2010/11/12

読書の秋①

ブログに読んだ本をアップしておくと、自分の覚書になってとても便利です。一人の作家さんにはまって、その人の本ばかり読むと、どの本を読んで、どれを読んでいなかったのか、だんだんとわからなくなってしまうからです。

ダン・ブラウンの”ロバート・ラングドン・シリーズ”の最新作、「ロスト・シンボル」です。ham君が市立図書館に予約してくれて、2ヶ月近く待ってようやく私たちの手元に届きました。予想通りの人気でした。

実は読み終わったのはだいぶん前で、既に少し記憶が曖昧になっています。今回は舞台はアメリカで、今までの作品のような歴史的な奥行きにはかけましたが、それでも”ロバート・ラングドン・シリーズ”らしさは十分でした。少し物足りなく思ったのには、きっと私にとって「天使と悪魔」、「ダ・ヴィンチ・コード」がショッキングなほどに面白かったからでしょうね。


内田康夫氏の”浅見光彦シリーズ”の最新作です。

これも市立図書館に予約してから、しばらくして私の手元に届きました。本当に図書館には夫婦揃ってお世話になっています。

”浅見光彦シリーズ”、本当に長く続いていると思います。ときどき、読んだ本の感想をham君と話し合うことがあるのですが、”浅見光彦シリーズ”の最も面白いと感じるのは初期の頃の作品だということで一致しました。初期の頃の作品では歴史的な内容がかなり盛り込まれていたところをみると、どうやら二人ともかなりの歴史好きのようです。そういえば”ロバート・ラングドン・シリーズ”でも、やはりham君も「天使と悪魔」、「ダ・ヴィンチ・コード」が面白かったと言っていたような…。なぜ結婚したのかな…というほどに性格の違う私たちですが、こういうところで趣味が似ているようです。


よしもとばなな氏の小説も、残すところあと1冊で現在出版されているものは読み終わります。その最後の1冊は現在、図書館に予約中。一人待ちの状態ですから、もうしばらくしたら私の元にやってくるでしょう。

「TUGUMI」
「虹」
「デッドエンドの思い出」
「とかげ」
「もしもし下北沢」

「もしもし下北沢」は最新作で、この間本屋さんを覗いたらまだ平積みされていました。もちろん、図書館にはまだありませんでしたので、リクエストすると早速貸し出してもらえました。購入直後だったのでしょうね、新品でした。

ちなみにham君はよしもとばなな氏の本は読みません。


ネットで好きな作家さんの新書をチェックしていたら、江國香織さんと辻仁成さんの共作ので読んでいないものがありました。「左岸」「右岸」共に長くボリュームのある物語で、読み終わるのに1週間強かかりました。「左岸」は1人の男性の人生を辻仁成氏が書き、「右岸」は1人の女性の人生を江國香織氏が書いています。ストーリーの内容は非常に濃く、読んでいる間はどっぷりと物語にはまってしまい、なんだかその1週間は私一人だけ異空間にいたのではないか…と思えるほど、物語上の現実に引きずられていました。

2 件のコメント:

kova さんのコメント...

ロスト・シンボル…読みたかった本です。
買うか迷って、文庫になるまで待とうと
そのままになってました。

ハードカバーは高くて高くて。

図書館でも人気なんですね。
私も予約しようかな。。

akou さんのコメント...

>kovaちゃん
ロスト・シンボル、文庫になるの待つの長そうですね…。

確かにハードカバーは高いし、置く場所に困るし…。

なので、うちはもっぱら図書館利用です。先日も図書館のカウンターで「いつもありがとうございます」とか言われました。

ちなみに、このkovaちゃんのコメント読んだham君が、私たちの住んでいる市と、kovaちゃんとこの市の人口を比べて、kovaちゃんとこの方が待ちが長いだろうと予測していました。