2007/10/11

ちょっと寄り道 10月7日(日)

この日は、しもなおちゃんご一家と、幸運にもランチをご一緒させていただくことになりました。なるべく身軽でお出会いしたかったので、ホテルをチェックア ウ後、先ず、東京駅へ行き、スーツケースをコインロッカーへ預けました。その後、待ち合わせ場所にしていた浅草は雷門へと移動しようと思ったのですが、早 め行動をし過ぎて、お約束の時間までには少々間が…。ということで、上野でちょっと途中下車。

何故、上野か。一目、不忍池が見てみたかっ たのです。実は、以前読んだ内田康夫氏の「浅見光彦シリーズ」、『上野谷中殺人事件』にて、不忍池は琵琶湖を模して作られている、というような件がありっ た為、一目確かめてみたかったのです。竹生島を意識した島もあるのだとか、そういった内容が小説の中に出てきました。wikipediaでも、そのようにあります。

そ んな理由で訪ねた上野恩賜公園、実は小学校5年生の時、スイスに発つ数日前に父方の祖父母と訪れたことがあるのですが、残念ながら動物園に行ったこと以外 は記憶に乏しく、今回が初めてのようなものでした。その当時は、3年間、祖父母と会えなくなるという現実を受け入れることが精一杯でしたから、観光は二の 次だったことを思い出します。

さて、今回。東京メトロ銀座線の駅を出て、階段を上がると先ずは 西郷隆盛像のある広場へ。「あっ、ハチ公や!」と叫ぶ観光客にまみれて、ham君と私、それぞれ 西郷隆盛像をバックに写真を撮り、観光客気分を味わいました。その後、池の方向へブラブラ歩いて行くと、お寺を発見!、『清水観音堂』というお寺でした。今回の旅行では、お寺巡りは考えていませんでしたので、残念なことに御朱印帳を持って来ていませんでした。ですが、お参りをして、御朱印帳を忘れた人用に準備されている御朱印を頂いてきました。


さて、いよいよ不忍池へ。思わぬところでお寺参りをしたお陰で、時間がなくなってしまい、池の周囲をお散歩する時間はありませんでしたが、とりあえず一目見ようといってみると…、あれ?水が見えない!蓮の葉だらけ。ギッシリと蓮の葉が群生したいました。確かに琵琶湖にもこの様な場所はありますが…。なんだか私が思い描いていたイメージとは随分とかけ離れています。

更に歩みを進めて行くと、漸く水を発見しましたが、抹茶色。そして生息する亀たち。その抹茶色の池の中をよーく見ると、大きな鯉が沢山泳いでいます。これにはビックリしました。が、しかし、ますます、私のイメージとは違います。この旨、ham君に伝えると、あっさり、「まあ、池、だからね」と、一言。確かに、その通りで、納得しましたが、池を一周歩いてみたら、琵琶湖を髣髴する何かを見つけることができるかもしれない…と、実は”それでも、まだ”密かに思っており、これを確かめるのは次回、東京に行った時のお楽しみにとっておくことにしました。

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