昨日、所用の為、京都に行って来ました。実家の母こと華香ママが付き合ってくれるというので、お言葉に甘え、付いて来てもらいました。久し振りに親子二人での京都散策となりました。
所用が予想外に早く終わった為、ウインドウ・ショッピングをしながら街を歩いていると、先斗町周辺で何人も舞子さんに出会いました。京都には観光客相手に、舞子さんの格好をさせてもらえるスタジオが何件もあり、最近ではニセモノの舞子さんも数多く往来しています。しかし、やはり本物の舞子さんは違い、一見で区別が付きますね。所作が美しく自然です。思わず親娘して見惚れてしましました。
ランチには『京風スパゲッティー 先斗町入る』の本店に行って来ました(あちこちに支店があるようです。東京にも何店舗かあるみたいです。関東にお住まいの皆さん、機会があったらぜひ行ってみて下さい。美味しかったです)。華香ママが、以前、妹のchikou☆と一緒に買い物に来た時に入り、とても美味しかったのだとか。今回は連れて行ってもらうことになりました。私が頼んだのは九条ネギ、鴨のつくね、きのこの入ったクリームソースのスパゲッティ。近頃では、和と洋の融合された味を追求するパスタ専門店が数多くオープンし、その幾つかには足を運んだことがありますが、その何処よりも美味しかったです。クリームソースのお味といい、パスタの茹で具合といい、最高でした。こんなにも和の食材がイタリアンにマッチするとは、心底驚きました。そして、デザート。私はごまの散りばめられたチーズケーキをオーダーしましたが、これも美味でした。チーズケーキのクリーミィで濃厚なお味と、ごまの風味が喧嘩することなく、自然な一体感がありました。シャーベットは柚子。itoコーチが「お風呂の味がする」と絶対に言うだろうと思われる程、柚子そのものといった感じでした。食後のコーヒーも濃厚で味わい深いものでした。何よりも器がすてき。これはコーヒーに限ったことではなく、他のお料理でもそうだったのですが、どれもこれも凝ったものがお料理とコーディネイトして使われており、目で見ても味わえるコースとなっていました。店員さんの応対も非常に親切で、気持ち良くお食事をすることができました。
食事の後もウインドウ・ショッピングしつつ、必要なものを買いつつ、家路へと向かおうとしたのですが、最後にJR京都伊勢丹にも立ち寄ってしまいました。そして、これがいけなかった。私を衝動買いへと暴走させてしまいました。年末に親友のcanaと来た時にも見て、二人して大いに感嘆のため息を漏らした品、それがまだあったのです。正確に言うと、陳列棚からは既に撤去されていたのですが、私が探していると店員さんがわざわざ奥から出して来て下さいました。改めて見て、やはりこれは逸品と感じた私、隣で感激する華香ママ。「別になくても生活に支障はないし、お値段も安くはないやん」ともう一人の私が言いましたが、さらにもう一人の私は「でも、今逃したら一生手に入らないかもしれへんでぇ」と言うのです。店員さんの話では作家の玉川義人氏の作品とのこと。大量に生産されているものではないのでしょう、この作家さんの作品を目当てに買い物に来るお客さんもおられるのだとか(玉川義人氏は、琵琶湖西 北比良に陶房を開いておられるのだそう、一度訪れたいものです)。次、来た時にまだある可能性は低いということが言えますから、これは一種の出会いだと思わずにはいられなくなり、購入する運びと相成ったわけです。まんまるのにゃんこの上に乗っている金色の小さなねずみ、これ香炉なのです。とっても可愛らしい一品でしょう。左手で招いているこのにゃんこ、「人を呼ぶ」という縁起物。これからも皆さんと仲良くさせていただきたいと言う心をこめて、大事に使いたいと思います。我が家の「ねずみグッズ」コレクションに、素晴らしいものが、ねずみ年の本年に仲間入りしたことを、とても嬉しく思います。
一日の終わりに、こんなにも満足な買い物ができ、とても幸せな気分で帰路に付きました。華香ママ、お付き合いありがとう。
追伸
会社から帰ってきたham君、この香炉を前にして暫く固まっていました。
4 件のコメント:
そりゃそうだわな。。。。
おたくら夫婦を見事に象徴しているもん。
多分、ham君もそぅ感じたんだろーねぇ。。。
大きさ、
色、
素晴らしい出来だな。。。
>sotamann
このにゃんこ、ねずみ君を大切に大切に、頭の上に乗せてるやん。
素晴らしいよ。
頭に乗っているネズミ君を食おうとしているけど
手が短くて(苦笑)
捕まえられないので、、、
ham君、気をつけろ!!
>sotamann
確かに、そういう解釈も可能!
すごいな…この作品。
色々と語りかけているゾ。
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