先日、東京からの帰りの新幹線で読んだ本。岩合光昭さんの『ネコを撮る』。ご存知の方もおられるかと思いますが、岩合光昭さんはライオンやホッキョクグマなど、ネコ以外の動物の写真も撮っておられる、世界的に評価の高い日本人動物写真家の一人です。猫が好きなham君と私は、岩合光昭さんの猫のポストカードや、カレンダーなどを手にしてから、その写真の素晴らしさの虜になりました。
今回の東京旅行で、銀座をブラブラしていてフラリと入った本屋さんで見つけました。岩合光昭さんは一体どうやってあんなふうに、時に躍動感溢れる、時には温もりのある素晴らしい写真を撮っているのだろう…という素朴な疑問から手に取った一冊。何枚か猫の写真がカラーで載っていたのも、正直なところ、購入を決意した一因です。また、写真(本職は映像の方らしいけれど…)をしているsotamannの影響も少なからずあり、興味を持ちました。
『ネコを撮る』という題名だけあって、普段、岩合光昭さんがどうやって撮影をしているかといった、撮り方についてが内容の大半を占めていましたが、ネコを撮ることを通じて、動物と人間との共存といった大きなテーマにも触れられていました。また、岩合光昭さんは日本各地の他、世界の様々な国に出かけてネコの写真を撮っておられますが、ネコを通した比較文化や、ネコの県民性(県猫性?…なんでもその県によって猫の顔つきがにているのだとか)など、とても興味深い内容も書かれていました。楽しめた一冊でした。
2 件のコメント:
おお、その本知ってはいたけどまだ読んでないんだよねー。今度読んでみるよ。
猫好きなら「猫のなるほど不思議学」(講談社ブルーバックス)もお勧め。
図書館で借りて読んだんだけど、あんまり面白いから買っちゃったくらい。(中古だけどね/汗)
機会があれば読んでみてね。
>madoka32ちゃん
この本ねー、ちょっと高くて一瞬躊躇したんだけど、旅先ってことで、どーんと心が広くなってて買ったのよ。「きんとうん」も見たしね←もぉええって!
「猫のなるほど不思議学」(講談社ブルーバックス)、これ、わが家にあります。チョイと前にham君が熱心に読んでいた…(^^;)近いうちに、私も読んでみる。
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