私は旅先で、自分のお土産には道端に転がっているまつぼっくりや、海岸に打ち上げられた貝殻、立ち寄ったカフェのカードやサヴィエットを持ち帰ります。ご当地の「お土産」を自身に買って帰るよりも、より旅の思い出が凝縮されているように感じるからです。
しかし…それらのモノタチ。放っておくと、「あれ?どこで拾ったものだったけ?」という悲しい結果を招きかねません。そこで一身発起、今回、これらを使ってインテリアを作ってみることにしました。とは言うものの、今回使用したまつぼっくりは、2004年に夫ham氏と一緒にスイスを旅した時に拾ったもの。放置されていた…といっても過言ではないモノタチ…。ようやく、かたちになりました。全く、「めでたし、めでたし」です。
さて、どのようにして作ったかと言うと、特に覚書をするほどのことではないのですが…。しかし…、作り上げた達成感と満足感、これを感じて、とても嬉しいので書いておきます。
まつぼっくりはいくつかありましたから、先ずは記憶を辿って拾ってきた場所ごとに分けました。次に、刺繍糸を鈎針で鎖編みをして紐状のものを作り、これにまつぼっくりを壊さないように丁寧に括り付けました。そして最後、フエルト地に地名を刺繍。これをタグのようにして紐状のものに縫い付けました。出来上がったこれらの二つの「まつぼっくり飾り(!?)」、部屋の隅っこに天井からぶら下げました。
左上の写真の右奥のまつぼっくりたちは、私がZurichに住んでいた頃に通っていた学校I.C.S.を訪れた時に拾ってきました。左側の長細いまつぼっくり二つ、と丸いまつぼっくり一つはDavosでクロスカントリースキーをしている時に、森の中で拾って来ました。遠い過去の、楽しかった旅先での日々の思い出に浸った数時間でした。
旅の思い出、2004年のスイス旅行の時のものに限らず、まだまだ眠っているものがあります。これから時間を見付けては、少しずつ形にしていけたらと思っています。
2 件のコメント:
すごくいいね~!好きだな、こういうの。
私なんて買ったことすら忘れてたりするから・・・
だから最近じゃお土産も買わなくなっちゃったけど、
こんな風に手作りにして飾れば素敵だね。
私も今度旅行した際は何か思い出の品をもらってこようかな。
参考にさせてもらうね♪
>ゆりっぺちゃん
思い出の品、買ったお土産よりも心にのこるよ。…と言いつつ、もらいすぎ注意!ですが…。私は素敵なデザインのパンフレットとか、使用済みの旅券とか、その他色々を沢山、持って帰って来てしまい、思い出の山に埋もれかけています…。それを全部手作りで「かたち」に残すには時間がかかりそう…だたりして…(^^;)
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