私がたまたまお寺に生まれ、子供時代をそこで過ごしたからでしょうか。それとも日本人であることがそうさせているのでしょうか。または、寺院という場所にそういう力があるのでしょうか。お寺に行くと、とても心が落ち着きます。
ゴールデンウィークのある一日、母と一緒に京都にある真宗仏光寺派の本山に行きました。 私の生まれ育ったお寺の宗派の本山です。1212年、親鸞聖人が越後流罪から赦免されたのち、帰京して山科に建てた草庵が佛光寺の草創との説もあるようで、歴史は深いようなのですが、お西さん(浄土真宗西本願寺派)やお東さん(浄土真宗東本願寺派)の本山とは違い、とても小ぢんまりと、またひっそりとしています。私は赤ちゃんの頃にするお宮参りを本山でしてもらったようなのですが、今回本山を訪れたのはその”お宮参り”以来だったのではないでしょうか。
本山で用事を済まし、その後、母と二人で食事をしました。私の曾祖母のお墓参りもできましたし、よい一日を過ごしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿