にどうもありがとうございました。

スイス旅行⑭ チューリヒ

チューリヒ湖にはおそらくは野生の白鳥など、水鳥ががたくさんいます。昼食や夕食にと購入したパンが余って固くなったら、チューリヒ湖に持っていって鳥たちに食べてもらいました。

これは20数年前、私がチューリヒに住んでいたときにもしていたこと。週末 の朝になると、母が朝ごはんの支度をしてくれている間に、まだ子どもだった私と妹達は父と一緒に固くなったパンを持って、湖に行くのが常でした。まるまると良く太ったゆりかもめが、放り投げたパンを空中でキャッチするのを楽しんだり、ときには白鳥に手からパンをあげたりしたのを懐かしく思い出します。かつてもそうでしたが、今でもあちらこちらで水鳥にパンをあげる人を見かけました。

動物好きのham君、「たくさんの人が餌をあげるから、ここの白鳥は手を差し出しただけで寄って来る。条件付けされているなぁ」と感心しつつも、ゆりかもめの空中キャッチや、間近で白鳥に餌をあげるのを楽しんでいました。そうそう!私たちがこうやって白鳥にパンをやっているすぐ近くに、あの飛び込み台があるのですが、人々は白鳥と行きかうようにして湖で泳いでいました。

2010/08/03

スイス旅行⑬ チューリヒ

チューリヒ美術館に行きました。水曜日から金曜日までは夜の8時まで開いることを知り、一日市内をブラブラした日の夕暮れに行きました。

私がチューリヒに住んでいた子どもの頃にも行ったことがあり、この時はピカソの初期の作品を見て感激したのを覚えています。今回は”鳥の家族の絵”がとっても気になり、何度でもその絵の前に立っては「ほぅ」と溜息をついていました。

この”鳥の家族の絵”、帰国してから調べてみるとルネ・マルグリット(=シュルレアリスムを代表する画家)の作品だそうで、とても有名な人だということでした。

私はあまり美術に詳しくはないけれど、こうして”本物”を観て少しずつ知っていくのも楽しいなと思います。それに同じ美術館でも行く時々によって気になる絵が違うというのもとても興味深いな、と思いました。

ham君はどの絵が気になったのかな。

*写真はインターネットから拾ってきました

スイス旅行⑫ チューリヒ

ずっと行きたいと思っていたル・コルビジュ・ハウスに行きました。

これは、20数年前に私たち家族が住んでいた場所に程近い公園の中にあります(日本語補習校があったところの直ぐ近くです)。当時、ル・コルビジュについてさっぱり知識のなかった私は「珍しい建物だな…」とは思っていたのですが、差して気にもせずに過ごしていました。「実は有名なんだ!」と知ったのは大人になってから。2004年に 夫とチューリヒに来た時にも訪れたのですが、7月から9月のみの開館のため中に入ることができませんでした。今回ようやく念願が叶い、中に入ることが出来ました。ル・コルビジュの寝椅子や椅子はもちろん、絵や彫刻も多数展示されていました。なにより、建物自体が彼の作品ですから、まさしくコルビジュ・ワールド。素適なひと時でした。

2004年の冬に訪れた時の写真

スイス旅行⑪ チューリヒ

チューリヒ滞在中には蚤の市にも行きました。

蚤の市では本当にいろいろなものが売られていました。20数年前にチューリヒに住んでいた頃に、蚤の市好きが好きな母に連れられて来たとき同様(私の蚤の 市好きは派は譲りなんです)、ガラクタ!?からチャンとしたもの!?まで、それはそれは見ていて飽きない品揃えでした。これにはさすがのham君も度肝を 抜かれっぱなし!「こ、これはガラクタなのでは…」というか細い彼の呟きを何度聞いたことか。私といえばお店屋さんとのやりとりを存分に楽しみ、数スイス フランの小物をちょこちょこと購入。大満足でした。20数年前と違うこと、と言えば、中古品の携帯電話やゲームソフトを売るお店があったことでしょうか。 ham君が「そう言えばスイスでは中古品を取り扱うお店を見ないけれど、こういうところが市場になるのだね…」と言っていました。

左のお皿はチューリヒで有名な大聖堂が施された飾り皿。確か3スイスフランだったように記憶します。ひと目見て自分たちのお土産に「買おう!」と思ったのですが、傍らに立つham君を見ると「どうぞどうぞ、お好きにどうぞ」と呆れ顔。でも、強引に買った私、帰国してからお皿に彫られている文字を、片言のドイツ語を駆使して読んでみると、どうやらトミーさんという方が自転車大会か何かでもらった記念品らしい…ということが発覚。購入当時、ドイツ語に滅法弱いham君にこの意味がわかったとは思えないけれど、彼の「そんなの買ってどうするの!?」という心の声は正しかった。そして今の、その声はそっくりそのまま私の心の中に…。こんなの買ったけれど、どうしよう…。

スイス旅行⑪ チューリヒ

夏時間のチューリヒは10時頃まで明るいです。下の写真も午後7時頃のものだったのではないでしょうか。そんなわけですから、私たちは夕暮れ時には湖畔をお散歩しました。ケー橋の直ぐ横の湖に10メートルくらいの飛び込み台が作られていて、勇敢な若者達が次々に飛び込み、通りがかりの観客達から拍手を浴びていました。飛び込む人も、お散歩の途中で見ている人もそれぞれに楽しんでいました。こっちの人は、日常の生活の中でちょっとした楽しみを見つけるのが上手なのだな、と思いました。私たちも「今の人、絶対に”ハラウチ”だね」とか、「お!すごい!宙返りして飛び込んだ!」とか言いながら、時にたまたまお隣で見ていたおじいさんと顔を見合わせたりしながら、このひと夏の即席ステージショーの仲間に入れてもらいました。

2010/08/02

スイス旅行⑩ チューリヒ

夏真っ盛りのチューリヒ、グリンデルワルトからチューリヒに移動した初日は真夏日でした。涼しいところから来たので余計にそうだったのかもしれませんが、とても 暑い日でした。翌日からは30度は越さない日が続き、朝夕ではちょっと肌寒く感じる時さえありました。写真からも伝わるでしょうか…、空気はカラッとしてい てとても過ごしやすい夏の日々でした。

バーンホフ通りを歩く合間に、一本中の道や路地に入って行き、そこここにある可愛らしいお店のショーウインドーを楽しんだり、実際にお店の中に入ったりしました。

スイス旅行⑨ チューリヒ

中央駅からチューリヒ湖に延びるバーンホフ通りをブラブラ歩き、気になるお店にふらりと立ち寄ったり、シュプリングリのカフェでルクセンブルグリを食べたりして過ごしました。

お昼ご飯には、ある日はバーンホフ通りに面するお惣菜屋さんで数種類のパテを買ってペスタロッチ公園の芝の上で食べたり、ある日はミグロのバイキング形式の食堂で「これぞミグロ!」と舌鼓を打ったり、ある日はグローブスのお惣菜とソーセージスタンドのソーセージを湖畔で頬張ったりしました。

バーンホフ通りのを中心にチューリヒの町並みは私が住んでいた20数年前と変わらぬ佇まいでしたが、さすがにテナントのお店の多くは様変わりしていました。私の気持ちは子どもの頃と今を行ったり来たり。20数年前の私は、家族で歩いたこのバーンホフ通りを、将来、夫と二人で歩くなんて想像もしなかったな。

2010/08/01

スイス旅行⑧ ザンクトガレン

グリンデルワルトでの3泊4日の滞在を終えた後はチューリヒに移動、そのうちの一日(18日、日曜日)はザンクトガレンに行きました。ベルン旧市街(=1983年、文化遺産)、ユングフラウ=アレッチ=ビエッチホルン地域(=2001年、自然遺産)に続き、この日訪れたザンクトガレンの修道院は1983年に登録された世界遺産(文化遺産)です。

空高くそびえる2本の塔を持つ大聖堂は偉大で、ham君を入れて写真を撮ろうとすると、カメラを構えたままどんどんどんどん後ろに下がらないと、その全貌をファインダーの中に収めることはできませんでした。大聖堂の足元にマッチ棒みたいに佇むham君が少し笑える記念写真になってしまいました。同じバロック様式の教会でも、イタリアで見た教会よりは華美な印象派なく、厳かな豪華をたたえていました。

大聖堂の隣に位置する修道院図書館は息を呑む素晴らしさでした。ロココ様式の見事な装飾と、8~12世紀の2000冊を超える書物に圧倒されました。ham君と私は二人して、「ダン・ブラウンの世界!」と思わず呟いてしまいました。地元の市立図書館に毎週末通い、両手に本を抱えて帰って来る、本の虫夫婦にはたまらないひと時でした。

スイス旅行⑦ グリンデルワルト

おそらくは軽い高山病の症状を呈していたのでしょう、ヨロヨロの私たちは足早にユングフラウヨッホを後にし、登山電車にて下山しました。高度が下がるに従い症状もマシになりましたから、途中、アイガーグレッチャー駅にて電車を降り、そこからクライネ・シャディック駅までの一区間を歩きました。

クライネ・シャディック駅に向かって歩くと、進行方向には一面に色とりどりのお花が咲き乱れ、その中をユングフラウ鉄道のまっかな電車が走り抜けます。”絵に描いた様”とはまさにこのこと、本当に美しかったです。


後ろを振り向くと、アイガーグレッチャーが迫ってくるようにして目の前に広がります。圧倒されます。この氷河に限らず、宿の窓から見えた氷河もそうでしたが、20数年前に見たときよりも下に下りてきている印象を受けました。やはり地球の温暖化は進んでいるんだ、と実感しました。