六角堂に 行って来ました。長い間ずっと行きたかったお寺です。まさに念願成就。六角堂は聖徳太子が四天王寺建立の為の木材を調達しに訪れた折にお告げを受けて建て られたお寺ですから、随分と古いことになります。親鸞聖人もこのお寺に縁の人で、百日参籠をされている間に二度もお告げを受けられ、そのことがきっかけと なって浄土真宗を開かれました。歴史の中の大きな出来事に二度も関わり見届けたお寺なのですね。
六 角堂は普段私が買い物に出かける大通りから一本中に入ったところにあります。都会の喧騒の中、ぽかりと空間だ切り取られたようにして存在していました。決 して広いとは言えない敷地でしたが、大きなお堂と数個の小さなお堂、そして何体もの可愛らしいお地蔵様がとても大切に安置されていました。日常の買い物帰 りの地域の人々…近くのオフィスで働く人々…観光で訪れた人々…絶え間なく色々な顔ぶれがお堂の前に立ち止まり手を合わせていきます。こういうのを憩いの 場と言うのだろうと思いました。聖徳太子の時代から、六角堂はいったい何人の人々を見守ってきたのでしょうか。思わず感慨深くなると供に、私も大きな時の 流れの中に身を置く一人なのだと実感しました。
お 地蔵様のところで手を合わせていると、五円玉の穴の中に小さなお地蔵様が入っておられるお守りがあるとの立て看板に目が行きました。なんでもお守りを両掌 の中に包み込んで手をすり合わせ、願い事をささやくと願いが叶うのだとか。お願い事をしなくても、なんだか気持ちが落ち着きそうでとっても惹かれるものが ありました。普段はお守りなど持たない私ですが、その可愛らしさについ欲しくなりham君におねだり。買ってもらいました。ham君ありがとう、大切にし ます。
そうそう、六角堂には思わず惚れ惚れとするようなとっても立派な柳がありました。大きな桜の木もあり、ham君と春にまた来ようねと早くもお花見の予定を立てました。とても素適な時間を過ごしました。
2009/11/29
2009/11/28
Advent
2009/11/27
白菜と豚肉の炊いたん
今夜のご飯に白菜と豚肉の炊いたんを作りました。お鍋に白菜の芯を敷き詰め、その上に豚肉をバランスよく置き、白菜の葉の部分豚肉と重ね入れました。なんとなくこの方が豚肉の甘味が白菜にしみ込みやすいのでは?と思ってこうしました。そこに少量の料理酒(もしかすると水の方が美味しいかも)を垂らし蓋をして強火で煮込みます。程なく白菜から水分が出てきますから、そこに砂糖、醤油、みりんを回し入れ蓋をして更にグツグツ。山盛りあった白菜はあっと言う間にしょぼしょぼとなり、代わりに出てきた水分でお鍋が満たされていきます。その水分の量ときたら!あれ!?私水もいれたっけ?と思い直す程たっぷりと出てきます。白菜の水分だけで充分に煮物が仕上がりました。
デニッシュペストリー
ホームメイド協会・パンコース・パートⅣ・第四回講習ではデニッシュペストリーを習いました。デニッシュペストリーには糖分が多く生地が柔らかく織り込み油脂が少ないアメリカタイプと、糖分少な目で生地が固く織り込み油脂が多いヨーロッパタイプの2種類があります。私たちがこの講習で取り扱われたのは前者でした。本音を言えばヨーロッパタイプを教えて欲しかったですが、これはパンコースを卒業して免許状を取得した者にのみ受講できる”セミナー”にて講習が予定 されているそうです(免許状取得には21万円かかるのです)。この日、私たちが習ったのはガルショーク、チョコデニッシュ、フルーツデニッシュ、コックス コーム、ウインナーデニッシュ、クリームチーズデニッシュの7種類でした。ホームメイド協会ではフィリングやスープも手を抜かず丁寧に作ります。ですから、これだけ作るとなると流石に大仕事で、普段の講習ならば1時に終了するとこ ろをこの日は2時半までかかりました。頑張って作っただけあってとっても良いできになりました。特にクリームチーズとコックスクリームは美味しくできて感激でした。ガルショークのスープも美味でした。
左上から時計回りにコックスコーム、ウインナーデニッシュ、チョコデニッシュ、フルーツデニッシュ、クリームチーズデニッシュ。因みにデニッシュははデンマークの代表的な菓子パン(デニッシュ=デンマークの、ペストリー=菓子パン)で、オーストリアのウイーンから伝わった織り込み生地がデンマークにて色々な種類のペストリーとして発達したものなのだそうです。
左上から時計回りにコックスコーム、ウインナーデニッシュ、チョコデニッシュ、フルーツデニッシュ、クリームチーズデニッシュ。因みにデニッシュははデンマークの代表的な菓子パン(デニッシュ=デンマークの、ペストリー=菓子パン)で、オーストリアのウイーンから伝わった織り込み生地がデンマークにて色々な種類のペストリーとして発達したものなのだそうです。
2009/11/26
ERⅥ…ネタバレ注意
Season6がGyaO!にて公開されています。もちろん観ています。ところが、第一話から「?」。いきなりCarolが妊娠して登場、しかも双子。確かblogに記していた筈と遡ってみると、Season5を観終わったのが今年の春、3月頃だった様ですから既に8ヶ月が経過しています。内容なんて忘却の彼方、全く思い出せません。どうやらDougの子供らしいということはわかりましたが、結局どういう成り行きだったのか、何故DougはCarolと一緒じゃないのか…わからずじまい。だって私はsotamannみたいに帳面に記録していませんから…。そんなわけでサクッとご説明願えませんか、sotamann!
2009/11/25
おむすびころりん
2009/11/24
到来
予想通り佐伯チズさんが私の中で流行っています。それはもう、けっこうなはまりよう。今回ご紹介する本には季節毎のスキンケアが書かれていると同時に、旬の食材を使った美容に良いレシピが掲載されています。レシピの如何によっては手に入りにくい食材や、日々の食卓には高価すぎるものが掲載されていることもあるのですが、佐伯さんのレシピではこのような心配はご無用、有難いことにどのスーパーにでも売っている食品が殆どの上に、どれもこれもがリーズナブルな顔ぶればかり。更に言えばそのどれをとっても簡単で手早くできるメニューですから、日常のご飯に気軽に仲間入りさせられます。真にユーザーフレンドリーなレシピです。既にそのうちの幾つかを試しに作ってみましたが美味しいですし、次の日の肌が違いましたね!佐伯さんは医食同源(病気を治すのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ)という言葉を繰り返し言っておられますが、この本を読んで食事の大切さに改めて気付かされています。ますます佐伯ワールドに引き込まれている私です。
読んでみた
興味があって読んでみました。翻訳の歴史から現場の様子まで系統的に書かれてあり、翻訳という職種を詳しく知りたくて読んだ私にとっては、まさにもってこいの本だったと言えます。翻訳と一言に言っても色々な分野がありますが、この本では産業翻訳に焦点を絞って書かれていました。言語とは=文化と言ってもよいほどにその国の習慣や民族性を反映するものだと思っています。その言語を異なるものに置き換えることが翻訳ならば、翻訳者は文化の橋渡しをしていることになると常々思ってきました。この本では意訳という内容でこれらを説明していたと思いますが、ただ字面を置き換えるのではなく○○語で書くとしたらどうかということを念頭に置き、内容を学び伝えることこそが翻訳なのだと。非常に魅力的な職業だと再確認したと同時に、なんと過酷な職業かと改めて感じました。
2009/11/18
歩く
最近よく歩きます。てくてくとひたすら歩いています。職場からの帰りとか買い物の帰りとか、とにかく歩けると思ったときは歩くように心がけています。最初はダイエットのためにと思っていたのですが、最近では歩くこと自体が目的になっている感じがします。なぜこんなに歩くことにはまってしまったのか。歩いていると、自動車や自転車で見ていたときとは違う風景が楽しめるというのがあります。あら!?こんなところにこんなお店があったかしら!?とか、こんなところにこんな花が咲いている!とか、些細なことなのですが新しい発見がありわくわくします。てくてく歩いていると風景を楽しめるばかりか、考え事もまとまり、良いアイディアが浮かんでくることが多い気がします。また気持ちが落ち着くような感じもあります。ただ歩くという単純な反復運動が良いのでしょうか。一石二鳥も三鳥も、良いことずくめのウォーキング、これで減量できたら本当に言うことない!のですが…どうでしょう。今後に乞うご期待!といったところです。
*写真のラベンダーは先週の日曜日W.Boleroに行った帰りの道端に咲いていたもの。
*写真のラベンダーは先週の日曜日W.Boleroに行った帰りの道端に咲いていたもの。
2009/11/14
Eierschecke
Eierschecke(アイアシェッケ)、ドイツ東部のドレスデン地方のベイクドチーズケーキ、3時のおやつにham君が入れてくれたコーヒーと一緒にいただきました。上からそぼろ状クッキー、バターとカスタードクリーム、クリームチーズ、クッキー生地の4層仕立てになっています。どっしりと濃厚なのですが、それぞれの素材の味をしっかりと味わえて、且つ甘すぎない、それはそれは美味なケーキのです。お気に入りです。ピンクのまん丸なものは、おまけに買ってもらったラズベリーのマカロン。かわいいです。
因みにこのEierschecke、W.Boleroというお店のものなのですが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の新食わず嫌い王決定戦で紹介されたのだそうです。私たちはTVで紹介される前に一度だけお茶をしたことがあります。そのときに「これは美味しい」と舌鼓を打ち、良いお店を見つけたと思っていました。ところが「とんねるずのみなさんのおかげでした」の放映後は超人気店になってしまい、カフェに入るのに並ばなくてはいけなかったり、ケーキ自体が売り切れてしまったりで、なかなか二度目にありつけずにいました。そして今日、カフェは相変わらずの満員でしたが、ケーキはまだショーケースに並んでいました。そんなわけで、ham’s cafeにお持ち帰りしたのでした。
因みにこのEierschecke、W.Boleroというお店のものなのですが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の新食わず嫌い王決定戦で紹介されたのだそうです。私たちはTVで紹介される前に一度だけお茶をしたことがあります。そのときに「これは美味しい」と舌鼓を打ち、良いお店を見つけたと思っていました。ところが「とんねるずのみなさんのおかげでした」の放映後は超人気店になってしまい、カフェに入るのに並ばなくてはいけなかったり、ケーキ自体が売り切れてしまったりで、なかなか二度目にありつけずにいました。そして今日、カフェは相変わらずの満員でしたが、ケーキはまだショーケースに並んでいました。そんなわけで、ham’s cafeにお持ち帰りしたのでした。
2009/11/13
新たなブーム到来か!?
もう10年程前になるでしょうか、その頃仲良くしていた女友達が、「佐伯チズさんの美容法にはまっているのだけど、凄く良いよ!」と、興奮気味に話していたことがありました。当時の私はそうなのかと少々の興味を抱きつつも、その場だけの話で終わらしていました。それから月日は巡り、先日のこと。図書館でいつものように書棚の間をぶらり歩いていると左の写真の本を発見しました。そういえば!と頭の片隅にあった記憶が蘇り、遅ればせなが佐伯チズワールドを覗いてみることにしました。どんなに特別なことが書いてあるのかと読んでいると、意外と母親や祖母から教えられたことや、いわゆる”常識”だろうと思ってきたことが書いてあります。それ以外でも、背伸びをせずとも実践できる内容が殆ど。これなら私もトライできるかもしれない、そんな庶民的なあれこれが書かれているのです。早速、図書館に行って彼女の他の書籍を借りてきましたし、今回読んだ本に書いてあるレシピの中の幾つかも試しに作ってみました。追々ご紹介したいと思います。
意外と難しい
2009/11/11
読書?
読書、と言えるのでしょうか。沢山の写真とエッセイが綴られている三冊、楽しみながらペラペラと読みました。作者の雅姫さんを知ったのは「天然生活」という雑誌を読んだのが初めてですが、もしかしたら雅姫さんが「anan」のモデルをしておられた時に、目にしていたかもしれませんね。現在はハグオーワー(もともと子供服が始まりだそうです)というブランドを立ち上げて、洋服や雑貨のデザインを手掛けておられます。ご本人が花柄がお好きだからでしょう、商品にはとっても可愛らしい花柄のものが多く、こんな洋服が似合ったらなとか、こんな雑貨に囲まれて暮らせたらななど思わず溜息をついてしまうほど。なかなか”こんなふう”な生活はできないけれど、いつか”こんなふう”な生活がしたいなと思いながら読んだ三冊でした。すぐには実現できなくても、憧れの存在や憧れの生活、それらを思い浮かべたり思い続ける、そのこと自体に苦労はいりません。いつも頭の片隅においておくこと、それが大切なのではないかと思う今日この頃なのです。
*私の好きな「暮らし」のかたち
*リネンとかごとヒヤシンス
*やさしい生活やさしい時間
*私の好きな「暮らし」のかたち
*リネンとかごとヒヤシンス
*やさしい生活やさしい時間
ブレックファーストブレッド
「食パン応用」のクラスで習ったブレックファーストブレッドを焼きました。我ながらかなり上手に焼けたと自画自賛したこのパン、その日のうちにham君の胃袋に納まりました。スイスに住んでいた頃の話なのですが…。丁度このブレックファーストブレッドのような形をしたパンの中に、プラスティックの王様が一つだけ入っていて、それを探し当てた人はその日一日”王様”として何でも命令できる、というのがあったのですが…。何かの行事かお祭りの際に売り出されるパンだったような記憶があります。幼い頃の思い出なので定かではないですが、このパンを焼きながら懐かしく思い出してしまいました。
swedish night
もう先々週の週末のことになるのですね。このところ日が過ぎるのが早いと感じるのは私だけでしょうか。初秋にIKEAに買い物に行った際に手に入れたスウェーデン料理の本を片手に、ham君と一緒に”IKEAのミートボール”を作りました。”IKEAのミートボール”はなんであんなに美味しいのかな…とずっと疑問だったのですが、この日、ようやく謎が解けました。ミンチ、玉葱の微塵切り、パン粉、卵とまでは予想通りの材料だったのですが、茹でたジャガイモをマッシュして入れるとあり、ちょっとビックリ!したと同時になるほどな…、と思いました。フライパンに溶かしたバターでじっくり焼いたミートボールはサクットと、だけれどもふわっと(IKEAのよりもふわふわになってしまい歯応えがいまいちでした)した、美味しいミートボールができました。夕方にお散歩がてら買いに行ったワインと一緒にいただきました。写真の奥に映っているのはアペタイザー代わりに作ったもの。これは真ん中の妹に教えてもらったもので、クリームチーズを薄切りのサーモンでクルクルと巻いたものです。これが美味しい!我が家の定番になりそうです。
2009/11/08
ABC
今日、ABC Cooking Studioの無料体験に行って来ました。テニススクールで仲良くしてもらっている、ももさんの紹介で参加させてもらうことができました。私はホームメイド協会でしかパンを習ったことがありません。ですから、他の教室ではどんなレシピで作っているのか、どんな製法を取っているのか、違う世界を見たくて、何日も前から今日が来るのを楽しみにしていました。
さて、今日はVienna Sausage RollとAlmond Breadの二種を習いました。同じ配合のリッチな生地を使用しました。ホームメイド協会では約20分間、生地を叩く工程があるのですが、ABCでは独自の製法を取り入れている為、叩きの作業が非常に少なくて済みます。ただし、机の上で生地を文字通り捏ねる作業が数分から十数分間ありました。私のようにアパート住までは、音を気遣うあまり叩く行程は遠慮してしまいがちですが、この方法ならば問題なく思いっきり捏ねることができると思いました。この他、ABCの方がベンチタイムが10分間短かったですが、作る工程に関してはこれら以外の大きな違いはありませんでした。
帰ってからham君と二人、今日作ってきた二種類のパンを、今日の成果を話しながらいただきました。とっても良い経験をさせてもらいました。ももさん、ありがとうございました!
さて、今日はVienna Sausage RollとAlmond Breadの二種を習いました。同じ配合のリッチな生地を使用しました。ホームメイド協会では約20分間、生地を叩く工程があるのですが、ABCでは独自の製法を取り入れている為、叩きの作業が非常に少なくて済みます。ただし、机の上で生地を文字通り捏ねる作業が数分から十数分間ありました。私のようにアパート住までは、音を気遣うあまり叩く行程は遠慮してしまいがちですが、この方法ならば問題なく思いっきり捏ねることができると思いました。この他、ABCの方がベンチタイムが10分間短かったですが、作る工程に関してはこれら以外の大きな違いはありませんでした。
帰ってからham君と二人、今日作ってきた二種類のパンを、今日の成果を話しながらいただきました。とっても良い経験をさせてもらいました。ももさん、ありがとうございました!
2009/11/06
おべんと持って、天神さん
日は遡って10月25日(日)のこと。ham君と一緒に天神さんに行きました。天神さんとは京都は北野天満宮の縁日のことを言います。毎月25日に催されるこの縁日、たこやき、たいやき、綿あめ等の屋台はもちろん、植木屋さん、布屋さん、お茶屋さん、器屋さん、古道具屋さんまで、本当に色々な屋台が所狭しと軒を連ねます。何を買わなくとも、ただ店先を覗いているだけで十分に楽しめる天神さん、私は年に数回、どうしても行きたくなるのです。
この日は午前中にham君が散髪に行く予定でしたから、ham君が髪を切ってもらっている間に私がお弁当を作り、ham君の散髪が終わるのを見計らって私が自宅を出発、京都駅で落ち合って北野天満宮に向かいました。お弁当には、前の日に焼いておいたバターロールに、ソーセージと卵、レタスを挟んだ簡単なサンドイッチを準備しました。こういう日のお弁当を作るのって、とっても楽しいですね!
北野天満宮に行くとあたり一面、人、人、人。老若男女、本当に沢山の出足でした。学問の神様というだけあって、受験生とみられる学生さんたちも多く、みなさんそれぞれに絵馬などを奉納しておられました。私たちもお参りをして、露店を見て回ることに。今回の出店で一番おもしろかったのが、鎧屋さん。厳つい鎧が何体も売られていたのですが、一体誰が何の目的で購入するのでしょうか。おそらくはインテリア…。でも自宅に飾ってあったら怖いですよね…。そんなこんなを二人密やかに話しながら、ぶらり散策。とても楽しい半日を過ごしました。ham君、連れて行ってくれてありがとう!
この日は午前中にham君が散髪に行く予定でしたから、ham君が髪を切ってもらっている間に私がお弁当を作り、ham君の散髪が終わるのを見計らって私が自宅を出発、京都駅で落ち合って北野天満宮に向かいました。お弁当には、前の日に焼いておいたバターロールに、ソーセージと卵、レタスを挟んだ簡単なサンドイッチを準備しました。こういう日のお弁当を作るのって、とっても楽しいですね!
北野天満宮に行くとあたり一面、人、人、人。老若男女、本当に沢山の出足でした。学問の神様というだけあって、受験生とみられる学生さんたちも多く、みなさんそれぞれに絵馬などを奉納しておられました。私たちもお参りをして、露店を見て回ることに。今回の出店で一番おもしろかったのが、鎧屋さん。厳つい鎧が何体も売られていたのですが、一体誰が何の目的で購入するのでしょうか。おそらくはインテリア…。でも自宅に飾ってあったら怖いですよね…。そんなこんなを二人密やかに話しながら、ぶらり散策。とても楽しい半日を過ごしました。ham君、連れて行ってくれてありがとう!
ラケットの向こう側
今日はテニスのレッスンでした。私が在籍しているクラスは通常5人のメンバーで練習していますが、今日はお休みの方が重なり、2人での寂しいレッスンになりました。ですがそんな少人数を活かして、コーチがいつもにも増してとても丁寧に教えて下さいました。特に私の不得意なボレーでは、ラケットの位置や角度など、私の手を持って一緒にボールを打って下さいました。その時の感覚でもって、その後、自分でボレーをしてみました。目から鱗でした。”ラケットからボールを見るようにして”打つ、ということを今までにも教えてもらってきましたが、これを体験できたのです。今までどうやっても”ラケットからボールを見る”ことができなかったのですが、今日はラケットのガット越しにしっかりとボールが見えました。大袈裟かもしれないのですが、ちょっと涙が滲むほどに感動しました。コーチ、ありがとうございます。
2009/11/04
人はわからないもの
先日、19年来の友人canaと京都の街で会いました。私たちが会うのはそう珍しいことではありません。この19年間、数ヶ月に一度は必ずお互いの顔を見て、近況を報告し合ってきたのではないでしょうか。そんなcanaと、かつて私たちが中学生だった頃に思い描いていた将来の自分像について話しました。中学生だった私たちは、canaは家庭的な大人になると想像していましたし、私は仕事に全てをかけるような大人になると思っていました。ところが今の私たちをみると、子供だったあの頃の私たちを大きく裏切る結果となっていました。そう、私が意外に家庭的な面を多く持ってることが判明しましたし、canaが予想を遥かに上回ってキャリアウーマンになっていました。人ってわからないものだね…と。一回会うと、ほぼ半日は一緒にいる私たち、きっとhamくんなどは「よくそんなにも話すことがあるもんだ」と、半分呆れ顔なのではないかと思います。不思議なもので話は尽きず、近況報告に始まり今回ご紹介したような他愛のない内容にいたるまで、まったり話し込んでしまいます。そんな時間が私にとっては宝物。そのときに色々と考えるだけでなく、canaと分かれた後もしばしは話した内容を思いを巡らせたりします。豊かな時間なのです。
*写真はこの日のランチにでてきた人参のポタージュ。スープが美味しい季節になりました。
*写真はこの日のランチにでてきた人参のポタージュ。スープが美味しい季節になりました。
2009/11/03
ガトーショコラ
先日、ガトーショコラを初めて焼きました。無類のチョコレート好きの私が、何故今までこのケーキを焼かずにいたのでしょうか。自分で作ろうという発想事態がまるでなかったのですから驚きです。
それで作ってみたら、意外や意外!ただ混ぜて焼くだけ!簡単でした。とは言うものの、実は色々とコツがあります。今日、たまたまホームメイド協会でケーキコースを卒業した知り合いに会い、色々と伝授したもらいました。私がどっしりとした、ぎっしりと目の詰まった濃厚なガトーショコラが好きだと言うと、メレンゲをしっかりと生地に混ぜ込むことだと教えてくれました。どうやら一般的にはふんわりとしたガトーショコラが人気のようで、皆さん、いかにしてふんわりとした生地にするかに力点を置かれている様子でした。チョコレートの湯銭の温度管理に始まり、メレンゲの混ぜ合わせ方など、それはそれは気を遣ってらっしゃる様でした。それに比べて私ときたら正反対のガトーショコラが好きときましたから、特に何も気を遣うところはないのです。要するに混ぜて焼きだけでO.K.、簡単だったわけです。しかしこうなったら、どっしりぎっしりガトーショコラを極めようと目論んでいます。
それで作ってみたら、意外や意外!ただ混ぜて焼くだけ!簡単でした。とは言うものの、実は色々とコツがあります。今日、たまたまホームメイド協会でケーキコースを卒業した知り合いに会い、色々と伝授したもらいました。私がどっしりとした、ぎっしりと目の詰まった濃厚なガトーショコラが好きだと言うと、メレンゲをしっかりと生地に混ぜ込むことだと教えてくれました。どうやら一般的にはふんわりとしたガトーショコラが人気のようで、皆さん、いかにしてふんわりとした生地にするかに力点を置かれている様子でした。チョコレートの湯銭の温度管理に始まり、メレンゲの混ぜ合わせ方など、それはそれは気を遣ってらっしゃる様でした。それに比べて私ときたら正反対のガトーショコラが好きときましたから、特に何も気を遣うところはないのです。要するに混ぜて焼きだけでO.K.、簡単だったわけです。しかしこうなったら、どっしりぎっしりガトーショコラを極めようと目論んでいます。
2009/11/02
完全に包囲されている
2009/11/01
再会
私たちがお付き合いを始めた頃から、足繁く通ったイタリア料理レストランに『Giornata』というのがありました。とびっきり美味しいイタリア料理と、楽しそうに働く人たちがいる、私たちのお気に入りのお店でした。記念日にはもちろん、楽しかった日も悲しかった日も『Giornata』に通ったものです。その思い出深い『Giornata』で私たち二人の新しい門出の日を迎えたいと考え、5年前の秋の良き日に結婚式を挙げました。ところがそれから2年余り経った頃、『Giornata』がブッフェ形式を取り入れることになりました。ブッフェ形式になってしまったら、『Giornata』らしくなくなってしまう…。そう思った私たちは『Giornata』を良い思い出のまま心に残したくて、パタリと行かなくなりました。いつも良くして下さっていたウエイターさんもお店を去りました。今日知ったことですが、料理長さんも『Giornata』を去っていたのです。
…『Giornata』は今はもうありません。
今日、久しぶりに外でランチをしようとインターネットで検索、『Taverna Kappa』というイタリア料理店を発見しました。『Giornata』がなくなってから”美味しい”イタリア料理店ジプシーをしていた私たち、今日も新たなるチャレンジへと挑みました。
『Taverna Kappa』はご夫婦で切り盛りしておられる小ぢんまりした、ステキなこだわりにの数々に彩られた空間でした。私の好きな感じです。これでお食事が美味しかったら言うことなし!そう思いました。メニューには味の良し悪しがはっきりと出てしまうものがズラリ。ハズレても良いように覚悟を決めてオーダー。先ずは前菜、色々なお野菜のサラダ、エビのフリッター、カポナータ、玉葱の皮ごとローストにバルサミコ酢をかけたもの、の四種。お野菜はどれも新鮮で且つそのものの味をしっかり主張、エビは香ばしくパリパリ、そしてカポナータは『Giornata』の味。思わずham君と顔を見合わせてしまいました。これは『Giornata』の味だ、だけれども、どうして…。そして次に来たトマトソースとモッツァレラチーズのパスタもやっぱり『Giornata』の味。ham君がオーダーしたボローニャ風ミートソースも!これは偶然にしては出来すぎていると思い、奥さんにおずおずと聞いてみました。「以前にどちらかでお店をやっておられましたか?」と。すると、「彼が『Giornata』というところで料理長をしていました」と。もう感極まってしまい言葉がありませんでした。あとはただただ嬉しくて、私たちが『Giornata』を好きで通っていたこと、結婚式を挙げたこと、何を言っているのか自分でもわからなくなるほど喜びがこぼれ出て言葉となって…。
そして最後にいただいたデザート。今日はチョコレートのケーキ、パンナコッタ、洋ナシのジェラートの三種盛り。確かに『Giornata』の味。懐かしくて懐かしくて…涙がじんわりとにじんできて困りました。そう言えば…最後に『Giornata』でご飯を食べた日の帰り、涙がぽろぽろと出てきて困ったっけ。『Giornata』がなくなって、なんだか私たちの思い出も一緒になくなってしまったような寂しい気持ちでしたが、今日は懐かしい味と供に一気に私たちの時間が帰って来ました。来年からは結婚記念日に微かな寂しさを味わうことなく、新しく思い出を作っていくことが出来そうです。
…『Giornata』は今はもうありません。
今日、久しぶりに外でランチをしようとインターネットで検索、『Taverna Kappa』というイタリア料理店を発見しました。『Giornata』がなくなってから”美味しい”イタリア料理店ジプシーをしていた私たち、今日も新たなるチャレンジへと挑みました。
『Taverna Kappa』はご夫婦で切り盛りしておられる小ぢんまりした、ステキなこだわりにの数々に彩られた空間でした。私の好きな感じです。これでお食事が美味しかったら言うことなし!そう思いました。メニューには味の良し悪しがはっきりと出てしまうものがズラリ。ハズレても良いように覚悟を決めてオーダー。先ずは前菜、色々なお野菜のサラダ、エビのフリッター、カポナータ、玉葱の皮ごとローストにバルサミコ酢をかけたもの、の四種。お野菜はどれも新鮮で且つそのものの味をしっかり主張、エビは香ばしくパリパリ、そしてカポナータは『Giornata』の味。思わずham君と顔を見合わせてしまいました。これは『Giornata』の味だ、だけれども、どうして…。そして次に来たトマトソースとモッツァレラチーズのパスタもやっぱり『Giornata』の味。ham君がオーダーしたボローニャ風ミートソースも!これは偶然にしては出来すぎていると思い、奥さんにおずおずと聞いてみました。「以前にどちらかでお店をやっておられましたか?」と。すると、「彼が『Giornata』というところで料理長をしていました」と。もう感極まってしまい言葉がありませんでした。あとはただただ嬉しくて、私たちが『Giornata』を好きで通っていたこと、結婚式を挙げたこと、何を言っているのか自分でもわからなくなるほど喜びがこぼれ出て言葉となって…。
そして最後にいただいたデザート。今日はチョコレートのケーキ、パンナコッタ、洋ナシのジェラートの三種盛り。確かに『Giornata』の味。懐かしくて懐かしくて…涙がじんわりとにじんできて困りました。そう言えば…最後に『Giornata』でご飯を食べた日の帰り、涙がぽろぽろと出てきて困ったっけ。『Giornata』がなくなって、なんだか私たちの思い出も一緒になくなってしまったような寂しい気持ちでしたが、今日は懐かしい味と供に一気に私たちの時間が帰って来ました。来年からは結婚記念日に微かな寂しさを味わうことなく、新しく思い出を作っていくことが出来そうです。
- 1枚目の写真は在りし日『Giornata』の看板
- 2枚目の写真は『Taverna Kappa』のカードとお土産のビスコッティ、ham君のコーヒーと一緒に
- 3枚目の写真は『Taverna Kappa』のデザートに添えられていたミント、スイスはUsterの蚤の市で買った10Rappenの小さな花瓶に入れました
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