2008/10/31

「ひこちゅう」の仲間

前回、実家に居候した際に購入した「ひこちゅう」に仲間が増えました。
妹のchikou☆からham君へのプレゼントです。
なんでも今後、パソコン関係のことで
ham君にお世話になることが沢山あるらしく、
先手を打って「ひこちゅう」の仲間を我が家に送り込んでいるのだとか。
今後もこのキャンペーンは続く見込みのようです。
今回の「ひこちゅう」の仲間入りで
我が家の「ねずみグッズ」、54匹となりました。

居候

ham君が東京出張につき、只今、私は実家に居候中。
実家の主、華香さんの眠りを妨げないように
たいへん気を遣って過ごしております。

午前中の華香さん。

午後の華香さん。

何れも、実家の前の道路を
マフラーを改造したバイクが走り抜けたか!?
と、思わず勘違いをするような
とても大きな鼾をかいて寝ています。
ぶるるぅぅぅー、ぶるるぅぅぅーといった感じで。
華香さんは確か…
犬だったと思います。

2008/10/30

読書の秋は更に続きます…

四季シリーズ読み終えました。かなり読みごたえがありました。ネタバレ避けたいと思いますから詳しく書くことはしませんが、本シリーズでは主人公『真賀田四季』の特異性を追求する中から、人間とは何か、生きる意味とは、といった非常にスケールの大きな問題を議論した4冊だったのではないかと考えます。1回読んだだけでは十分に理解できない場面もありましたから、是非とも再度読んでみたいと思います。その際には、ミステリというジャンルとの捕らえ方のみではなく、哲学的とでも言いましょうか、自己啓発的とでも言いましょうか、そのような視点も持って、ページを捲りたいと思います。

2008/10/29

夕べのおかず

実家の父からもらったお手製の水菜。何を作ろうかとしばし思案。鰹節で和えたおひたしや、ツナとマヨネーズと粒マスタードで和えたサラダとか、お揚げとさっと煮た物とか、段々と水菜メニューが決まってきていた昨今、違った味にも挑戦してみたくなりました。

そこでCOOK PADを見ていると、『水菜とツナのカレーマヨネーズ和え♪』に出会いました。これは美味しそう!と参考にさせて頂き、私も一品作ることにしました。レシピには「水菜は生で」とありましたが、なるべく多くのお野菜を取れるようにと、私は水菜をさっと湯がいて量を減らしました。そこへツナ、マヨネーズとカレー粉を適量練ったものを和えて出来上がり!とってもお手軽で、しかも美味しかったです。

今回、カレー粉という手があったことを思い出せ、お料理の幅が広がりそうな予感がしています。また、カレー粉のスパイシーさを利用することで、余計な塩分を控えることもできますし、味、健康面で一石二鳥!ちょっとした工夫なのですが、素晴らしいアイディアに出会えたことに感謝しています。

2008/10/27

Grazie!#1

ham君の弟=私の義理の弟君、その奥さんになったCちゃん=義理の妹ちゃんが、先日、新婚旅行で行ったイタリアから帰国しました。そして、早速お土産を郵送してくれました。袋を開けてみると、出てくるわ出てくるわ!どうしてこんなにも私の好みがわかるのかしら!と、思わず叫んでしまった程、可愛らしい品々が沢山入っていました。Y君、Cちゃん、本当にありがとう!

頂いた数々の品の中に、私が大好きなチョコレートも入っていました!左の写真がそれなのですが、ご存知の方も多いと思います。銀色のラッピングをあけると中に一枚の薄い紙が入っており、そこには恋のアドヴァイスが書かれているのです。先日、ham君にコーヒーを沸かしてもらい、二つずつチョコレートを食べたところ、中の紙には次のようなアドヴァイスがありました。

  • In certain things the eyes of a woman will always see more deeply than a hundred men's eyes.
  • The forest path is not long when it leads to the one you love.
  • Being deeply loved by someone gives you strength; loving someone deeply gives you courage.
  • A kiss is a secret told to the mouth instead of the ear.
どれもステキなことばなのですが、その中でも気に入ったのは三つ目でした。若い頃…むろん今でも十分に若いと思っていますが、若輩者だという意味も含めて…には、意味をしっかりと理解することができなかったことの一つです。精一杯大人を装って、知った風に振舞っていたこともありますが、今では心にストンと落ちるとでもいうのでしょうか、そんな感じがしています。

フリーズ

10月26日、雨の日曜日。とくに予定がなかった私たち二人、『akouの行きたいところリスト』を見ても、リストアップされている場所は、美術館を省いては、出来れば晴れた日に行きたい所ばかり。ham君が美術館という気分ではないとのことでしたから(美術館の気分になること自体が稀)、この日は普段行けないお店に買出しに行くことにしました。そのお店とは『アミカ』。業務用食品スーパーの一つなのですが、他の同様のスーパーに比し輸入食品を多く、しかも安価に取り扱っているところが特徴。コストコほど大きければ申し分無いですが、それでも田舎に住む我が家にとっては有難いお店の一つです。

その『アミカ』、現在の住まいから最も近い店舗までは自動車で30分程かかります。週末となれば渋滞は覚悟しなくてはならない道路ですから、どうしても足が遠のいてしまい、3ヶ月に1回、もしくは半年に1回くらいの頻度での利用になります。今回も久方ぶりの来店、たんまりと買い込んで、毎度の如くレジで目が飛び出る羽目に…。少々買い過ぎたかな、と反省しつつ自宅に向かっていると、なんと!自宅から自動車でものの10分もかからない場所に同じスーパーを発見!夕暮れ時の車の中から煌々と光る店舗の明かりを見つめ、「あれっ!?」と思わず同時に呟いたham君と私。一瞬、フリーズしてしまいました。

再起動した後、二人で「家の近くにある、ってことに気が付いてよかったね」と慰め合いました。

2008/10/26

やたがらす

『やたがらす-八咫烏-』は日本の神話の中で、神武天皇の道案内をしたカラスなのだそうです。熊野の国から大和の国へ道案内をしたカラスだそうで、足が3本あるのだそうです。現在では、サッカーの日本代表チームの紋章に使用されていることでも知られています。

さて、何故『やたがらす-八咫烏-』なのか。

実は先週、私の母親こと華香ママが、紀伊勝浦旅行に出かけていました。メンバは華香ママの義姉のMicおばちゃん(華香ママの兄のお嫁さん)、華香ママの双子の妹のMisおばちゃん、そして華香ママの姉のMieおばちゃんの4人。その4人全員が、何と申しましょうか…個性豊か、否、活気溢れる、否、パンチの効いた…、つまり華香ママ×4とでも言うようなグループでの旅行だったわけです。彼女達の子供の誰もが(つまり私の姉妹及びいとこ達)、彼女達が公共の場で迷惑かけることなく無事に旅行を終えてくれることを、どれだけ祈っていたことでしょう。

その史上最大の珍道中、これのお土産が、『やたがらす-八咫烏-』の『やた坊』のストラップ(熊野古道限定!)だったのです。ham君、私、私の妹のmakou☆、chikou☆、そしてchikou☆のパートナーのケンチャンの5人へのお土産でした。もしかしたら他にも何名か、いとこ達の中で揃いの品を持っている者がいるかもしれません。せっかく頂いたストラップですから、頂いた夜から、ham君も私も早速、携帯電話に取り付けて過ごすことにしました。

翌日のお昼過ぎ、珍しい時間にham君から私に電話が入りました。「『やた坊』がいなくなった…」と。なんとも表現しがたい悲しみが私たち二人を襲いました。その夜、帰宅したham君からストラップを見せてもらうと、『やた坊』を繋いでいた紐がプッツリとちぎれており、無残な姿を呈してしまいました。うなだれるham君。そんな彼を見て切なさがピークに達する私…。とにもかくにも華香ママにメールで報告することにしました。

後日、華香ママから電話があり…、「旅に出たんか…。旅がらすやな…。心配せんとき。今度行ったら、もっと大きいの買うてきたるし!」と、ham君を慰めてくれました。それを私から伝えられ…苦笑いするham君…。

「お気持ちだけで十分です…」

2008/10/25

引き続き、読書の秋

一度手に取ったら辞められません、し、止まりません。一冊読み終えると、直ぐに次の作品に手が伸びてしまいます。そんなこんなで、ついにVシリーズを読み終えてしまいました。合計10冊。一つのシリーズを読み終えてしまう、この切なさとでも言いましょうか、淋しさとでもいいましょうか、何とも言えない脱力感。もう物語の中の人々に会えなくなってしまうのだと思うと、本当に悲しくなります。そんなVシリーズ、先のない淋しさを抱えつつ読み終えたのは以下の3冊です。
  • 捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
  • 朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away
  • 赤緑黒白 Red Green Black and White
現在進行形で四季シリーズを読んでいますが、これまた面白い!このシリーズでは、なんと!S&MシリーズとVシリーズの登場人物が出てくるのです。なんだかとても親しい友人に再会したような、とても嬉しい気持ちになりました。そればかりではなく、四季シリーズでは(現在3冊目を読んでいる途中)、今までの登場人物の繋がりといいましょうか、人間模様も明かされつつあり、全シリーズを通しての、それぞれの登場人物に思い入れを持ってしまった私としては嬉しい限り。かなり楽しんで読んでいます。

先日、Aussie Taka君に会った時、彼も森博嗣氏の小説を読んでいると話していました。彼はその当時、S&Mシリーズの最初の方を読んでいるとのことでした。そして、このシリーズを読み終えたら、Vシリーズを飛ばして四季シリーズを読もうかとも言っていました。それに対してham君が、飛ばさない方が良いと言っていましたが、その通りです。飛ばさずに読む方がよりストーリーを楽しめると思います。是非、順番に読んで下さい。

2008/10/23

食欲の秋

『生活と芸術 -アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで-』を満喫した後、オーガニックマヌカと私は、共通の友人であるラッセルが、彼のmixiの日記にて紹介しておいてくれた『kyoto 生 chocolat』というお店に向かいました。

オーガニックマヌカも私もチョコレート大好き!ウキウキしながら歩を進めましたが、表通りから一歩入った路地にある『kyoto 生 chocolat』はなかなか見つかりません。そこで、たまたま通り縋った子供連れのお父さんに尋ねると、快く教えて下さいました。『kyoto 生 chocolat』は民家が立ち並ぶ地域にひっそりと看板を上げた、知る人ぞ知るといった風情のお店でした。

ところがどでしょう!一歩、お店の中に足を踏み入れると長蛇の列!たまたまお出会いして、お話をさせてもらった近所にお住まいの方も、「一体全体、皆、どこから聞いてやってくるんだろう…。インターネットか?」と言って驚いておいででした。それにしても行列は想定外で、待たなくてはいけないとは正直思っていませんでしたから、全くもって驚きました。

そんな待ち時間でしたが、お店のオーナーさんでしょうか、が、飼っておられるワンちゃんと仲良しになることができ、本来なら長く感じられる時間も楽しく過ごすことができました。お店の入り口にある、クラシカルな柄の座布団の上に寝そべり、これまたクラシカルな箪笥と水屋を背に寛ぐワンちゃん。店員さんは皆さんお忙しそうで、仕事の手を止めてもらってまで名前を聞くことが憚られ、お名前を呼ぶことが出来ず、非常に残念でした。今、写真で見ると彼、箪笥と水屋と同じ系統の毛色をしており、こうやって写真で見るとなんだか保護色で、どこからがワンチャンなのか、わかり辛いですね。

暫くして私たちは、小ぢんまりしたお庭を見渡せる縁側に程近い席に案内してもらいました。京の町屋をそのままカフェにとして利用しておられますから、なんだかお店に来たというよりは、むしろ「お家」にお邪魔させてもらっている、とでもいう感覚の方が強く感じられました。京都へ観光に見えた方、とくに海外からお越しの方には京の町やの体験にもってこいのスポットかもしれませんね。

さて、私たちが注文したのは、ケーキセット(=チョコレートのケーキにイチジクの実が入っているもの+コーヒー)と、生チョコでした。生チョコは数種類あったのですが、私はビターを選びました。左上の写真がそれですが、泡盛が入っているとのことで、ほのかな焼酎の香りと苦味、また、あっさりとしたチョコレート!このコンビネーションが最高でした。右の写真のケーキも、しっかりとチョコレートの味がするにもかかわらず、どっしり感が少なく、あっさりとした仕上がりで、危険にも(笑)ペロリと食べられてしまう美味なケーキでした。デコレーションのソースには抹茶を使ったものもあしらわれていました。意外とチョコレートとの相性が良く、新しい発見でした。

美味しく、また、幸せな時間を過ごしたオーガニックマヌカと私でした。紹介してくれたラッセル、ありがとう!

2008/10/22

芸術の秋

10月19日(日)、大切な友人の一人であるオーガニックマヌカにお付き合い頂き、京都国立近代美術館にて開催中の『生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで』を観に行って来ました。この展覧会が催されていると知った瞬間から「行きたい!」と強く思ったものでしたから、これが実現できてとても嬉しかったです。オーガニックマヌカ、ありがとう!

さて、アーツ&クラフツという言葉、日本語にすると美術工芸運動となるのですが、イギリス人の詩人で、思想家であり、デザイナーでもあったウィリアム・モリス氏(1834-1896)が主導した運動です。これは、イギリス王朝の絶頂期のヴィクトリア朝時代(1837-1901)に起こったものです。当時のイギリスは産業革命が全盛期を迎えており、大量生産を主流とした商品が流通していました。それらは安いものの、粗悪な商品でした。この状況に批判的に対応したのがウィリアム・モリス氏でした。彼は量産ではなく、中世に行われた手仕事の素晴らしさに眼を付け、芸術と生活を統一することを目標に掲げて運動を繰り広げました。ウィリアム・モリス氏のこの思想は、各国の芸術家達に刺激を与え、その後の美術運動に大きな影響を残しました。しかし、一方では手仕事で生産される生活用品の高価さから、富裕層にしか手に入らないという批判もあったようです。

展覧会の中では、ウィリアム・モリス氏の作品は勿論のこと、この運動に賛同した仲間達の作品も数多く展示されていました。それは何れも手の込んだ作品ばかりで、特にウィリアム・モリス氏の壁紙などは、現在の包装紙やテキスタイルにもその流れを残している印象を受けました。それは例えば、『「果実」あるいは「柘榴」』という壁紙見本だったりするのですが、勿論、私はこの様な図柄が大好きで、展示会場であるにもかかわらず、思わず声を上げて見入ってしまいました。美術館に行ったらお決まりになった、自分へのお土産のマグネット、今回はもちろん『壁紙見本「果実」あるいは「柘榴」』のものを手に入れました。このような壁紙見本といった展示品の他にも、家具やタペストリー、洋服やネックレス等、数多くの素晴らしい品々が展示されており、溜息交じりで観て歩いたのは言うまでもありません。本当に素晴らしい展覧会でした。

冒頭にupした写真、京都国立近代美術館の外観です。槇文彦氏の設計による建物です。とてもシンプルな建物でした。ところが中に入ってみると、その窓からはまるで風景の一部分を切り抜いたかのように、平安神宮の鳥居を眺めることができたり、大文字山がちらりと見えたりと、「今」の京をそのまま写真にするような、それはそれは洒落た構造になっていました。窓の近くには椅子が幾つか設置されており、ここからの自然の芸術を眺めるのも、これまた一興と思いました。

2008/10/21

刺激的な再会

土曜日、10月18日、。ラク田さんが幹事を買って出て下さり、めでたく実現した夕食会がありました。集まったメンバは、shiroさん、ラク田さん、ham君、私、そして、yuseiコーチ!の5人。かつて、同じコートでテニスをした仲間です。yuseiコーチとはいつからお会いしていなかったでしょうか、本当に久しぶりでお会いできて嬉しかったです。これも、このお食事会をアレンジしてくださったラク田さんのお陰、感謝感謝です。

毎週の土曜日の如く、この日もテニスのレッスンがありましたから、これを楽しんだ後、軽く食事をする為に帰宅。ラク田さんは温泉に行く予定だったとのことでしたが、無理やりにお誘いして我が家にて過ごして頂くことに。11月に予定している合宿について話し合いながらのランチの後は、コーヒータイム。ラク田さん、通常通りにミルクを入れたにもかかわらず、まさかの『ラテ・アート』、見事なハート模様。ラク田さんに幸運が訪れることを祈らずにはいられなかった一瞬でした…。

話は前後しますが、お食事会は『京そば処 志乃崎』にてありました。私は始めてのお店で、『天串バイキング』というのがあり、とても楽しみにしていました。生麩、餅、お野菜等々、色々な食材の串を自分で取って来て、テーブルに設置されている天ぷら鍋で揚げて頂くという仕組み。オイル・フォンデューの様なイメージとでもいうのでしょうか。何と言っても揚げたてですから、カリッとしていて、とても美味でした。食材の中には、たこ焼き、鯛焼き、シュークリーム等、変り種もあって面白かったです。写真を撮る気満々で行ったのですが、あまりの楽しさと美味しさにすっかり忘れていました。残念!

お食事中の話題はお互いの近況についてや、今後についてが主でした。年齢的に最も変化が大きいだろう時期を過ごしているyuseiコーチ、彼の話を聞きながら考えることがとても多かったのは私だけでしょうか。自分自身がyuseiコーチの年代を生きていた頃を思い返し、そして、これの延長線上にある今を思い、更にまだ見えない未来を想像する、そんな作業を久しぶりに行った気がします。

自宅に帰ってからもham君と二人、夕食会の感想を話し合う中、お互いの過去、現在、未来についてが話題になりました。そして、お互いの変化を伝え合い未来を描いたとき、その為には今、現在をどのように過ごすのが最適なのか、そんな話をしました。そして、このような刺激を与え合える友人たちを持つ私たちの幸運に、ただひたすら感謝をしました。

私、そして、ham君と私にとって、今回の食事会はとても貴重な時間となりました。皆さん、有難うございました。

2008/10/17

掃除道具

今まで普段の掃除では、フローリング部分はクイックルワイパーを、畳や絨毯はコロコロローラーを使っていました。そして週に一度程度の割合で、掃除機を出してきて丁寧に掃除をしていました。

ところが、いつだったか何かの雑誌を読んでいたら、「ほうき」と「ちりとり」の便利さについて書かれていました。それと前後して、たまたま訪れた実家で、母親が「ほうき」と「ちりとり」を出してきて、ちょとしたゴミをササっと履いていました。

これを見て「いいかも!」と、すぐさま「ほうき」と「ちりとり」推進派になりました。

何が良いかって、直ぐに出して来ることが出来ますし、また、仕舞うのにも時間が掛かりません。それに、ちょっとしたスペースの掃除にも、例えばクイックルワイパーの様に、シートをセットして…等々、準備に余計な手間を要しません。

そこで、早速ham君に「ほうき」と「ちりとり」について大絶賛、我が家にもこれらを導入しようと熱弁しました。が、しかし…「ほうき」と「ちりとり」購入には消極的なham君。何故なら、過去にも私が一瞬の閃きにて購入したモノタチの中で、使われなくなっていった数々があるからなのです。全く反論の余地は残されてないことは重々承知の上で、「今回こそは!」とお願いをし、買ってもらったのが左の写真の「ほうき」と「ちりとり」です。

その後、もちろん!今までのクイックルワイパー&コロコロローラーに変わり、「ほうき」と「ちりとり」、毎日大活躍してくれています。

2008/10/16

テニス友達

テニスを始めたことでお友達が増えました。週に1回程度、夫婦2人で運動をすることを目的に始めたテニスでしたが、テニスの面白さに気付いた今となっては趣味の中でも上位に入るようになりました。そして、何よりも沢山のステキな方々との出会い、「テニスを始めて良かった」と思える最もたるものです。理論的には、最初の目的からすれば後者2項目は副産物ということになろうかと思われますが、私の人生にとっては非常に価値のあるものであることは間違いありません。

さて、そんな大切なお友達の一人である”まっちさん”が、今夜、我が家にてお夕食をご一緒して下さいました。お仕事が忙しい中、都合を付けていらして下さり本当に感謝です。そもそも何故か。”まっちさん”のお誕生日にham君が心ばかりの贈り物を購入、なんとか渡したかったようなのです(勿論私も!)。ところが、なかなか機会に恵まれず、贈り物は我が家で待機する日々が続きました。漸く”まっちさん”と我々の予定が合致する可能性が生じたのが今夜。とはいうものの、お互いに未確定なものでしたから、お夕食の準備も普段のまま、何も特別なおもてなしができぬまま、お迎えすることに。

現在ではお互いに別々のテニス・スクールに通う”まっちさん”と私たち、それぞれのスクールのこと、一緒にテニスをしているメンバーのこと等々、話が尽きることはありませんでした。平日の夜でしたから、長くお引止めするのも気が引けましたので、また機会を見つけて出会おうねと約束してお開きに。

テニスという一点のみの繋がりが、こんなにも人生を豊かにしてくれるものかと、改めて感じたひとときでした。

2008/10/15

読書の秋

ham君も驚く程の、かなりのピッチで読んでいます。図書館まで借りに行かないと次の作品を読むことができない、という今までの状況とは異なり、何せ全作品が自宅にあるのですから始末が悪い。これぞ文字通り、「次から次」です。Vシリーズも、現在読んでいる『捩れ屋敷の利純』を入れて、残すところ3作。寂しいような、楽しみなような…複雑な気持ちの私です。

  • 『夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show』
  • 『魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge』
  • 『恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits』
  • 『六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists』

2008/10/14

『河内の風穴』 10月12日(月)

何年振りでしょうか、『河内の風穴』に行って来ました。霊仙山塊のカルスト地帯に発生した鍾乳洞風穴である『河内の風穴』、県の天然記念物に指定されています。内部のは4層に分かれており、気温は年中を通して12度を保っています。

前回私が訪れたのは、YMCAのキャンプリーダーとして行きましたから、子供たちの安全確保に注意が向いていたのでしょ うね。風穴その物の記憶は非常に薄く、今回、漸くじっくりゆっくり自分自身が楽しむことが出来たことになります。ham君に言わすと、テンションが上がり 過ぎだったようですが…。そのham君、彼にとっては初めてのスポット。実は一回訪れたい場所の一つだったらしく、行く前からウキウキ。風穴では「もう少し深 いともっと面白いのに…」と言いつつも、だいぶん楽しんでいたようでした。

街から『河内の風穴』まで、日本の原風景のような景色を 眺めつつ自動車を走らせること40分前後。目的地までの道は清流の傍にあり、離合不可能な一方通行が殆ど。上から車がやってこないことをひたすら祈りながらのドライヴでした。駐車場代400円、入場料500円を支払い、風穴までの登り道に挑む。登山道は整備されており、トレッキングシューズや、本格的な装備とまでは必要ないものの、スニーカーくらいは準備しておいた方が無難と思われました。何組かのカップルでは、パンプスやお洒落靴で登っている女性を見かけま したが辛そうでした。風穴までの道のりは私の記憶にあったよりも長く、また、傾斜も結構ありましたが、美しい川が目を楽しませてくれ、疲れも吹っ飛びました。森林浴とか、マイナスイオン漂う、とはこういう状況のことを言うのでしょうね。

漸く辿り着いた『河内の風穴』の入り口、これは高さが1mあるかないかの小さいもの、頭をぶつけない様に腰を落としつつ、足元に気を配りつつ中へ進みます。「カワグチィ  ヒロシがぁ 洞窟に入るぅ♪」と思わず懐かしい歌を思い出してしまいました。狭い狭い入り口を潜り抜けると、そこには広い広い空洞が待ち受けていました。この『河内の風 穴』、なんと!全国で第4位の大きさを誇るのだとか!こんな貴重な場所が身近にあったなんて…。現在、一般の者が入れる一番深い場所には「立ち入り禁止」の看板が立っており、その向こう側ではまだ探検は継続して行われています。従って現在の大きさを表す順位は、今後更新される可能性があるとのことです。特に大学の研究者がその探検に力を入れているそうで、看板の奥に足を踏み入れると、地底湖や地底河川が存在するのだそうです。また、一般に入れる場には鍾乳石に乏しいのですが、中に進み入るとこれも多く見られるのだそうです。まだまだ未知の部分を残す『河内の風穴』、なんだかロマンを感じてしまいます。可能なものなら ば、私もその未知の世界を覗きに行きたい、そんな気持ちがムクムクと湧き上がってきました。一般公開されている箇所だけでも、自然の凄さを感じるには十分 な迫力でしたから、その奥の世界はさぞかし驚異的なのでしょう。

さて『河内の風穴』について、これは伝説的な要素も多く含むと思われるのですが、次の話が残っています。入場券の裏に書いてあったのをご紹介したいと思います。その昔、村人が4匹の犬を風穴内に放ち、入り口を塞いだところ、1匹は死に、残りの3匹は伊勢市に出たと伝えられています。本当に三重県まで繋がっているのか、まだまだ不思議が沢山残っている、ということなのでしょう。今後も注目していきたいと思います。

「立ち入り禁止」の向こうには未知の世界。
行ってみたいものです。

『河内の風穴』の内部。

先々週の週末 10月5日(日)

日が前後します。この日、最近どうも固定しつつある奇想天外なメンバーで(ラク田氏、ノリピーちゃん、ham君、私)、四条に買い物に行って来ました。その楽しい楽しいお買い物にて購入した品を、ご紹介したいと思います。

上手に写真を撮ることができず見辛いものになりましたが、右の写真がその品です。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、これはアロマ・ディフューザーと言い、エッセンシャルオイルの香をお部屋に充満させる為の機械です。これも電気の力を借りているには違いないのですが、蝋燭や電気のアロマポッドとは異なり、空気の圧力でエッセンシャルオイルを微粒子に分解、空気中に効率よく拡散させます。熱によってエッセンシャルオイルを蒸発させない為、精油成分の変化も防げられ、素材そのままの香を楽しむことができるのです。

佐藤絵子さんの著書、『フランス人の贅沢な節約生活』を読んで以来、ここで「魔法のランプ」として紹介されていたこの一品がどうしても欲しくてたまらなかったのです。本では「魔法のランプ」としか記述がなかったので、それが如何なる品物なのか、ネット上で探しに探して見つけたアロマ・デフューザー。もしかして佐藤絵子さんがお持ちの「魔法のランプ」そのものとは違う物かもしれません。しかし、ham君も私も大いに気に入っており、良い物を買ったと大満足。10月5日以降ほぼ毎日、寝る前に『リラックスラベンダー』という名前のエッセンシャルオイルの香を楽しんでいます。

2008/10/13

素晴らしき夕べのひととき

とある夕べのお話。

我が家にステキなお客様が、お忙しい時間の合間を縫って訪ねて来て下さいました。左の写真にある、オーストラリア産のワインを持って。

以前からのお知り合いの方もいらっしゃれば、今回、初にお目にかかる方もおられました。最初は小一時間、ということでお互いに計画していた今回の会。ところが、ワイングラスを傾けながらお話を始めると、あっと言う間に三時間が過ぎ去っていました。あれもこれもと話題は尽きず、もっともっとお話したい気持ちで一杯だった私、時間の過ぎ行くのがどんなに恨めしかったことでしょう。

どうぞこれに懲りず、以前からお知り合いだった方は今後も、そして今回、幸運にもお出会いできた方は、ご迷惑でなければ今回を機に仲良くして下さいね。

素晴らしいひとときを過ごさせていただきました。我が家にいらして下さった皆さん、本当にありがとうございました。

2008/10/10

『コソ練』

今日、Aussie Taka君とテニスをしました。『コソ練』です。Aussie Taka君と会う段取りがついたのが前日の昼頃。その後、itoコーチにお願いしてインドアテニススクエア栗東のコートを取って頂き、実現した本日の『コソ練』。1時間半枠で用意して頂いたテニスコート、最初は2人で1時間半もテニスをすることができるのだろうか、間違いなくスパルタだ…、等々、かなり心配をしていたのですが、終わってみればあっと言う間でした。これもAussie Taka君のお陰です。Aussie Taka君は私より数段テニスが上手いのですが、ヘッタッピな私に根気よく付き合ってくれたばかりか、なんと!色々と懇切丁寧にアドヴァイスまでしてくれたのです!更には、即座に練習メニューも考えてくれ、プライベート・レッスン並みの1時間半でした。

さて、どんなテーマの『コソ練』だったかというと、『ミスってはいけないテニス』(『絶対に笑ってはいけないシリーズ』をもじってみましたが、リアル過ぎますか…笑)。要するに、一球一球を大切に、なるべくミスをしないようにラリーを続けるというもの。強く打つ必要はなく、ネットの上を余裕を持って放物線上にボールを飛ばし、オーヴァーしても良いからとにかく繋げようと心掛けよう、というものです。ついつい強打し、アグレッシヴに向かって行きがちな私には持って来いのテーマでしょう…!?

そこで、上記のテーマで具体的にどんな練習をしたかというと、Aussie Taka君がオーストラリアで参加していたテニスサークルの仲間に教えてもらったメニューだそうです。それは、コートのクロス半面を利用してラリーをするというもの(今回はダブルスのラインを採用)。その時に当然のことですが、相手のコートに入れることが第一条件になります。これは10点先取のゲーム形式になっており、ミスをしなかった方が(言い方を変えると、相手からミスを奪った方が)1点を得ることができ、ミスをした方は点数はもらえません。因みに減ることもありません。それで、先に10点取った方が勝ち、という具合。クロス、逆クロスの両サイド1回ずつ実施しました。今日のAussie Taka君×私の結果は、クロスでは10-0、逆クロスでは10-2でした。次回は5点位取れる様になっておきたいものです。

最後にシングルスの試合をして『コソ練』終了。勿論、試合でストレート負けを帰しました。Aussie Taka君がだいぶん手加減してくれたにもかかわらず、全く歯が立ちませんでした。しかし練習とはいえ、私にとっては初めてのシングルスの試合、とっても楽しかったです。

本当に有意義な1時間半の『コソ練』でした。Aussie Taka君!本当にお付き合いどうもありがとう!

2008/10/07

最近のブーム

ダン・ブラウン氏の小説を読み終えた後、案の定、抜け殻状態になっていた私、「ああ、次は何を読もうか…」と呟くばかりでした。それを見かねたham君が、「森博嗣を読めば?」と一言。

実は森博嗣氏の小説、私が大学院で修士論文の提出日を目前に控えて日中一日、論文とにらめっこをしていた時にも、「気分転換にでもどう?」と当時、”彼氏”だったham君から薦めて貰ったもの。この時に読んだのは『S&Mシリーズ』とされているもので以下の通り。

『すべてがFになるThe Perfect Insider』
『冷たい密室と博士たち Doctors in Isolated Room』
『笑わない数学者 Mathematical Goodbye』
『詩的私的ジャック Jack the Poetical Private』
『封印再度 Who Inside』
『幻惑の死と使途 Illusion Acts Like Magic』
『夏のレプリカ Replaceable Summer』
『今はもうない Switch Back』
『数奇にして模型 Numerical Models』
『有限と微小のパン The Perfect Outsider』

上記の本たち、”気分転換”の為の読書だったはずですが、とんでもない!修士論文そっちのけで”ドップリ”と小説の世界にはまってしまった私…。毎晩、小説に読み耽り、何度薄っすらと明け行く空を見たことでしょう…。「論文しなくちゃ…」と思いつつ、「読みたい!」という欲望に勝てない日々、懐かしい思い出です。

さて今回、私が読み薦めているのは『Vシリーズ』と呼ばれているものです。『S&Mシリーズ』を読み終えた後に読んでもよかったのですが、先のシリーズのインパクトがあまりにも大きすぎて、スムースに新しいシリーズを受け入れることが出来ず、放置していたのでした。この様に書くと大袈裟に聞こえるでしょうが、本当に強烈な小説なのです。ですから、『S&Mシリーズ』の印象が和らいできた今ならばと思い、今回のham君の一言に乗ったのでした。そして、またしても”ドップリ”の日々が現在進行形で続いています。今回、写真にて紹介したのは以下の3冊です。

『黒猫の三角 Delta in the Darkness』
『人形式モナリザ Shape of Things Human』
『月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks』

前回、森博嗣氏の作品を読んだ時にも感じたことですが、ミステリの面白さの他に何か哲学的とでも言うのでしょうか、そのようなくだりが本の中の随所に散りばめられており、時にハッと読む眼を留める、そんな瞬間があります。これも森博嗣氏の小説の虜になる一因に思われます。

現在の『Vシリーズ』、あと何冊かあります。読むのがとっても楽しみです。

これからもよろしくお願いします。

今年も2人で無事に結婚記念日を祝うことが出来ました。2004年10月1日に籍を入れましたから、今回で4度目でした。

今年も平和にこの日を迎えられたのも、普段から私たちの生活を温かく見守って下さっている友人の皆さんのお陰、この場を借りてお礼の言葉をお伝えしたいと思います。ありがとうございます。また、常に私たち2人を支えていてくれるお互いの両親の存在、兄弟、親戚の皆の存在も大きく、感謝の気持ちで一杯です。

私の隣にいて、良い日も悪い日も一緒に歩いてくれるham君にも、もちろん心からの感謝を伝えたいです。そんな私の気持ちを何か形にしたいと思い、ガレット・ブルトンヌを焼きました。私の気持ちは通じたでしょうか。

夕食の後、お互いの両親に感謝の電話をしました。そしてコーヒーと共にガレット・ブルトンヌをいただきました。