高校時代と今とでは、オーストラリアに行って、感じることとか、考えることとか何か違った?オーストラリア旅行を終えて、F-Mumと私の母から、全く同じことを聞かれました。
実は私も今回の旅の途中で、何度もそのことについて考えていました。14年前学生だった頃とは違い、私も職を持って社会参加していますし、結婚もしています。この二つの変化は、オーストラリアを見る上で、以前には無かった新しい切り口を与えてくれたと思います。オフィス街の人通りや、スーパーマーケットの食料品売り場、F家の台所等、14年前には特に気にしていなかった場所にも目が向いていることに気が付きました。又、当時は話し合えなかった内容についてもF-Dad&F-Mumと話すことができました。
F-Dadとした話の中で印象深く残っているのは仕事のこと。F-Dadの話から、オーストラリアでは、自分のキャリアをとても大切にしていることが、伝わってきました。F家の長男もキャリアを積む為に、Brisbane市職員を退職し、現在イギリスはロンドンで就職しています。この様に、キャリアを積む為に仕事に力を入れ一方、仕事と余暇のバランスが大切であると、余暇をエンジョイすることの大切さも話し合いました。オーストラリアでは余暇の為の休暇が確実に保障されているとのことでした。今回の我々の一週間のオーストラリア旅行、日本では「よくそんなに休みが取れたね」と言われましたが、F家の皆さんからは「一週間とは少ない!」と言われたことからもわかります。
F-Mumとは結婚のこと、J&Kとは将来のこと等、色々と話すことができ、お互いに考えていることがとても近いことがわかりました。
オーストラリアにも思いを共有できる人達がいると思うと、心強く思います。
以前も同じことを書いたかもしれませんが、私が留学していたのは14年前。当たり前のことですが私の留学は既に終了しています。しかし今回の旅行を通じて、私の留学は心の中では未だ終わっていなかったということを再確認しました。そして、きっとこれからも続いて行くのだろうと思います。
私にとって、初めて両親や家族から離れて暮らす機会となったオーストラリアでの留学、半年弱、F家にお世話になって語学以外に学んだことは計り知れず、その中には歳を重ねていくと共にわかることも少なくありません。日常の生活の中の端々で、ふと思い返され、ストンをわかることがあります。私の過ごしたオーストラリアでの半年間は本当に宝だと思います。
F家の両親はもちろん、F家の家族、そして私の両親、家族、オーストラリア、日本で支えてくれた友達には感謝します。
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