2009/10/04

北海道旅行 五日目 層雲峡

美味しいパンでお腹一杯になった私、自動車に揺られている間についつい眠りに落ちていたようです。層雲峡が目前に迫った辺りで起こしてもらい、パチクリと 目覚めたは良いものの状況理解ができず、どこにいるのかさっぱりわかりません。ham君に説明を受け、そこが既に層雲峡であることを聞く。なんですとぉ! 実は私、層雲峡手前にある大函と流星・銀河の滝を訪れようと、地図をプリントアウトしてナビが出来るように準備万端だったのです。旭川までのロングドライ ブ、暫し外の空気に触れ、綺麗な景色を観てリフレッシュとばかり意気込んでいたのに…なのに…私ったら眠り呆けてしまって…。がっくりでした。気を取り直 して車の外へ出て、ロープウェイの駅目指してぶらり歩く。駅近くに差し掛かると、ブーと発車のブザーが聞えます!これは急げとばかりに切符を買い、駆け込 み乗車。他のお客さんにはご迷惑をおかけしたのですが、少々待っていただいたお陰で黒岳駅に行くことができました。

駅に着くまではそうでもなかったのに、ロープウェイから降りて展望台まで上がると見る見るうちにガスが押し寄せ、視界が遮られてしまいました。天気が下り坂 なのはしっていましたから、展望台は早々に諦め、駅周辺を散策することに。エゾリンドウなど珍しい花を愛でながら歩いていると、山から降りてきた人々の中 に迷彩服の集団を発見!「なんだろう」と、ham君と二人顔を見合わせました。すれ違った迷彩服の人に「どうして迷彩服なのですか」と、好奇心を抑えきれ ない私は聞く。他人のふりをするham君。その迷彩服の団体、山岳救助の訓練をしている方々だったのです。黒岳もその一部ですが、大雪山系で痛ましい遭難 事故があったのは記憶に新しいところ。私たちが出会ったような方々の見えないところでのお力があって、私たちが安心して楽しい山歩きができるのだと思い感謝。

暫しの散策の後、旭川までの道のり長しと、登ってきたロープウェイで山を降りました。いつかまたこの山に、今度は山歩きをしに来たいと思いました。

層雲峡は雲の中

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