この北海道旅行で楽しみなことは沢山あったのですが、アイヌコタンに行くことも、その中の一つでした。アイヌの人々がどのような暮らしをしているのか、とても興味がありました。アイヌの人と交流を図れないかと目論んでいましたが、民芸品を売っておられる店主さんと、二言三言会話を交わすくらいが関の山、残念ながらそのような機会はありませんでした。
先の内閣で、とある政治家が「日本は単一民族」発言で謝罪したことがありました。そんなうっかり発言にも見られるように、比較文化を論じる際、日本と引き合いに出すのは外国であるであることが多く、国内にある異文化をその対象にすることは少ないのではないでしょうか。しかし日本にも異文化は存在しています。
日本にある異文化の一つ、アイヌ。不勉強な私の知る限りでも、アイヌの人々は長い歴史の中で、その尊厳を軽視されてきました。アイヌの人々が守り伝えてきた文化、現在にどのように受け継がれているのか、興味があります。今回の北海道旅行で、アイヌ文化に少し触れることができました。これをきっかけに、今後もアンテナを伸ばして日本の中にある異文化について、知り、考える機会を持てたらと思います。
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