
そんな、気まぐれな私の木屋町ぶらり歩き、その時に、ちょっと気になる建物を見つけました。どうも小学校らしいのですが、いつ行っても子供の声は聞こえてきません。そこで、前回11月中旬に訪れた際、写真を撮って来る際に、建物の名前をチェック、一度調べてみることにしました。

この小学校は歴史が古いらしく、もともとは1869年(明治2年)に三条河原町周辺にあった、下京第六番組小学校が始まりなのだそうです。これが1877年(明治10年)に立誠小学校という名前になったとのことです。その後、大正期に火災により消失した為、1927年(昭和2年)に現在地に新築されたのだそうです。
ああ、こんな校舎で学習してみたかった…と思わせる、重厚感溢れる建物。少子化という世の流れの為、仕方ないとは言えども、廃校にならざる得なかった事実がとても寂しく思われました。どうやら現在でも、時にシンポジュウムなどで使用されていることもあるようです。この素晴らしい建物が、取り壊されずにここに存在していることに、心から喜びを感じました。機会があれば、私も是非中に入ってみたい、ここで学んでみたい、と思いました。
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