2007/09/16

待ち合わせは”有楽町マリオン” 9月11日 夜の部

スイスにあるチューリッヒ日本人学校に通っていた頃のお友達、Nちゃんに東京に暫く滞在する旨メールをしたら、「今宵のお食事を一緒にいかが?」と、早速、お返事を頂きました。本当に嬉しかったです。待ち合わせ場所は「有楽町マリオン」。なんだか、とっても都会的な響きにワクワクするやら、緊張するやら…。

Nちゃんに頂いたメールの道順通りに、待ち合わせ場所に向かいました。そして、所定の場所である「有楽町マリオン」の西武デパートと阪急デパートの間に到着。何と言っても10年数年ぶりの再会、ごった返す人ごみの中、会っても直ぐにわかるかどうか心配だからと、Nちゃんが気を利かせて、赤いカーティガンを羽織って来てくれるとのこと。中学時代からNちゃんは赤が似合ったなぁ、などと思い出しながら待っていました。

人ごみに紛れてしまわないか心配していたNちゃんでしたが、しかし、私の待っていた場所はNちゃん曰くの「有楽町マリオン」の西武デパートと阪急デパートの間にもかかわらず、人通りはポツリポツリ…。しかも、時には私一人ぼっちのこともある程の寂しい場所。本当にここであっているのかな…と、何度もNちゃんのメールを確認しました。でも、あっています。気を利かせてわかりやすい場所を選んでくれたんだ、と感謝していたところへ電話が鳴り、「今、どこにいる?」とNちゃん。”あれ!?私、またしてもやってしまったのか…?”と思いつつ、周辺の状況を説明。Nちゃんも説明してくれました。ところが、二人とも紛れもなく、西武デパートと阪急デパートの間にいます。なのに、全く別の風景を見ていることが判明。なぜ?「あっ、階が違う!!!」二人でほぼ同時に気が付き、私が一つ上、つまり地上階へ上がることに。そして、そこで漸く10数年ぶりにNちゃんに再会しました。

さすがに10年以上もの時間を別々に過ごして来ていますから、最初は照れるやら、恥ずかしいやら、緊張するやらで、ちょっぴりギクシャクした感は拭えませんでしたが、お店に入り、当時は飲めなかったお酒を嗜みつつ、お料理を摘みながら、色んな話に花を咲かせました。スイスでのこと、帰ってからのこと、今のこと、そして将来のこと。時間がいくらあっても話したりず、夜が更けていくのが憎らしく思いました。

Nちゃんと私、中学生の頃は実は二人だけでお喋りしたり、遊んだりという機会には残念ながら、殆ど恵まれませんでした。あれから10数年たった今日、こうやって二人で出会ってお話できる時が訪れるなんて、当時は想像できなかったです。二人ともスイス時代以降、それぞれに人生を歩んで来て、大人と言われる年齢になりました。そういう今だからこそ、こうやって二人でじっくりと話すことができたのだと思います。二人でこのような貴重な時間が持てたことを喜び合わずにはいられませんでした。本当にステキなひと時でした。ありがとうNちゃん!

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