左の写真に写っているのは水琴窟です。水琴窟の神秘的な音色を聴いたのは初めてでした。もしかすると、過去に何度か体験しているのかもしれませんが、記憶 にはありません。本当に美しい音色ですね。
最初は、その音色を楽しんでいたのですが、暫くすると、この音はどうやって作られているのだろう…という疑問で 頭が一杯に。ham君に聞いてみるも、珍しく「知らない」との返答。そういうわけで自宅に帰ってから調べてみました。
私は、水琴窟の音色は自然に出来た空洞に、上にあつ手水鉢から水が滴り落ちる時に音が生まれ、これが反響するというものではないか、と推測していました。しかし、実は水琴窟は人工的なもので、日本庭園の装飾の一つなのだそうです。お恥ずかしながら知りませんでした。日本庭園の素晴らしさに改めて驚かされました。
Wikipediaで調べたところによると、手水鉢の下に小さな穴の開いた瓶が、逆さに伏せて埋められていて、底は粘土などで固めて水が溜まるように細工されているそうです。この地中にある瓶の小さな穴に、上に置かれている手水鉢から流れ落ち、そして、その時に発生する音が瓶の中で反響し、あたかも琴の音色のような涼やかで美しい音となり、我々の耳に届くのだそうです。地中に埋められた瓶の素材は、素焼きの陶器のものが水滴を作るのには適しているとのことですが、最近では金属製のものもあるそうです。私が気になったのは大きさなのですが、これは幅広く、深さは30cm-1m、直径は30cm-50cm程度、底の穴は2cm程度と書いてありました。
重ね重ね…お恥ずかしいのですが…、私にとって以上の構造の説明を、文字だけでイメージするのはとても困難でした。理解を深める為にWikipediaに載っていた図が大変役に立ちましたので、読み返した時の為の資料として、ここに載せておきたいと思います。
今回、初めて(記憶に残っている範囲では)水琴窟の音を聴き、心が洗われた様に感じましたし、又、日本の文化の奥深さにも改めて触れることが出来た様に思います。ぜひ、他の場所でも水琴窟の音色を楽しみたいと思っています。ham君!また機会を作って、水琴窟のある日本庭園に行こうね!
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