2008/10/26

やたがらす

『やたがらす-八咫烏-』は日本の神話の中で、神武天皇の道案内をしたカラスなのだそうです。熊野の国から大和の国へ道案内をしたカラスだそうで、足が3本あるのだそうです。現在では、サッカーの日本代表チームの紋章に使用されていることでも知られています。

さて、何故『やたがらす-八咫烏-』なのか。

実は先週、私の母親こと華香ママが、紀伊勝浦旅行に出かけていました。メンバは華香ママの義姉のMicおばちゃん(華香ママの兄のお嫁さん)、華香ママの双子の妹のMisおばちゃん、そして華香ママの姉のMieおばちゃんの4人。その4人全員が、何と申しましょうか…個性豊か、否、活気溢れる、否、パンチの効いた…、つまり華香ママ×4とでも言うようなグループでの旅行だったわけです。彼女達の子供の誰もが(つまり私の姉妹及びいとこ達)、彼女達が公共の場で迷惑かけることなく無事に旅行を終えてくれることを、どれだけ祈っていたことでしょう。

その史上最大の珍道中、これのお土産が、『やたがらす-八咫烏-』の『やた坊』のストラップ(熊野古道限定!)だったのです。ham君、私、私の妹のmakou☆、chikou☆、そしてchikou☆のパートナーのケンチャンの5人へのお土産でした。もしかしたら他にも何名か、いとこ達の中で揃いの品を持っている者がいるかもしれません。せっかく頂いたストラップですから、頂いた夜から、ham君も私も早速、携帯電話に取り付けて過ごすことにしました。

翌日のお昼過ぎ、珍しい時間にham君から私に電話が入りました。「『やた坊』がいなくなった…」と。なんとも表現しがたい悲しみが私たち二人を襲いました。その夜、帰宅したham君からストラップを見せてもらうと、『やた坊』を繋いでいた紐がプッツリとちぎれており、無残な姿を呈してしまいました。うなだれるham君。そんな彼を見て切なさがピークに達する私…。とにもかくにも華香ママにメールで報告することにしました。

後日、華香ママから電話があり…、「旅に出たんか…。旅がらすやな…。心配せんとき。今度行ったら、もっと大きいの買うてきたるし!」と、ham君を慰めてくれました。それを私から伝えられ…苦笑いするham君…。

「お気持ちだけで十分です…」

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