2009/01/14

年末 金沢旅行 #5 『近江町市場』

昨年のお正月に金沢を訪れた際にも行った近江町市場、市場好きの私はどうしても、どうしても行きたかった場所です。ところが、昨年のお正月は、お正月なのですから当然と言えば当然なのですが、市場はお休み。心躍らせながら向かった私は、閑散とした市場を目に、がっくりと肩を落として帰りました。今回、一泊二日の宿泊券が当たったのは、この時の「しょんぼりakou」を哀れんだ神様のお計らいだったのでは!?と密かに思ってしまうほど、まさに「近江町市場ツアー」の為の旅行券となりました。

どこの市場に限らず、市場好きの私。だからといって何かを大量買いするわけでも、目的のものがあるわけでもありません。ただ、活気溢れる人々の間を、珍しい食べ物を見て回るのが楽しくて仕方がないのです。特に魚を見て回るのは、私の中では水族館に行くのと同じレベルに位置しています。他、お店の人と話して新しい知識を得たりと、一期一会の場であることも醍醐味の一つです。このような市場の楽しみ方は、間違いなく私の母親=華香ママ譲り。彼女も年に数回、市場に遊びに行っています。私たち親娘にとって市場に行く、というのはレジャーなのです。一方、目的を持った行動を良しとするham君には、私のような市場レジャー人間の行動は謎だと思われます。よって今回も、異常に興奮した私と一緒に近江町市場に来てくれたことには感謝しています。

近江町市場のほぼ全てのお店を見尽くした後、『廻る近江町市場寿し』でちょっと早めの昼食としました。新鮮で旬のネタのお寿司をお腹の許す限り頂きました。珍しい物好きな私は、白子のお寿司を初体験。生で頂くのは初めてだったのではないでしょうか。味は主張するものではなく、非常に形容し難いものでした。ただ、とろりと口の中でとろける感覚が印象的でした。嫌いではないですが、次からは主体的には注文はしないかな…と思いました。美味しかったといえば、ぶりとろ。気を失ってしまうかと思うほどの美味でした。

こうして大満足のうちに「近江町市場ツアー」を終えました。

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