先日、参加したセミナーは、『”京&伊多利亜 野菜” 知る!味わう!』講座 IN 駒井家は、そのタイトル通り、京都市指定有形文化財である『駒井家住 宅』にて開催されました。この建物は遺伝学者だった駒井卓氏の住居として、1927年(昭和2)にウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が設計したものです。 ヴォーリズ氏の建築の中でも円熟期に差し掛かった時のもので、昭和初期の代表作といえます。私は偶然にもウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏創立の学校 を卒業し、その後も氏設計の建物で学ぶ機会に恵まれるなど、ヴォーリズ氏とはご縁があるようです。このような経緯もあるためか、私は簡素な中にも温かみを 含有するヴォーリズ氏の建物が大好きです。今回はそんな素適な建物が学びの場ということでしたから、一も二もなく申し込みました。そんな先日のイベン ト、氏の建物を見学することもできましたし、また、新しい知識を得ることもでき、とても有意義な時間でした。
鳥のモチーフのかわいらしい照明。
ほんわりとした色合いの光が優しくて落ち着きます。
玄関脇から伸びる階段。
その横にあるステンドグラスの窓。
学生時代に歌っていた
ヴォーリズ氏作曲の讃美歌が聞えてきそう。
夕刻に来ると更に美しいとのこと。
2階のサンルーム。
サンルームの窓から見える大文字山。
京の夏の風物詩の特等席。
今も昔もかわりなくこの風景があるのでしょうね。
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