チューリヒ滞在中には蚤の市にも行きました。
蚤の市では本当にいろいろなものが売られていました。20数年前にチューリヒに住んでいた頃に、蚤の市好きが好きな母に連れられて来たとき同様(私の蚤の 市好きは派は譲りなんです)、ガラクタ!?からチャンとしたもの!?まで、それはそれは見ていて飽きない品揃えでした。これにはさすがのham君も度肝を 抜かれっぱなし!「こ、これはガラクタなのでは…」というか細い彼の呟きを何度聞いたことか。私といえばお店屋さんとのやりとりを存分に楽しみ、数スイス フランの小物をちょこちょこと購入。大満足でした。20数年前と違うこと、と言えば、中古品の携帯電話やゲームソフトを売るお店があったことでしょうか。 ham君が「そう言えばスイスでは中古品を取り扱うお店を見ないけれど、こういうところが市場になるのだね…」と言っていました。
左のお皿はチューリヒで有名な大聖堂が施された飾り皿。確か3スイスフランだったように記憶します。ひと目見て自分たちのお土産に「買おう!」と思ったのですが、傍らに立つham君を見ると「どうぞどうぞ、お好きにどうぞ」と呆れ顔。でも、強引に買った私、帰国してからお皿に彫られている文字を、片言のドイツ語を駆使して読んでみると、どうやらトミーさんという方が自転車大会か何かでもらった記念品らしい…ということが発覚。購入当時、ドイツ語に滅法弱いham君にこの意味がわかったとは思えないけれど、彼の「そんなの買ってどうするの!?」という心の声は正しかった。そして今の、その声はそっくりそのまま私の心の中に…。こんなの買ったけれど、どうしよう…。
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