F家の住む地域にあるGarden Cityという集合型のショッピングセンターからバスに乗り、約20分で市内に到着。私が高校時代に留学していたときには無かった、バス専用道路が高速道路の側道の様にして整備されたこともあり、バスは交通渋滞に巻き込まれること無く、非常にスムースに運行される様になっていました。私は通勤で毎日バスを使っていますが、日本にもこの様なバス専用道路があれば…と思わずにはいられません。しかし、国土が広いオーストラリアならではの発想なのかもしれませんね。
さて、無事に市内に到着した我ら、市内中心の少し手前のSouth Bank駅でバスを下車、Brisbane川をCity Catというボートに乗って渡り、市内中心部に入ろうとの計画でした。市内中心部に辿り着くのにそんなに時間を要しないはずでしたが、South Bank駅から船着場までに迷い、漸くCity Catに乗ったかと思えば、川の対岸の船着場から市内中心部まで行くのにまた迷い、で、結局、市内中心部に辿り着いたのはお昼過ぎ。City Cat乗船はとても楽しめたのですが、日焼けで足を痛め、まるでロボットの様に歩くham君と二人、珍道中となってしまいました。しかし、道を尋ねる私達に親切に道案内をしてくれた数人のAussieのお陰で、何とか無事に市内で昼食を取れたのでした。
*City Catから見たBrisbane市中心部
この日の昼食は市内中心部にあるカフェレストランで取りました。ham君はナチョス、私はチキンサンドイッチをオーダー、予想通り、大皿に盛大に盛られたナチョスとチキンサンドイッチが出てきました。丁度、私達がオーストラリアに滞在中、イングランドとオーストラリアのクリケットの国際試合が行われており、私達が昼食を取ったカフェレストランでも、大きなテレビにこの試合中継が流れており、多くの人が食事をしながら試合の観戦をしていました。平日でしたから、お客の中にはオフィスの仲間とわざわざ席を予約して、仕事の合間のひと時を過ごしているグループもありました。ここでもONとOFFの過ごし方、時間の楽しみ方の上手なAussie達を垣間見ることができました。
私は高校2年生のとき以来、十数年ぶりのBrisbane Cityでした。Garden Cityからのバス道もその一つですが、街の開発はどんどん進み、市内中心部はさらに賑やかになっていました。2004年に十数年振りに、小中学校時代を過ごしたスイスはチューリッヒを訪ねた時は、かつての記憶だけで街を歩くことができましたが、今回のオーストラリア旅行では私の記憶に頼ることはできず、地図や道行く人のお世話になる必要がありました。長い歴史を持つヨーロッパの街に比べると、1700年代にイギリスの植民地化によって開拓が進み、1900年代に独自の憲法を持つ国家として誕生したオーストラリアでは、今もなお街は若く、そして成長しているのだと実感しました。
無事にBrisbane Cityでの”shopping therapy”を終えた私達、F-Mumにお花を買って帰宅しました。とっても喜んでくれました。
2 件のコメント:
バス専用道路なんてあるんですね!
私は車の免許をとってから、バスに乗る機会がぐっと減りました。
けど、バス専用道路やもう少しバス運行時間が充実してくれるなら、通勤くらいはバスで通いたいなぁ。
環境に優しい人になりたいです♪
>miiさん
バス専用道路、かなり快適でしたよ。信号は殆どないし、バス停以外では停まらないので、車酔いも無縁な印象でした。
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