以心伝心、暗黙の了解、阿吽の呼吸などなど、と言うものを信用しないわけではないし、実際にそういう事態も経験しているし、あるのだと思います。そういうのが「本当の夫婦」なのかもしれないし、私達は、まだその域に達していない、と言われればそれまでですが…。
でも、私は言葉で伝え合うことの大切さを主張したい、と思っています。お互いに常にコミュニケーションを取ることって、本当にお互いをわかりあう上では必要なことだと思っています。ham君もそういう考えの持ち主だと思います。ですから、わが家では絶えず喋っていますし(私が一人で喋っているという噂も一部で囁かれている…ようですが)、その為にTVも朝のひと時を除いては(時計代わり)殆どと言ってよい程、付いていません(これが我々が世の中の流行に疎くなる原因でもありますが…)。
ところが、お互いに会話をすることを心がけていても「いきちがい」や「思い違い」の部類は発生します。それが、7月8日(日)にもありました。お互い悪気はないのですが、こういうことって起こるものです。このような事態になると、わが家ではじっくり話し合うことが常になっています。今回も例外ではありません。時に、「いきちがい」や「思い違い」に端を発して、他の内容にまで話が派生し、お互いを傷付けることもあります。でも、こういう話し合いはとても大切だし、実りあるものだと感じます。
ham君と一緒に過ごすようになって6年目、一緒に暮らし始めて5年目、短い時間ではないと思うのですが、まだまだham君の新たな一面は存在しそうです。それに驚きなのが、自分の知らない自分も続々と見えてくるのです。相手の新たな一面と向き合い、受け入れつつ、今まで気が付かなかった自分のそういった部分も認め、受け入れる、これって、とてつもなく重労働だったりします。特に予想もしていなかっただけに、後者には体力を奪われる気がしています。人間同士、向き合って生きていくって凄いことだと思います。二人、我々の場合は夫婦ですが、この単位って、最も小さな集団、社会だと思うのですが、維持するのには、本当に大変なパワーが必要だと思います。
というわけで、日曜日の夕方にスタートした話し合い?喧嘩?でも、私はとてつもないパワーを使い、その後はヨロヨロ。もちろん、ham君もそうだたのでしょうけれど、この日は、私のヨロヨロ度の方が、上だったのでしょうね。お夕食と作ってくれました。メニューは、先日、私が作り置きしておいたバジルソースを使って、スパゲッティ・ジェノベーゼ、これまた私が作り置きしておいた人参のサラダにベランダ菜園のトマトをデコレーションしてくれたもの、アボカド(この日はお醤油とわさびで頂きました)でした。美味しかったです。ham君、ありがとう。
4 件のコメント:
逆に考えれば
「ちょっとした積みかさね」があって生活が成り立っているのだと思います。
そのうち「重み」を感じるすてきなお年寄りになっているのでしょうね。
意外とほほえましく日記をよませていただきました。
>めがねうさぎさん
そうですね。本当、生活って積み重ね。毎日の些細なことを、少しずつ少しずつ重ねていきたいものです。
今までそういうときは常に俺が悪いという風にされてきた俺は若干羨ましくもあり、謝るだけではすまない(←心が無いのはバレバレですが)面倒臭さも感じますな。
akouもham君も偉いなぁ。
>sotamann
確かに体力、気力、いりますねぃ。これは私達2人のスタイルだけど、他のカップルはどうしているのかねぇ?きっと、それぞれのスタイルがあるのだろうね。
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